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Snowflake Intelligence導入で 分かった活用のコツ

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April 16, 2026

Snowflake Intelligence導入で 分かった活用のコツ

2026年4月16日に開催された「Snowflake九州ユーザー会 #5」での登壇資料です📍(@株式会社Fusic オープンオフィス)

イベント:【Snowflake九州ユーザー会#5】Snowflake新規導入企業による事例紹介+やっていき宣言! の会 〜Snowflake Data Superhero 2026やっていき宣言!も添えて〜

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April 16, 2026

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Transcript

  1. 導⼊前のデータ分析の課題 ❌ Before:従来の課題 • 現場の⼈が⾃分で分析できない ◦ スキル⾯でデータ基盤のデータを使うのが難しい ◦ メタデータの不⾜ •

    データチームに分析依頼 → リソース圧迫 • 分析速度が遅い → 意思決定が遅れる ✅ After:理想の姿 • ⾃然⾔語で誰でも分析可能 • 現場主導のセルフ分析 • データチームは⾼度な分析に集中
  2. 作成したSnowflake Intelligence エージェント • 売上‧契約数‧ユーザー数を扱うエージェント ◦ ⽬的:主要KPIを分析するため ◦ Cortex Analyst:売上、契約数、契約イベント、ユーザー数

    • 問い合わせデータを扱うエージェント ◦ ⽬的:問い合わせデータを分析するため ◦ Cortex Analyst:チケット情報 • Backlog AIアシスタントの利⽤状況データ扱うエージェント ◦ ⽬的:Backlog AIアシスタントの利⽤状況分析 ◦ Cortex Analyst:機能利⽤状況
  3. 作成したSnowflake Intelligence エージェント • 売上‧契約数‧ユーザー数を扱うエージェント ◦ ⽬的:主要KPIを分析するため ◦ Cortex Analyt:売上、契約数、契約イベント、ユーザー数

    • 問い合わせデータを扱うエージェント ◦ ⽬的:問い合わせデータを分析するため ◦ Cortex Analyt:チケット情報 • Backlog AIアシスタントの利⽤状況データ扱うエージェント ◦ ⽬的:Backlog AIアシスタントの利⽤状況分析 ◦ Cortex Analyt:機能利⽤状況
  4. Semantic Viewの作成 🛠 Semantic Viewの作成⾃体はそこまで難しくはない • メタデータやリレーションをしっかりと書いていく • 問題:どのように回答の品質を担保するか? 💡

    解決策を考えた • 「LLMにテスト質問を作らせて検証しよう!」 ◦ 実際のプロンプト • 多様なパターンをカバーできるはず • これが間違いの始まり…
  5. 100件テストの地獄体験 🔄 延々と続いた作業サイクル 1. LLMで質問を⾃動⽣成 → 「売上を教えて」「先⽉の売上は?」など 2. ⼿作業で1件ずつテスト →

    結果とSQLを⽬視確認 3. 問題があったらプロンプトチューニング → またテスト実⾏ 4. 再テスト → 別の問題が発覚 → 無限ループ 😵 結果 • プロンプトのチューニングは⼿探り • チューニングによってデグレもおきる • テストに時間がかかり、リリースが遅れてしまう
  6. エージェント設計のミス ❌ 売上エージェント(失敗) • Semantic Viewは指標単位で分かれている ◦ 売上‧契約数‧契約イベント‧ユーザー数 → エージェントが経営層向けなのか現場オペレーション向けなのかあいまい

    ✅ お問い合わせエージェント(成功) • Semantic Viewは「お問い合わせデータ分析」のユースケースで作成 →「カスタマサポートの現場オペレーション向け」で明確
  7. セマンティックビュー作成の実践的コツ 🚫 よくある間違い • 同義語の設定しすぎ → 全項⽬に設定すると精度が落ちる • 警告の放置 →

    警告が残っていると設定内容を参照しない場合がある ✅ 正しいアプローチ 1. 最⼩限の設定でSemantic Viewを作成 2. 警告は必ず全て解消しておく 3. ユーザーテストで問題が出た項⽬のみ同義語追加 4. Verified Queryはかなり効くので、副作⽤に注意しながら使う
  8. ⼝コミ展開の威⼒ 📈 ロイヤルユーザーの威⼒はすごい • 1⼈のロイヤルユーザー → 部署内に利⽤が拡⼤ • ⼝コミ効果 →

    マニュアルより信頼度が⾼く、社内の評判も⾼まる • ⾃然な浸透 → 開発側が導⼊推進するより効果的 🎯 ロイヤルユーザーの特徴 1. 価値を理解してくれる⼈ 2. 周りに影響⼒がある⼈ 3. 前向きに試す⼈ → フィードバックをたくさんくれる
  9. 📝 まとめ 1⃣ 完璧主義は失敗の元 80%の完成度で早期リリース → ユーザーフィードバックで改善 2⃣ データ構造がすべて Semantic

    Viewとエージェント → ユースケースなど考えて分割する 3⃣ ロイヤルユーザーが鍵 ⼈間関係を⼤切に → ⼝コミ展開で⾃然な浸透
  10. あなたはSaaSを提供している企業の、マーケティング部⾨の意思決定者です。 データ分析部⾨に、契約状況の推移を質問したいと考えています。 ⼀般的に考えられる質問を100問考えてください。 考慮すべき属性は以下の通りです 1. プロダクトは4種類ありますが、ユーザー数を集計しているプロダクトは3種です 2. 各プロダクトに複数のプランがあります 3. 契約はスペースという単位で管理されます

    4. 1スペースで複数のプロダクトを契約できますが、プランは各1種類だけです 5. 最新の単⽉の情報だけでなく、昨対(YoY、MoMなど)も知りたいです 6. 時系列で考慮するのは、年、年度、⽉、四半期です 7. 年度の開始は4⽉です 8. トライアル開始、終了、新規契約、解約、アップグレード、ダウングレードは契約イベントとして登録されます 9. 契約は有料契約と無料契約(フリープラン、トライアル)を分けて扱ってください 10. 所有しているデータの都合上、アクティブなスペースの数やユーザー数は分析対象から外してください 実際に使った質問