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地方自治体DXにおける領域整理

 地方自治体DXにおける領域整理

注意:共通領域と協調領域になんのタスクを入れるかは意見が分かれるところだと思いますが、2021年5月現在ではこの辺が妥当ではないかということで整理しています。

Sayaka Ishizuka

May 12, 2021
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Transcript

  1. 競争・協調・共通領域
    引っ越しワンストップにおける「3つの領域」を参考にする。

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  2. 地方自治体デジタルガバメント推進における3領域
    共創領域
    民間企業による行政サービス参入(Govtech)
    の推進や官民連携などにより地方自治体の行政
    サービスの差別化を図る領域
    ✓ Govtechの積極的導入
    ✓ シビックテックとの連携
    ✓ 実証実験プラットフォーム整備
    ✓ スタートアップ推進
    ✓ 自治体アプリマーケット
    協調領域 地方自治体が協力して価値向上を図る領域
    ✓ 手続き標準化
    ✓ マイナポータル連携
    ✓ ベースレジストリ整備
    ✓ オープンデータ整備
    ✓ 推進体制整備や事例共有
    共通領域 地方自治体が共通で守るべき領域
    ✓ 各種基盤対応(文字情報基盤ほか)
    ✓ コード整備
    ✓ 公的個人認証(電子署名)普及
    ✓ クラウド活用など基本アーキテクチャ
    ✓ 連携データ、API仕様標準
    ✓ 個人情報保護・セキュリティルール
    当初は共通領域を最優先として行い、その後協調領域へと進むことが望ましいが、手続き標準化の
    スケジュール(令和4年度末完了)が先に示されたことで、それが各自治体のシステム部署における
    トップイシューとなってしまったのが現状。







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