【ARI】品質よもやま話_#14（勇気を出して越境しよう）

ARアドバンストテクノロジ株式会社（ARI）で毎月行っている全社朝会（通称”LOVE会”）での、全社員に向けたスピーチ資料です（社内向けスライドは割愛しています）

第14回目は、新しい出会いや発見を見つけることの大切さについてお話しました。

ARアドバンストテクノロジ株式会社（ARI）
https://ari-jp.com/

Transcript

1. 品質よもやま話 #14：勇気を出して越境しよう LOVE会スピーチ 2020年6月18日 中野康雄
2. 何を隠そう私は
3. 美味しいものが大好き
4. そんな私の癒やしの一つが
5. 料理系YouTube鑑賞
6. 好きなチャンネルが
7. 長野県のレストラン 「リストランテ フローラ」シェフ
8. 動画の企画 画質と音質の良さ 丁寧な編集 シェフやスタッフの人柄・雰囲気 すべてが良い感じ
9. 先日たまたま見ていた回で 非常に印象的なシーンがあった
11. 皆さんご存知 イタリアンの巨匠 あの日髙シェフを ゲストに招き レシピを教わる という企画回
12. 動画中、巨匠自らが 玉ねぎのみじん切りをやる場面
13. 巨匠はお店の若手を呼び寄せ 「一緒に手伝ってくれる？」
14. 小林シェフ（Youtuber）は 仕込み動画をUpしているのだが それを事前に見ていた巨匠は
16. 結果、この若手は 巨匠の熟練の技を 真横で体感するという 貴重な経験を得る 当然だが、普段巨匠は 玉ねぎのみじん切りなどやらない
17. 刮目すべきは 「教えてあげよう」ではなく 「教えてくれる？一緒にやってみよう」 から入るところ
18. 決して上からではなく 実際に自分でやってみせて 直接作業を見てあげる
19. 一流中の一流のシェフが 修行中の若手に対してこの接し方
20. 人材育成のすべてが この3分ほどに詰まっていると感じた
21. この動画は 是非一度ご覧いただきたい https://www.youtube.com/watch?v=_UeUw6i_BD8
22. ところで
23. 一般的なレストランの仕事は キッチン（厨房）とサービス（フロア） とに大別される
24. キッチンに務める料理人は 美味しい料理を作ることが 一番大切な仕事
25. でも、それだけで良いのか？
26. お客様を連れてくるのは サービス担当の仕事なのか？
27. 違うはずだ
28. 顧客をみてどんな料理を創るべきかを サービスは口を出してはいけないのか？
29. 違うはずだ
30. そこには技術も営業も 関係ない
31. ネットやSNSの登場で 情報流通の民主化が起きた
32. 全スタッフが顧客接点を持ちえる今 固定的な役割分担は もはや時代遅れではないか？
33. 料理人は厨房にこもり 美味しい料理をがんばって 作っていれば きっとお客様は来てくれる
34. そんなことは幻想ではないか？
35. 先のChef Ropiaさんの 長野県のお店には 全国から多くの顧客が押し寄せる
36. 東京から片道 4時間かかる 辺境のお店に
37. 料理人自らマーケットと接点を持ち、 顧客やマーケットに求められるものを 敏感に察知し提供していく
38. 価値を自ら作り それを自ら発信し ファンを開拓していく
39. ここから我々は 何が学べるだろうか？
40. 目の前のお客様に それぞれの持場で 最高の仕事をすること それはもはや当たり前
41. 技術は 顧客の興味を惹く素材を用意し 広く情報発進し 自ら潜在顧客と接点を持っていく 必要があるのではないか？
42. 営業は 顧客の声を踏まえ 新しいニーズを技術側に提案していく ネットでは代替できない 強い関係性をもった顧客を １社づつ広げていくことが 求められているのではないか？
43. 「 越境 」しよう！
44. 部門や職種という枠を越えよう 上下関係の遠慮はなくそう 社外の方とも交流を増やそう
45. 顧客の声を聞き 市場の動きや変化に 敏感になろう
46. ほんの少し勇気を出して コミュニケーションを起こしてみよう
47. あなたの勇気ある越境が ARIのブレークスルーを 生むと信じている
48. 早く行きたいなら、一人で行け 遠くまでいきたいなら、みんなで行け by アフリカのことわざ
49. 品質よもやま話 #14：勇気を出して越境しよう LOVE会スピーチ 2020年6月18日 中野康雄 今日の感想など 遠慮なく気軽に ChatWorkもらえたら うれしいです 明日6/19（金） 新卒研修成果発表会 行ける方は是非！