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Opsしかやってこなかった私が DevOpsが根付いたチームにJoinした話

Opsしかやってこなかった私が DevOpsが根付いたチームにJoinした話

yhamano

June 21, 2022
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  1. プラクティス/ツール
 プラクティス
 ツール
 継続的インテグレーション/デリバリー (CI/CD)
 CodePipeline, CodeBuild, CodeDeploy
 マイクロサービス
 ECS,

    EKS, Lambda
 Infrastructure as Code
 CloudFormation, CDK
 モニタリングとロギング(Observability)
 CloudWatch, X-Ray
 コミュニケーションと共同作業
 チャットアプリケーション, 課題管理, wiki 

  2. Four Keys
 • DevOpsの成果と成熟度を測る4つの指標
 ◦ デプロイの頻度
 ▪ 組織による正常な本番環境へのリリースの頻度
 ◦ 変更のリードタイム


    ▪ commit から本番環境稼働までの所要時間
 ◦ 変更障害率
 ▪ デプロイが原因で本番環境で障害が発生する割合
 ◦ サービス復元時間
 ▪ 組織が本番環境での障害から回復するのにかかる時間
 https://cloud.google.com/blog/ja/products/gcp/using-the-four-keys-to-measure-your-devops-performance

  3. まずはやれる所からやっていく
 • 辛うじて事前知識があるOps周りのタスクからやっていった
 ◦ インフラのプロビジョニング
 ◦ Toil削減
 ▪ ex)CI/CD環境のTerraform versionを最新に保つと幸せになれる


    ◦ コスト最適化
 ▪ ex)開発環境へのスポットインスタンス導入
 ◦ セキュリティ
 ▪ ex)kubernetesのDockershim非推奨によるcontainerdへの移行

  4. 実施した対策
 • アプリケーション機能開発タスクもやっていく
 ◦ コードを読み書きする機会が圧倒的に増える
 ◦ 他メンバが実装したコードもレビュできるようになり
 各種機能の仕様理解が進む
 • 負荷試験を担当する


    ◦ テストシナリオの作成/パフォーマンスチューニングを通して各種 機能の仕様理解が進む
 ◦ パフォーマンスチューニングに関するノウハウの学習はISUCON 本をおすすめしたい

  5. バリューを出すために意識したこと
 • 守備範囲を広げて顧客への安定かつ迅速な価値提供に貢献す る
 ◦ 自分の強みを持ちつつも他の領域も見れるようにすることで
 DevとOps両面から俯瞰してシステムを見ることが可能
 ◦ 強みの深堀も重要
 ◦

    認知負荷が上がるためバランスは大事
 
 チーム/プロダクトの状況や規模によって
 バリューの出し方は変わってくる 
 チームとしてDevOpsを
 加速させるためにはどうすれば良いか?