Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
What Was UX Design All About?
Search
Kazuki YAMASHITA
May 28, 2024
Design
3
720
What Was UX Design All About?
UXデザイン ~デジタルプロダクトデザインの今と未来〜 by CrossRel
2024/5/28
Kazuki YAMASHITA
May 28, 2024
Tweet
Share
More Decks by Kazuki YAMASHITA
See All by Kazuki YAMASHITA
Core skills of the Design for Front-end
ykazu
17
50k
Primer of Information Architecture 2018
ykazu
5
510
Think of the User Experience not UX
ykazu
6
1.2k
Sustinable Frontend Design
ykazu
8
1.6k
Primer of Information Architecture 2016
ykazu
5
1.9k
Think Design for Future.
ykazu
5
1.2k
Other Decks in Design
See All in Design
UXデザイナーが肩書きの私がいまUXデザインにそんなに興味がない理由 #uxd2024(字幕入り配布版)
versionfive
7
2.2k
私たちが取り組んできたアクセシビリティと これから取り組んでいくアクセシビリティについて
securecat
1
340
Du Bois Challenge 2024 Recap
ajstarks
1
150
Night Shift concept 9/15/2024
cpineda57
0
730
SaaSのマーケティングを進めるサービスサイトを育てる取り組み / Designship 2024 Main Stage
sms_tech
0
500
アフォーダンスとシグニファイア
ryokanakai
0
280
エムスリー株式会社 デザイングループ紹介資料 / m3design-team-profile
m3designer
0
3.1k
開発チームの中心で心理的安全性をつくる、UXデザイナーの問いかけ方
takuto_yonemichi
0
160
みんなでブラッシュアップするDesign Sprint_BASE BANKチームの場合
base
PRO
3
580
SpectrumTokyoMeetup12_自動貯金アプリ『finbee』での取り組みについて
shihorishimazu
2
370
Yahoo Newsletter Clicker Template
xuechunwu
0
280
Speed Design
sergeychernyshev
22
490
Featured
See All Featured
BBQ
matthewcrist
85
9.2k
KATA
mclloyd
27
13k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
504
140k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
275
23k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
10
1.5k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
7
580
Creatively Recalculating Your Daily Design Routine
revolveconf
217
12k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
3
230
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
31
2.6k
A better future with KSS
kneath
237
17k
Transcript
࠶೩ とは だったのか? 2024/5/28
山下 一樹 エンジニア 事業企画 プロダクトデザイン インフォメーションアーキテクト デザイナー コーチ 2002 2013
電機メーカー גࣜձࣾΠϯύε6*σβΠϯͱϑϩϯτΤϯυ։ൃʹಛԽͨ͠αʔϏεઃܭɺΞϓϦ։ൃΛࣄۀͱ͍ͯ͠·͢ɻΫϥΠΞϯτϓϩδΣΫτ͕த৺Ͱ͢ɻ
UXD 最盛期を振り返る デザインの の 2023
コミュニティ のメディア、 が える デザインの の デザインイベント への スマフォ・アプリ 2013
2015 2017 2019 2023 ͜ͷɺελʔτΞοϓ͚ͩͰͳ͘େखاۀʹ69σβΠϯ͕ਁಁ͖ͯͨ͜͠ͱΛৼΓฦΔͱɺͻͱͭͷσβΠϯϓϩηεͷμΠφϛζϜ͕͋ͬͨ͜ͱ͔֬Ͱ͢ɻ ࠷ۙʹͳͬͯʮ69σβΠϯऴᖼ͔ʁʯͱ͍ΘΕ͍ͯΔ͜ͱɺͦͷΓ্͕ΓͷλʔχϯάϙΠϯτʹͳ͍ͬͯ·͢ɻ
UXD は終わったのですか?
なぜ UXD が注目されたのですか? 69σβΠϯͷࠓޙΛ༕͏ΑΓɺ·ͣ69σβΠϯ͕͞Εͨཧ༝Λߟ͑Δ͜ͱେͰ͢ɻ
200x年 とある会議
ϥ Π ό ϧ ձ ࣾ ỏ ɹ ɹ
Ͱ ੈ ք ࠷ ബ ͱ ͷ ͜ ͱ ŋŋ ᶱ Before UX ν ɹ ɹ ͩ Ố ੈ ք ࠷ ബ Λ อ ͭ Μ ͩ Ố ό ỽ ς Ϧ ồ ٘ ਜ਼ ʹ ͳ Δ ͕ ʜ ᶱ ۀ͕த৺ͷຊʹ͓͍ͯɺϞϊͷ࣌ͰϞϊ͕ചΕΔ݅ʹεϖοΫಛɺڝ߹ͱͷݟ͑ํ͕ॏࢹ͞Ε·ͨ͠ɻ
ϥ Π ό ϧ ձ ࣾ ỏ ɹ ɹ
Ͱ ੈ ք ࠷ ബ ͱ ͷ ͜ ͱ ŋŋ ᶱ ν ɹ ɹ ͩ Ố ੈ ք ࠷ ബ Λ อ ͭ Μ ͩ Ố ό ỽ ς Ϧ ồ ٘ ਜ਼ ʹ ͳ Δ ͕ ʜ ᶱ いつも会議にユーザーはいない Before UX ސ٬ηάϝϯτ͋ͬͨͷͷʮϞϊʯΛചΔͨΊʹɺ·ͨ࡞ΔͨΊʹϢʔβʔͱ͍͏֓೦͕ͳ͔ͬͨ࣌Ͱ͢ɻ
ϥ Π ό ϧ ձ ࣾ ỏ ɹ ɹ
Ͱ ੈ ք ࠷ ബ ͱ ͷ ͜ ͱ ŋŋ ᶱ ν ɹ ɹ ͩ Ố ੈ ք ࠷ ബ Λ อ ͭ Μ ͩ Ố ό ỽ ς Ϧ ồ ٘ ਜ਼ ʹ ͳ Δ ͕ ʜ ᶱ デザイナーが中心となりユーザーを考えるように After UX 69σβΠϯ͕ͨΒͨ͜͠ͱɺϢʔβʔͷଘࡏΛ໌Β͔ʹ͢Δ͜ͱɺϢʔβʔΛཧղ͢Δ͜ͱɺσβΠφʔ͕ʮϢʔβʔͷหऀʯͱͳΓɺ ϞϊαʔϏεىͰߟ͑ΔͷͰͳ͘ɺϢʔβʔ͕ྑ͍ͱ͢ΔମݧʹԊͬͯϞϊαʔϏε։ൃʹ͔ͬͨ͜ͱͰ͠ΐ͏ɻ
UXD は終わったのですか? UX はデザインプロセスのひとつに融け、 ユーザーのことを考えるのが当たり前になった。
やシナリオを き、 や を つける アプリ?プロダクト? ユーザーを し、 දతͳ69σβΠϯͷϞσϦϯάɻϢʔβʔͷՁ͕୳ࡧͰ͖ͨઌʹɺΞϓϦϓϩμΫτ͕લఏͱͯ͋͠ΔͷͰ͋Εɺ ͦΕগ͠ඈ༂ͨ͠ઃܭʹͳΔ͔Ε·ͤΜɻ69σβΠϯ͔Βಋ͖ग़͞ΕͨϢʔβʔͷՁ͔ΒཁٻఆٛΛ͢Δʹେ͖ͳִͨΓ͕͋Γ·͢ɻ
やシナリオを き、 や を つける ユーザーを し、 ຊདྷϢʔβʔͷՁΛݟ͍ग़ͨ͠ޙɺࣗࣾͷϛογϣϯ͕ࣗͨͪԿΛఏڙͰ͖Δ͔ɺͱ͍͏ͱ͜ΖΛֻ͚߹ΘͤɺΞΠσΟΤʔγϣϯΛଓ͚·͢ɻ ΞϓϦΛ։ൃ͠·͠ΐ͏ɺͱ͍͏ͷͦΕΒͷखஈͷͻͱͭʹ͔͠ա͗·ͤΜɻ ミッションをもって何ができるか深掘りする
Google Maps 2017 (PPHMF.BQTͷ6*ͷมભΛݟΕɺϢʔβʔͷδϟʔχʔ͕͍͔ʹଟ༷Խ͠ෳࡶʹͳ͍ͬͯΔ͔͕͏͔͕͑·͢ɻ ҰઢͰϢʔβʔͷδϟʔχʔΛඳ͘͜ͱ͢Ͱʹࠔʹͳ͍ͬͯ·͢ɻ
ローンチまで に が かっていた ͦͦ։ൃ͔ΒϦϦʔε·ͰͷϦʔυλΠϜ͕͔ͬͨ࣌ͷ͜ͱɻࠓͰϓϩτλΠϐϯάϢʔβʔςετਝʹͰ͖ΔΑ͏ʹͳ͖ͬͯ·ͨ͠ɻ
UXD は終わったのですか? 手法やフレームワークだけでは、 進化し続け長期化するジャーニーには限界も。
UXD のそもそもの誤解 ユーザー体験をデザインするのではなく、 文脈に合った良い体験のためにどうするか。 コンテキスト
繰り返される 手法やプロセスの ムーブメント 手法やプロセスは過去、何度も議論されている ຽܳӡಈΛ͡ΊɺҰఆͷظؒͰʮϞϊͮ͘ΓʢαʔϏεઃܭؚΉʣʯʹख๏ϓϩηεʹ͍ͭͯͷϜʔϒϝϯτ͕աڈʹى͖͍ͯ·͢ɻ 69σβΠϯɺσβΠϯࢥߟΛ͡Ίɺ͕ٞ׆ൃʹͳΔͷϜʔϒϝϯτͷͰ͢ɻͦͯ͠Ϝʔϒϝϯτ·ͨى͖·͢ɻ
次のダイナミズム ダイナミズムの変化をいかに解釈できるか ϜʔϒϝϯτΛ୯ͳΔྲྀߦΓͰऴΘΒͤͳ͍ͨΊʹɺࢲͨͪ͜Ε·ͰͷٞΛਖ਼͘͠ղऍ͠ɺ࣍ͷμΠφϛζϜΛ༧ଌ͠ͳ͕Βલਐ͢Δඞཁ͕͋Γ·͢ɻ ࢲͨͪৗʹେ͖ͳ͏ͶΓͷதʹ͍Δ͜ͱΛΕ͍͚ͯ·ͤΜɻ
私が大切にしていること
いしないリサーチ ファクト ファクト です 69Ϧαʔν૿͍͑ͯ·͢ɻͦͷׂ༰৫ʹΑ༷ͬͯʑͰ͕͢ɺఆྔௐࠪ ఆੑௐࠪΛ৫Γަͥͳ͕ΒϢʔβʔͷ༷ࢠΛϦαʔν͍ͯ͠Δ͜ͱͱࢥ͍·͢ɻ ͨͩ͠ʮࣈʯʹͳͬͨॠؒɺΓେ͖ͳࣈ͕ҙࢥܾఆʹͭͳ͕Δ͜ͱ͕͋Γ ·͕͢ɺࢲࣈͷେখʹؔΘΒͣɺϑΝΫτ͕ԿͰ͔͋ͬͨΛ໌Β͔ʹ͠ੳ͢Δ ͜ͱΛॏࢹ͍ͯ͠·͢ɻ ԾʹׂͷϢʔβʔ͕ظૢ࡞ʹޭ͍ͯͯ͠ɺׂͷϢʔβʔ͕ͭ·͍ͮͨͱ͍
͏͜ͱ͕ϑΝΫτͰ͢ɻͦͷׂͷڀ໌͕ϦαʔνͰ͢ɻ69ϦαʔνϓϩμΫτ αʔϏεͷΠλΠͱ͜ΖΛ͍͔ʹදग़ͤ͞Δ͔ʹ͋Γ·͢ɻ
ユーザーに、だけじゃない どっちやねん ビジネスオーナーにも ʮڞײ͔Β͡Ί·͠ΐ͏ʯͱ͍͏Ϣʔβʔͷڞײ࣌ʹσβΠφʔͷߟ͑ํΛڱ ͍ͯ͘͠Δ͔͠Ε·ͤΜɻʮϢʔβʔͷหऀʯ͚ͩʹཹ·͍͚ͬͯͳ͍ͱࢥͬ ͍ͯ·͢ɻ σβΠφʔϢʔβʔΛͯ͢ཧղ͍ͯ͠ΔΘ͚Ͱ͋Γ·ͤΜɻϢʔβʔΛͬͱ ཧղ͍ͯ͠Δ͖ͳͷϏδωεΦʔφʔͰ͢ɻ Φʔφʔͷߟ͑ʹཧղΛ͠ɺϢʔβʔΛҰॹʹݟͳ͕ΒσβΠϯ͍ͯ͘͜͠ͱ͕ڞ ײ͕࣋ͭຊͷҙຯͰͳ͍͔ͱࢥ͍·͢ɻ
これからますます そうなってほしい い たのんますわ Ұ࣌ظɺΤγΧϧσβΠϯͱ͍͏ݴ༿͕ݱΕ·ͨ͠ɻརݾతʹͳΒͣɺਓʹدΓఴͬ ͯσβΠϯ͢Δɺͱ͍͏͜ͱͰ͕͢ɺ͜͏ͨͨ͠ΓલͷΑ͏ͳ͜ͱ͕͋͑ͯݴޠԽ ͞ΕΔͷɺԿΒ͔ͷةዧͦ͏͍͏͜ͱ͕ٻΊΒΕΔͱ͍͏͜ͱͰ͠ΐ͏ɻ ͜Ε͔Β"*ʹΑͬͯʮσβΠφʔͰແ͍ਓʯ͕৭ʑͱΓ·͢ɻͦ͏ͨ͠ͱ͖ʹ σβΠφʔྙཧ؍Λͬͯରቂ͠ͳ͚ΕͳΓ·ͤΜɻ 6*σβΠϯͰɺϢʔβʔΛ͜͏༠ಋ͠Α͏Έ͍ͨͳײ֮ʹͳΓ͕ͪͰ͕͢ɺ͜͏
ͳͬͯ͘ΕͨΒ͍͍ͳɺͱ͍͏ʮئ͏ʯؾ࣋ͪΛࢲେࣄʹ͍ͯ͠·͢ɻΑΓ݈߁ʹ ͳͬͯ΄͍͠ͱ͔ɺΑΓศརͩͳͱࢥͬͯ΄͍͠ͱ͔ɻئ͍Λத৺ʹ͖͢Ͱ͢ɻ
ユーザーにどうなってほしいか そうなってほしい い 自分たちだけの領域に閉じてないか 社会がどうなってほしいか 利己的から利他的 ࡞Γखͷئ͍ԿͰ͠ΐ͏͔ɻϢʔβʔʹཧͷମݧ͕͙͜ͱ͕Ͱ͖ͨઌɺͦͷϢʔβʔʹͲ͏ͳͬͯ΄͍͠ͷ͔Λߟ͍͑ͨͰ͢ɻ ࣈ͚ͩΛ͍ٻΊΔͷ͕ϏδωεΠϯύΫτͰ͋ΔͳΒɺͦΕ#FGPSF69ͷ࣌ʹͬͯ͠·͍·͢ɻརଞΛҙࣝ͢Δ࣌ʹདྷ͍ͯ·͢ɻ
ともに生きる デザイン for AI
デザイン for AI ともに生きる プロセスには AI、デザイナーはいかに紡ぐか ユーザー主導ではなくプロアクティブ型 ϢʔβʔىͰߟ͑Δͷ"*ҎલͰ͠ΐ͏ɻԿ͔͕"*ʹஔ͖ΘΔͷͰͳ͘ɺ"*͕ىͱͳͬͨͱ͖ͷਓؒͷମݧΛߟ͍͑ͯ͘ඞཁ͕͋Γ·͢ɻ
とは ですか? あなたにとって 「定義よりも解釈」 ʮఆٛʯͪΖΜେࣄͰ͕͢ɺఆٛͷ୳ࡧΑΓਓͱձΛ͠ɺͦΕͧΕʹ͍ͭͯʮղऍʯΛਂΊΔ͜ͱ͕ਅཧʹۙͮ͘ͷͰͳ͍͔ͱࢥ͍·͢ɻ
One more thing
エクスペリエンスを向上させる唯一の手段 ユーザーの目的を ? 達成させること
エクスペリエンスを向上させる唯一の手段 ユーザーの目的を 最速で 達成させること ͋ͳͨͷख͕͚ΔαʔϏεʹ͜Ε͋Γ·͔͢ʁࠓ͙֬͢ೝ͠·͠ΐ͏ɻ
Thank you! @yamashitakazuki