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Google Cloudで始めるプラットフォームエンジニアリング

Google Cloudで始めるプラットフォームエンジニアリング

Platform Engineering Meetup Online #2 の登壇資料です。

イベント概要
https://platformengineering.connpass.com/event/320559/

概要
プラットフォームエンジニアリングについて説明しつつ、Google Cloudでプラットフォームエンジニアリングをやってみました。

スライド内のリンク一覧

PagerDuty FANBOOK Vol.1
https://techbookfest.org/product/fdr8Dy1kLRUbaBRgeqK0wF?productVariantID=viHF6KDk2ZVHWVJmtZcfzN

AWS認定 高度なネットワーキングー専門知識(ANS-C01) 完全対応テキスト
https://www.ric.co.jp/book/e-books/detail/2688

Platform Engineering Kaigi 2024で公開予定のイベント
Platform Engineering × Google Cloud
https://www.cnia.io/pek2024/sessions/eedb9b5a-ef54-4fee-bea9-eeed6e98160d/

道を照らす: プラットフォーム エンジニアリング、ゴールデンパス、セルフサービスのパワー
https://cloud.google.com/blog/ja/products/application-development/golden-paths-for-engineering-execution-consistency

コンテナの実際の使用に関する 10 のインサイト
https://www.datadoghq.com/ja/container-report/

Kento.Yamada

June 12, 2024
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Transcript

  1. • 自己紹介 • 宣伝 • プラットフォームエンジニアリングとは ◦ 背景 ◦ (要約)プラットフォームエンジニアリング

    ◦ 補足:プラットフォームエンジニアリングの誤解 • プラットフォーム エンジニアリングの取り組み ◦ やること ◦ ユーザーにヒアリングして問題を見つける ◦ プラットフォームを製品として扱う ◦ プラットフォームチームを作る 話すこと 2 • Google Cloudでプラットフォームエンジニアリング ◦ 公式ブログによると ◦ つまりどういうこと ◦ 補足:認知負荷(Cognitive load)とは ◦ Modern App Summitによると • どのように実装すれば良いのか ◦ ⚪⚪⚪で実装しないといけないのか • おひとり様プラットフォームエンジニアリング ◦ チームを作る前に個人でできることを探る ◦ 実際に困っていたこと ◦ 活用できそうなサービスを模索 ◦ 生成AIを活用することを想定してやってみた ◦ 効果測定 • まとめ
  2. 自己紹介 3 Kento.Yamada • クラウドの運用分析・MSP向けのプラットフォームの開発と提供・新しいサービスの検証 • github@ymd65536 • 受賞歴 ◦

    Microsoft MVP for Developer Technologies(2024年〜) ◦ Google Cloud Partner Tech Blog Challenge 2023 Cloud AI/ML 部門受賞 ◦ LAPRAS OUTPUT AWARD 2024 01
  3. 背景 9 求められている技術スタック・概念が多い。幅広い専門分野における熟練した技術が必要 コンテナ ネットワーク セキュリティ DevOps 仮想化 クラウド CI/CD

    マイクロサービス AI 機械学習 IaC DR対応 データベース データ分析 QA 設計 マネジメント 自動テスト 可用性
  4. 背景 10 技術が増えると生産性が上がるかというと…そうでもない 生産性 要因:学習コストの増加、役割の多様化、コミュニケーションコストの増加 技術 技術 技術 技術 技術

    技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術
  5. 背景 11 技術が増えると生産性が上がるかというと…そうでもない 生産性 つまりは認知負荷が高いので生産性が下がっている! 技術 技術 技術 技術 技術

    技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術 技術
  6. 32 Modern App Summit Tokyo '24 Track2によると • 舗装された道路(ゴールデンパス)を使う(この道を歩めば誰でもできる) •

    プラットフォームを製品として扱う(内部開発者にとってはプロダクト) • ユーザーにヒアリングをして何が必要か調査する(ヒアリングが重要) • ガバナンスとガードレールを敷く(ルールの逸脱を防ぐ) • 各種PaaSを活用する(利用を強制するものではない) 以下をポータルで提供する(セルフサービスUXの提供) • プロビジョニングの自動化 • アプリケーションのテンプレート
  7. 各種PaaSを活用する(利用を強制するものではない) 34 • GAE • CloudRun • Google Kubernetes Engine(GKE)

    👉“PaaSを使いなさい”というプラクティスではない 👉“PaaSを使う”ことは認知を負荷を下げるアプローチの1つ
  8. 活用できそうなサービスを探る 40 プラットフォームエンジニアリングに利用できそうなものを探る(一部) • Apigee • CloudRun • Cloud Functions

    • CloudWorkstations • Vertex AI Workbench マネージドノートブックを使うと幸せになれそう! Google CloudでAIと言ったらVertex AI Workbench
  9. まとめ • プラットフォームエンジニアリングは認知負荷を下げつつ、生産性を上げる活動のこと ◦ 定義はさまざまだが、PaaSを導入することではない • Google Cloudのイベントを含め、資料を見た ◦ プラットフォームエンジニアリングは特定のベンダーに依存しないもの

    • プラットフォームエンジニアリングの取り組み ◦ ユーザーにヒアリングして問題を見つける ◦ プラットフォームを製品として扱う ◦ プラットフォームチームを作る • Google Cloudにはさまざまなサービスがある • GKEで実装することも可能だが、Vertex AI Workbenchでも可能 ◦ 実際にやってみたら、それなりに良い結果が出たのでチームに広めたい(気持ちだけ) 43