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RSA暗号から学ぶ公開鍵暗号の仕組み

 RSA暗号から学ぶ公開鍵暗号の仕組み

Yusuke Inai

May 17, 2021
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  1. 公開鍵暗号の歴史 ①1960年以前 共通鍵暗号が普及する中で「鍵配送問題」が出現 ②1960年代 イギリスの政府通信本部の暗号学者ジェームズ・エリスが鍵配送問 題の解決案を提示。 →公開鍵暗号の元アイデア ③1973年 エリスの後輩コックス、具体的案として「一方向関数の使用」を思い つく

    ④1976年 米国のホイットフィールド・ディフィーとマーティン・ヘルマンが、実用 的な一方向関数を見つけて、公開鍵暗号の具体的な理論を構築。 (=DH法) ⑤1977年 リベスト、シャミア、エーデルマンの3人が、素因数分解の困難性を元 に2種類の機能を実現する公開鍵暗号の方式を発表。 (=RSA暗号)。今でも ( 主に署名の方が ) 広く使われている
  2. p=3、q=2の場合(Xは任意の数をイメージ) 全ての数は0から5に集約 元の値 0 1 2 3 4 5 6で割った時の余り

    6 12 18 … 7 13 19 … 8 14 20 … 9 15 21 … 10 16 22 … 11 17 23 … 元の値を各列の乗数した値を 6で割った余り 1 2 3 4 5 6 7 … 0 0 0 0 0 0 0 … 1 1 1 1 1 1 1 … 2 4 2 4 2 4 2 … 3 3 3 3 3 3 3 … 4 4 4 4 4 4 4 … 5 1 5 1 5 1 5 …