Infra Study Meetup #2 で使用したスライドです。
Kubernetes では通常、Pod が配置される Node は Scheduler によって自動的に選択されるため、ユーザが意識する必要がありません。しかし、ひとつのクラスタに様々な性質を持つ Pod を同時にデプロイすることを考えると、Pod の配置を Node や他の Pod との関連でもっと精密に指定したいユースケースが増えてきます。
このような需要に応えるため、Scheduler には Node を選択するためのアルゴリズムをカスタマイズ可能にする仕組みが備わっています。本スライドで紹介する Scheduling Profile はそれをさらに効果的に運用するための仕組みです。従来はアルゴリズムごとに Scheduler が必要でしたが、現在ではアルゴリズムを Profile としてまとめ、さらにひとつの Scheduler に複数の Profile が指定できるようになっています。
イベント概要:https://forkwell.connpass.com/event/173289/
録画:https://youtu.be/9YpN9-RCwWE?t=4817