OpenShift.Run 2019 で使用したスライドです。
Kubernetes において Deployment の作成から Pod の起動に至る流れは隠蔽されており、通常エンドユーザは Pod がどの Node に配置されるのかを気にする必要はありません。しかし、運用がある程度の規模になると、CPU やメモリなどクラスタが持っているリソースを効果的に使い切り、さらに障害時にサービスが停止しないようにするためには、Pod の配置にまで気を配る必要があります。
Pod をどの Node に配置するかの判断をスケジューリングと呼びます。本講演では Kubernetes のスケジューリングの仕組みと、それを運用する上で現実的に生じる課題、さらにその対策までをまとめて包括的に解説しました。
イベント概要:https://openshift.connpass.com/event/151473/
ブログ記事:https://ccvanishing.hateblo.jp/entry/2019/12/21/212423
なお、本講演のストーリーは CloudNative Days Tokyo 2019 での内容が元になっており、そこに 2019 年 7 月から半年間で実装された新機能などの解説を追加して再構成してあります。
CloudNative Days Tokyo 2019:https://speakerdeck.com/ytaka23/cloudnative-days-tokyo-2019