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Microsoft Azure全冠になってみた ~アレを使い倒した者が試験を制す!?~/Obt...
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Yuji Oshima
December 16, 2024
Technology
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Microsoft Azure全冠になってみた ~アレを使い倒した者が試験を制す!?~/Obtained all Microsoft Azure certifications Those who use "that" to the full will win the exam! ?
社内で開催された「Azure勉強会」で発表した資料
Yuji Oshima
December 16, 2024
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Transcript
Microsoft Azure全冠になってみた ~アレを使い倒した者が試験を制す!?~ 大島 悠司 Azure 勉強会 (2024/12/16)
自己紹介 ◼ 大島 悠司 (Yuji Oshima) • NRI / NRIセキュア
/ ニューリジェンセキュリティ • SREグループマネージャー • AWS Community Builders (Security & Identity) • 2023-2024 Japan AWS Top Engineers (Security) • 2022-2024 Japan AWS All Certifications Engineers • JAWS-UG横浜支部 運営メンバー • 10大脅威選考会 • 情報処理技術者試験委員会・情報処理安全確保支援士試験委員会 ◼ 経歴 • デジタルフォレンジック、マルウェア解析、スレットインテリジェンス • SOC、基盤運用、インシデントレスポンス • サービス開発、基盤構築運用、研究開発 yuj1osm 2
3 Microsoft Azure 資格の全冠を達成しました!
そもそもAzure全冠とは ◼ MicrosoftからAzure全冠の定義は明示されていない 4 [出典] Become Microsoft Certified https://query.prod.cms.rt.microsoft.com/cms/api/am/binary/RE2PjDI 識別子
概要 資格数(試験数) AZ Azure基本 10資格(11試験) AI AI/ML 2資格(2試験) DP データ分析、データベース 6資格(6試験) SC セキュリティ 5資格(5試験) PL Power Platform 6資格(6試験) MS MS365 4資格(4試験) MD Intune 1資格(1試験) MB Dynamics 14資格(14試験) AZ、AI、DPの計18資格がAzureに関わりの深い これらを取得すればAzure全冠と言えるかも
実際に取得した資格 ◼ AZ、AI、DP + SC、PL-300 (Power BI Data Analyst Associate)
の計24資格を取得済 5 [出典] Become Microsoft Certified https://query.prod.cms.rt.microsoft.com/cms/api/am/binary/RE2PjDI 取得日 資格(AZ、AI、DP のみ記載) 2021/11/26 Azure Fundamentals 2021/12/3 Azure Administrator Associate 2021/12/24 Azure Solutions Architect Expert 2022/2/5 Azure Security Engineer Associate 2022/2/11 Azure Developer Associate 2022/2/18 DevOps Engineer Expert 2024/3/28 Azure Network Engineer Associate 2024/5/2 Windows Server Hybrid Administrator Associate 2024/5/17 Azure for SAP Workloads Specialty 2024/5/21 Azure Virtual Desktop Specialty 2024/6/7 Azure AI Fundamentals 2024/6/7 Azure AI Engineer Associate 2024/10/28 Azure Data Fundamentals 2024/10/28 Azure Data Scientist Associate 2024/10/30 Azure Data Engineer Associate 2024/11/5 Azure Database Administrator Associate 2024/11/6 Fabric Analytics Engineer Associate 2024/11/6 Azure Cosmos DB Developer Specialty
Azure全冠のモチベーション ◼ スキルの向上 • 社外向けには AWS を活用したサービスのアーキテクトとして業務に携わっている • 一方で、社内向けに Azure
と Microsoft 365 を活用したコーポレート環境の運用にも携わっている • 普段から Azure や Microsoft 365 を利用している中で、もっとサービス理解を深めたいと思った 6 ◼ AWS と Google Cloud の全冠が後押し • 既に、 AWS と Google Cloud の全冠を達成しており、必然的に Azure 全冠に興味を持った • マルチクラウド人材の武器としてAzure 全冠を目指す
7 Microsoft Azure資格の勉強方法
Microsoft Learnを活用 ◼ Microsoftが提供しているオンライン学習プラットフォーム ◼ 複数のモジュールから構成されるラーニングパスで体系的に学ぶことができる 8 [出典] Microsoft Learn:
キャリアの扉を開くスキルを身につける https://learn.microsoft.com/ja-jp/
サービスに触れる ◼ サービスを理解するためには、実際に触れることが一番 ◼ 操作方法を問う問題が多く出題されるため、ボタンの位置や操作手順を確認しておくこと 9 [出典] ホーム - Microsoft
Azure https://portal.azure.com/#home
他のクラウドサービスと比較して理解 ◼ AWSやGoogle Cloudなどの他クラウドサービスと比較することで理解進む ◼ 既存の知識との共通点や差分だけを把握して効率よく学習 10 [出典] AWS サービスや
Azure サービスと Google Cloud を比較する | Documentation https://cloud.google.com/docs/get-started/aws-azure-gcp-service-comparison?hl=ja [出典] Google Cloud と Azure のサービスの比較 - Azure Architecture Center | Microsoft Learn https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/gcp-professional/services
11 各試験の特徴・所感
Fundamentals ◼ Azure Fundamentals (AZ-900) • クラウドの概念や Azure のサービス概要について問われる •
初めてAzure資格に挑戦するならここから • 非エンジニアにもお勧め ◼ Azure AI Fundamentals (AI-900) • 機械学習と AI の概念および関連する Azure のサービス概要ついて問われる • AIエンジニア、データサイエンティスト、非エンジニアにもお勧め ◼ Azure Data Fundamentals (DP-900) • データの概念と関連する Azure のサービス概要ついて問われる • データエンジニア、データベース管理者、非エンジニアにもお勧め 12
Role-based(1/4) ◼ Azure Administrator Associate (AZ-104) • 構築や運用に関して、ポータルやCLI、PowerShellでの操作方法などの理解が必要 • Azureのネットワーク、セキュリティ、データベース、アプリケーション開発、
DevOps ソリューションなど、広く浅く問われる • エンジニアは取得しておきたい資格 ◼ Azure Solutions Architect Expert (AZ-305) • ビジネス要件を Azure Well-Architected フレームワークに従った Azure ソリューション設計に変換する能力が問われる • 認定されるには「Azure Administrator Associate」が必要 ◼ Azure Network Engineer Associate (AZ-700) • Azure ネットワークソリューションの計画、実装、管理に関する専門知識が必要 • アドバタイズやASなど、ネットワーク技術そのものの仕組みもしっかり学習しておく • 個人的難易度は高め 13
Role-based(2/4) ◼ Windows Server Hybrid Administrator Associate (AZ-800, AZ-801) •
オンプレミスとの統合、ハイブリッドクラウドの実装などの知識が問われる • Windows Server ワークロードのデプロイ、セキュリティ保護を抑えておく • 認定されるには2つの試験に合格する必要がある ◼ Azure AI Engineer Associate (AI-102) • Azure AI を活用した AI ソリューションを構築、管理、デプロイする知識が問われる • 画像処理、ビデオ処理、自然言語処理、ナレッジマイニング、 生成 AI ソリューションを Azure 上に構築する方法を抑えておく ◼ Azure Data Scientist Associate (DP-100) • データ サイエンスと機械学習を応用して Azure 上で機械学習ワークロードを 実装して実行するためのの専門知識が問われる 14
Role-based(3/4) ◼ Azure Data Engineer Associate (DP-203) • さまざまな構造化、非構造化、ストリーミングデータを、分析ソリューションの 構築に適したスキーマに統合、変換、一元化するための専門知識が問われる
◼ Azure Database Administrator Associate (DP-300) • SQL Server と Azure SQL から構成されるハイブリッドのデータプラットフォームを 構築運用する専門知識が問われる • データベースを Azure とオンプレミスの間で移すための移行戦略を抑えておく ◼ Fabric Analytics Engineer Associate (DP-600) • セマンティックモデル、データウェアハウス、レイクハウスなどの分析資産の 設計、作成、管理に関する専門知識が問われる 15
Role-based(4/4) ◼ Azure Developer Associate (AZ-204) • 開発者が知っておくべき、要件の収集、設計、開発、デプロイ、セキュリティなど 広範な知識が問われる •
コードに関する問題が出題されるため、特定の言語を学習しておくとよい ◼ DevOps Engineer Expert (AZ-400) • 継続的なセキュリティ、統合、テスト、デプロイ、監視を提供する DevOps ソリューションについて問われる • Azure Pipelines と GitHub Actions を使用した継続的インテグレーションを抑える • 認定されるには「Azure Administrator Associate」もしくは 「Azure Developer Associate」のいずれか1つが必要 ◼ Azure Security Engineer Associate (AZ-500) • セキュリティ態勢、脆弱性、脅威保護などの実装、管理、監視に関する知識を問われる • Azure だけでなく、Entra ID の出題も多い 16
Specialty ◼ Azure for SAP Workloads Specialty (AZ-120) • Azure
で SAP ランドスケープを設計および管理するための知識を問われる • SAP HANA、NetWaver など、SAPの知識が必要 ◼ Azure Virtual Desktop Specialty (AZ-140) • Microsoft Azure Virtual Desktop エクスペリエンスとリモート アプリの設計、 実装、管理、メンテナンスに関する専門知識を問われる ◼ Azure Cosmos DB Developer Specialty (DP-420) • Azure Cosmos DB 設計、統合、最適化などの専門知識を問われる 17
18 試験ではアレを使い倒そう
Microsoft Learnを使い倒す (1/3) 試験中はMicrosoft Learnを閲覧できるため、時間の限り調べ尽くす! ただし、なかなか思った検索結果が出ないことも・・ 19 「ネットワークセキュリティキグループ」を 検索すると全部で23万件ヒットする
Microsoft Learnを使い倒す (2/3) フィルターからコンテンツ領域や製品で対象を絞る 20 「ドキュメント」、「Azure」で絞ると 2.8万件まで減らせる ただし、完全一致ではないので 不要な情報も検索結果に出る
Microsoft Learnを使い倒す (3/3) ダブルクォーテーションで完全一致を検索する ただし、うまくいかない時もあるので鵜呑みにしないこと 21 ダブルクォーテーションで絞ると 1,168件まで減らせる キーワードを英語で検索 してみるのも効果的
ソースコードの穴埋め問題も、 全く同じコードがドキュメントに 掲載されていることもある
22 Microsoft Azure全冠で何か変わったか?
Microsoft Azure全冠になってみて ◼ Azureの様々なサービスを体系的に身に着けることができた 23 ◼ 普段からAzureやMicrosoft 365を運用しており、 新たな気づきや改善点もたくさん見つけることができた ◼
AWSやGoogle Cloudの全冠の記事は見かけるが、 Azure全冠の記事はあまり見かけないため、貴重なノウハウを発信できた
まとめ ◼ 勉強方法 • Microsoft Learnを活用 • サービスに触れる • 他のクラウドサービスと比較して理解
◼ 試験ではMicrosoft Learnを使い倒そう • 操作感や試験範囲のコンテンツがどこにあるのかを事前に把握しておく • フィルターやダブルクォーテーションで検索を絞る • 英語で検索するのも効果的 24