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プロダクト開発におけるバスの乗り方/乗せ方
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Yujiro Ichikawa
October 03, 2020
Programming
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プロダクト開発におけるバスの乗り方/乗せ方
Yujiro Ichikawa
October 03, 2020
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Transcript
バスのいい乗り方 乗せ方 Oct 3, 2020 EC Incubation Development Department (ECID)
C2C Service Development Section Rakuten, Inc. Yujiro Ichikawa
2 ラクマの紹介 楽天のフリマアプリ!累計2,500万DL突破! ※2020年5月時点
3 自己紹介 ラクマで新規事業領域及び、決済・配送領域でのプロダクト マネジメント業務、チームマネジメント業務をしています。 スキル的にテック寄りかマーケ寄りかというと中間、中途半 端ともいえるけど、日々精進中。開発手法に閉じない組織全 体でのアジャイルを推進したい。 広告会社でのデジタル領域コンサルティング業務を経て現 職。 趣味はレモンサワー及び焼き鳥。
一児の父。週末は娘と縄跳びしてます。 PMI認定PMP(Project Management Professional) 楽天ラクマ プロデューサー(PM) 市川雄二朗
4 なかなか開発が終わらない
5 あれ、何のために作ったんだっけ
6 まあ、とはいえ、終わらせよう
7 仕事だし
8 えい!
9 【画像】https://unsplash.com/photos/mHrc8ydLg3c
10 進め方の問題?
11 きちんと進捗を 計測できてなかった?
12 プロジェクトの 最初に問題があるのでは? いろいろあるとは思うのですが・・・
13 バスのいい乗り方 / 乗せ方 今回のテーマ
14 こんな会話がされている旅は きっと楽しいし、うまくいく バスのいい乗り方って? ひゃっほー! あの寺で 何する? あの崖は やばいっしょ でも
楽しみだなあ 私は◦◦が 気になってる 【画像】https://www.irasutoya.com/2016/09/blog-post_206.html
15 プロダクト開発のバスはきっとこんな感じ バスって、喩えは的確? 普通のバス プロダクト開発のバス 運転席の ハンドル
16 1. まずは目的地とコンパス こんなバスにうまく乗るには? 2.みんながみんなと楽しく話すことができる 3.最初(と目的地と最後)が一番盛り上がる
17 1. まずは目的地とコンパス こんなバスにうまく乗るには? 2.みんながみんなと楽しく話すことができる 3.最初(と目的地と最後)が一番盛り上がる ⇒目的をみんなが理解、でなく腹落ちする ⇒コミュニケーションの質の基盤が整っている ⇒コミュニケーション量のリズムに意識を払う
18 Why 1.我われはなぜここにいるのか(Why1) 2.エレベーターピッチを作る(Why2) 3.パッケージデザインを作る(Why3) 4.やらないことリストを作る(Why4) 5.「ご近所さん」を探せ(Why5) HOW 6.解決案を描く(How1) 7.夜も眠れなくなるような問題は何だろう(How2)
8.期間を見極める(How3) 9.何を諦めるのかをはっきりさせる(How4) 10.何がどれだけ必要なのか(How5) 目的をみんなが理解、でなく腹落ちする ジョナサン・ラスムッソン『アジャイルサムライ――達人開発者への道』
19 Why 1.我われはなぜここにいるのか(Why1) 2.エレベーターピッチを作る(Why2) 3.パッケージデザインを作る(Why3) 4.やらないことリストを作る(Why4) 5.「ご近所さん」を探せ(Why5) HOW 6.解決案を描く(How1) 7.夜も眠れなくなるような問題は何だろう(How2)
8.期間を見極める(How3) 9.何を諦めるのかをはっきりさせる(How4) 10.何がどれだけ必要なのか(How5) インセプションデッキで目的をすり合わせる インセプションデッキの 最初の2つ ジョナサン・ラスムッソン『アジャイルサムライ――達人開発者への道』
20 インセプションデッキで目的をすり合わせる 購入者視点 (デザイナ) 出品者視点 (エンジニア) 正確に書きたい (事業企画) 開発だけでない (PM)
◦◦機能のPJ (エンジニア) 言語化することでバラバラな視点が見える
21 ユーザーストーリーマッピングでイメージをすり合わせる ユーザーストーリーマッピング (今はオンラインでmiroやfigma) インセプションデッキ で作ったやつ
22 議論を活性化させる 状況によって、捨てる前提で飛躍 (議論のネタ)
23 コミュニケーションの質の基盤とは? レベルマイナス1 ネガティブな敵対関係、不当な扱い 認め合うこと、礼儀、取引や専門職として の役割に基づく関係 固有の存在として認知する 例)個人的な知り合い、同僚、クライアント、仕事や教育の場を共有したために個人 的に知るようになったが親密というわけでない上司や部下、たまに会う友人 このタイプの関係では、次の三点において、通常より深い信頼や率直さが示される。
(1)交わした約束を互いに守る。 (2)相手を傷つけたり相手が努力を傾けていることをけなしたりしないと合意する。 (3)嘘をついたり仕事に関わる情報を隠したりしないことに合意する。 深い友情、愛情、親密さ レベル1 レベル2 レベル3 エドガー・H・シャイン『謙虚なコンサルティング』英治出版、2017、p69
24 コミュニケーションの質の基盤を整える➀ 非公式の個人的な話を作る場を設ける (今はZOOM) 社食(オフライン) ZOOM(オンライン)
25 コミュニケーションの質の基盤を整える② 朝会で状態を色で話すの楽しい (伝えにくいことを伝えやすくする状態を作っておく) 赤です (助けて) 緑です (絶好調) 黄色です (要注意)
エメラルド グリーン ネイビー サーモン ピンク
26 コミュニケーション量のリズムに意識を払う 最初にコミュニケーション量が 少ないPJは怪しい 開始 完了 開発山場 良さそう 危険?
27 最初が大事! (リモートでも) まとめ
28 ・サーバーサイドエンジニア ・アプリエンジニア ・インフラエンジニア ・デザイナ ・プロデューサー 私たちと一緒にサービスを作る 仲間を募集しています! 最近の注力トピック マイクロサービス化
フロントエンドアーキテクチャ刷新 プロダクト分析強化
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