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日系企業向けの最適なSalesforceのシステム開発手法.pdf

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October 18, 2024

 日系企業向けの最適なSalesforceのシステム開発手法.pdf

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平間 悠太

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  1. アジェンダ 1. 本資料の目的 2. 日本企業を取り巻くDX需要の背景 1. 日本企業を取り巻く環境の変化 2. ウォーターフォール型開発の限界 3.

    日本企業の特性と最適なSalesforceの導入手法 1. アジャイル開発のメリット 2. 日本企業の特性 3. Salesforceの製品特性 4. 日本企業に最適なSalesforceの導入手法
  2. 2. 日本企業を取り巻くDX需要の背景 技術革新の加速 COVID-19や米中の対立等、地政学的リスクの増大 国際情勢の変化 1. 日本企業を取り巻く環境の変化 ChatGPTを初めとする急速な技術革新や、米中の対立をはじめとする国際情勢の変化に伴い、国内の需要と供給が目まぐ るしく変化しています。そのため、デジタル技術を活用して迅速かつ柔軟に変化に適応することが、企業に求められます。 ChatGPTをはじめとする生成AI技術が急速に進化

    潜在的なリスク (雲) 予測しうる課題 (雨) 現時点での打ち手 (傘) サプライチェーンの寸断や、各国の経済政策の不確実 性が高まることで、国際的な取引や企業の成長戦略に 影響を与える可能性があり、社内業務システムの柔軟 性とリスク管理能力が求められると予測 業務の自動化・効率化だけでなく、創造的な業務にお いても人間の役割を変えていく可能性があり、経済や産 業構造の変革が進むと予測 従来のビジネスモデルや業務プロセスを見直し、デジタル技術を活用して迅速かつ柔軟に市場の変化に対応する ※参考資料 ✓ Forbes Japan:「ChatGPT」登場で変わるビジネスと仕事の未来 ✓ 野村総合研究所:生成AIの可能性と課題 ✓ (PwC) (Ministry of Economy, Trade and Industry)。
  3. 2. 日本企業を取り巻くDX需要の背景 2.ウォーターフォール型開発の限界 ビジネス環境の急速な変化に対応するためには、ビジネスモデルも変化する必要がありますが、手段としてのIT/DXは 切っても切り離せない関係です。そのため、継続的に需要に応え続けるシステムの導入が企業に求められてきますが、 現行の開発手法(ウォーターフォール型開発)には以下の課題があります。 ウォーターフォール型開発の課題 ビジネス環境の急速な変化に伴い、 継続的に需要に応え続けるシステムの導入が、 企業に求められています

    ビジネス環境やユーザーニーズが急速に変化する現代では、開発期間 中に要件が陳腐化し、完成したシステムが実際のニーズと合致しない 可能性があります。 ビジネスニーズとの乖離 1 システム要件を早期に固定するため、ビジネス環境の変化にシステムが 追随できず、要件変更に柔軟に対応できません。 変更への対応 2 開発期間中に競合他社が新しいサービスや機能を市場に投入すると、 自社の製品やサービスが後発となり、競争力が低下するリスクがありま す。 競合他社への遅れ 3
  4. 3. 日本企業の特性と最適なSalesforceの導入手法 1. アジャイル開発のメリット アジャイル開発とは、アジリティ(迅速性・早期化)を目的とした開発の考え方で、短い期間で反復的に開発を進めることでビ ジネスサイドの要求に柔軟に答えることが可能となります。 ウォーターフォール型開発の課題 ビジネス環境やユーザーニーズが急速に変化する現代では、開発期間 中に要件が陳腐化し、完成したシステムが実際のニーズと合致しない 可能性があります。

    ビジネスニーズとの乖離 1 システム要件を早期に固定するため、ビジネス環境の変化にシステムが 追随できず、要件変更に柔軟に対応できません。 変更への対応 2 開発期間中に競合他社が新しいサービスや機能を市場に投入すると、 自社の製品やサービスが後発となり、競争力が低下するリスクがありま す。 競合他社への遅れ 3 アジャイル開発のメリット アジャイル開発では、短い期間で反復的に開発を進めるため、ビジネス の要件を継続的・段階的に反映した利用可能なシステムを提供でき、 開発期間中の要件の陳腐化を防ぎます。 継続的なビジネスニーズの反映 1 アジャイル開発では、短い期間で反復的に開発を進めるため、システム 要件を固定することなく、システムは要件の変更に柔軟に対応できます。 なお、ビジネスの要件は段階的にシステムへ反映されるため、開発途中 の要件変更も可能となります。 継続的な変更への対応 2 アジャイル開発では、短い期間で反復的に開発を進めるため、利用可 能なシステム(アウトカム)を即座に提供でき、自社の製品やサービス が後発となるリスクを低減します。 競合他社への優位性の確保 3
  5. 3. 日本企業の特性と最適なSalesforceの導入手法 1. アジャイル開発のメリット アジャイル開発には、スクラム開発、エクストリームプログラミング、リーン開発が存在します。なかでも、スクラム開発は「よりよい システムを構築する」ことを目的としていることから、ビジネス環境の急速な変化に対応できる開発手法です。 リーン開発 スクラム開発 エクストリーム プログラミング(XP)

    目的 無駄を排除する事で、効率を最大化し、 迅速にシステムを提供する 継続的にシステムを改善する事で、 顧客の要望に即したシステムを提供し、 よりよいシステムの構築を行う 顧客の要望に迅速に対応しながら、 継続的にシステムの品質を向上させる 概要 システム開発の無駄を削減し、必要な 機能を迅速に提供する開発手法。 1〜4週間の「スプリント」に分けて開発を 行う、反復的な開発手法。 技術的な開発手法にこだわり、システム の品質を向上させ、短期間でのリリース を推進する開発手法。 特徴 ✓ システム開発の効率化の為に、継 続的に開発プロセスの改善を行う。 ✓ 早期に顧客にシステムを提供するた めに、最小限の機能を持つ製品 (MVP)のリリースが推奨される。 ✓ スプリント単位で開発を進める。 ✓ 開発チーム、プロダクトオーナー、スク ラムマスターという役割分担があり、 頻繁にコミュニケーションを行う。 ✓ テスト駆動開発(TDD)等、技術 的な開発手法を積極的に採用する。 ✓ 顧客のフィードバックを早期に取り入 れるために「計画ゲーム」や「全員参 加のチームアプローチ」を採用する。 例 新しいアプリケーションを迅速に市場に 投入し、顧客フィードバックを元に改善を 繰り返すプロジェクトにおいて最適である。 複雑なシステム開発において、段階的に 必要な機能を開発・リリースしながら、 顧客フィードバックを反映するプロジェク トにおいて最適である。 金融システム開発における、小規模な 開発チームによるバグ修正や新機能の 頻繁なリリースが必要なプロジェクトにお いて最適である。
  6. 3. 日本企業の特性と最適なSalesforceの導入手法 2. Salesforceの製品特性 Salesforceの製品特性として「機能実装の俊敏性」「仕様変更への柔軟性」「変更管理の重要性」があり、スクラム開発と の親和性が高いです。 Salesforceの 製品特性 スクラム開発との 親和性

    機能実装の俊敏性 Salesforceはパッケージソリューションであ るため、機能実装が容易です。そのため、 顧客への要望をヒアリングしながら、そのた め、顧客要望を即時にシステムへ反映す る事も可能です。 スクラム開発は、短いスプリントを繰り返し 行うことで、顧客要望を即時にシステムへ 反映します。 頻繁に構築した機能をリリースするため、 Salesforceの機能実装の容易さと親和 性があります。 仕様変更への柔軟性 Salesforceはプロコードを伴わないカスタ マイズ機能が豊富であるため、システム要 件の変更を柔軟に対応できます。そのため、 プロトタイプを操作した顧客のフィードバック や、クライアントのビジネス環境の変化に柔 軟に対応可能です。 スクラム開発は、短いスプリントを繰り返し 行うことで、顧客要望を段階的にシステム へ反映します。 段階的に機能をリリースするため、スプリン ト途中に変更要望も生じますが、 Salesforceの機能変更の柔軟さと親和 性があります。 変更管理の重要性 Salesforceは迅速かつ柔軟に要件変更 へ対応可能である反面、システムの整合 性を保つため、変更内容を正確に記録す る必要があります。そのため、いつ、どのよう な理由で、どのような変更を加えたのかを、 プロジェクト内で記録・管理する必要があり ます。 スクラム開発は、プロジェクト関係者全員が 変更内容を把握し、進行状況を可視化 します。他方で、スプリントのレビューを通じ てフィードバックを集め、それをもとに次のス プリントの計画を立てるため、変更管理が より効果的に行われ、プロジェクトの目標に 合わせたスケジュール調整が可能です。
  7. 3. 日本企業の特性と最適なSalesforceの導入手法 3. 日本企業の特性 日本企業の特性として「計画性の重視」「組織の均一性と共有価値」「変更への慎重さ」があり、スクラム開発の阻害要因と なる可能性があります。 日本企業の特性 計画性の重視 組織の均一性と 共有価値

    変更への慎重さ 日本企業は、不確実性を避ける傾向が 強いとされており、リスクを最小限に抑え、 予測可能な結果を好む文化的特性があ ります。 1 2 3 日本企業は、価値観の共有および、その 均一性が強いとされており、「阿吽の呼吸」 による無言の理解や共感に基づく行動を する特性があります。 日本企業は、一度決定された計画からの 逸脱を避ける傾向が強いとされており、シス テムの仕様変更には多くの時間を要するな ど、変更には慎重な特性があります。 スクラム開発への影響 スクラム開発の「仕様変更への柔軟性」と「機能実装の俊敏性」について、開発 期間中に要件が陳腐化し、完成したシステムが実際のニーズと合致しない可能 性があります。 スクラム開発の「仕様変更への柔軟性」について、重要なチーム間のコミュニケー ションと協力は、この文化によって支えられる一方、新しいアイデアや異なるアプ ローチに対する柔軟な対応が難しくなることもあります。 スクラム開発の「変更管理の重要性」について、進行中のプロジェクトで生じた変 更に対し、適宜スケジュール調整する必要がありますが、これが受け入れられに くいことがあります。
  8. 4. 日本企業に最適なSalesforceの導入手法 Salesforceの製品特性および、日本企業の特性を踏まえ、既存の開発手法(ウォーターフォール)とスクラム開発を取り入 れた「ハイブリット開発」を推奨します。プロジェクトの初期段階でウォーターフォールに基づく厳格な要件定義と計画を行い、実 装フェーズでスクラム開発の要素を取り入れることで、アジャイル開発のメリットを最大化します。 従来の開発工程(ウォーターフォール) 要件定義 基本設計 詳細設計 実装・単体テスト

    総合テスト システムテスト 結合テスト ハイブリット開発工程 要件定義 基本設計 詳細設計 実装・単体テスト 総合テスト システムテスト 結合テスト 詳細設計 実装・単体テスト 1 2 3 4 5 6 7 1 2 3 4 5 6 7 要件定義〜基本設計まではウォーター フォールを、詳細設計以降はスクラム開発を 行うことで、日本企業の特性に配慮しなが ら、アジャイル開発のメリットである、迅速か つ柔軟な開発を実現します。