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生きやすい環境を作るということ

tokei
February 19, 2020

 生きやすい環境を作るということ

自分主催の研究室内輪LT会最終回で話したこと.

大学生活を通じて人とのコミュニケーションとかマネジメントって結構意識しないといけないなとよく感じることがあって,そういうところの所感まとめです

tokei

February 19, 2020
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Transcript

  1. 就活,なにを考えましたか? - 自分とはなにか - 自分が好きなことってなに? - どんな分野をどこまで触れたいのか - 生きるための条件 -

    どれだけお金が手に入るか - どの程度時間・時間を確保できるのか - 自分が生きやすい環境 - 即戦力ドーンって入れられない環境 - 技術には強いけど粗暴で声がでかい人とかがいないような - “優しく”生きていける環境
  2. 就活,なにを考えましたか? - 自分とはなにか - 自分が好きなことってなに? - どんな分野をどこまで触れたいのか - 生きるための条件 -

    どれだけお金が手に入るか - どの程度時間・時間を確保できるのか - 自分が生きやすい環境 - 即戦力ドーンって入れられない環境 - 技術には強いけど粗暴で声がでかい人とかがいないような - “優しく”生きていける環境
  3. HRTの原則 - 謙虚(Humility) - 自分が全知全能ではなく,絶対的に正しいわけではない - 常に自分を改善しようとする - 尊敬(Respect) -

    相手を一人の人間として扱う - 能力や功績を評価する - 信頼(Trust) - 自分以外の人間は基本的に正しいことをしようとする
  4. なぜこれが難しいのか - 発言は常にこれまでの"その人の"文脈が含まれるから - 狼少年理論と同じ - 普段から発言が暴力的な人間なら圧を与えているように見える - 逆もまたしかり -

    (余談だけど) 「だって俺がこう言うと批判されるじゃないですか」 ってのは普段の自分の文脈作りに失敗していることが大半
  5. うちには近況という便利なアイテムがある - 週報の他に「近況」を報告できる - 近況は自分が好きなことを話せる場 - 好きなことを話せる = 楽しい -

    この図式を作れてしまえば,まず大抵は班ミに来てくれる - 人間は楽しくない場にはわざわざ行きはしないのでな
  6. 最初のうちに失敗を許容することを強調 - 進捗は普通ポンポンでるものではない - むしろ,進捗が出てないときほど来てほしい - 全部が全部上手く行ってなくてもいいんだと思わせる - わからないことがわかったのも進捗だとかね →

    まさに心理的安全性 - 失敗を話せる雰囲気を作ってしまう - その3週間後くらいに自分から「あんまり進捗がなく~」って 言っちゃってもいい - 実際就活でそうなるとは思うけど
  7. 目的意識の共有 - そもそもその子は「どこまで」研究がしたいの? - 卒研レベル? - 学会に出せるレベル? - お互いに目指すレベルを最初に共有して進んでいく -

    もちろん,途中で変わることもある - どこまでスケーリングしていくか - 手に負えなくなったらそのまま先生のところに促す
  8. まとめ - 生きやすい環境を作るためには心理的安全性を確保できるように - 相手に安心してもらうためには - 絵文字などで柔らかい雰囲気を - 先に失敗してもいいときちんと伝える -

    その上で仕事を進めていくには - まずゴールをしっかりと共有する - ときにはゴールの見直しも - お互いの期待値に齟齬があったらちょっとずつ修正する