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読み物からのエンジニア的な学び / Learning from Reading

sou
November 01, 2023

読み物からのエンジニア的な学び / Learning from Reading

■本資料の目的
・読んだ書籍や記事などからの気付きを共有
・純粋な要素技術というよりは、エンジニアマインド的な視点が中心です
・見え方は人それぞれ違うので、違う視点も大いにあると思っています🤗
・「なるほど!確かにそうかも!」とか、「そういう見方もあるのか 」といった気付きを得てもらえると嬉しいです
・もしページ指定の参照があった時のために、新しいものは後ろに追加していきます

※Speaker Deck 上ではリンクが機能しないため、ダウンロードしてくださいませ

sou

November 01, 2023
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Transcript

  1. 4 スキルワーカー と ナレッジワーカー • 「上司の指示」を頼りに仕事を行うのはスキルワーカー • これからの時代に求められるナレッジワーカー 「誰に言われること無く日々知識を蓄え、会社にアサインメントの希望を提示し、与えられた機会とし ての職場で自己研鑽、自己実現を図る」

    • 駆け出しエンジニアとその育成が時々話題になる昨今だが、「誰に言われること無く日々 知識を蓄え」は、どの業界でも一流はコレでは? • 後半は、会社に使われるのではなく、会社に機会提供を求めて会社を使うというマインド。 初めの一歩としては、「上司に伝えておく」とか「手を挙げる」など • この後「マネジメントスタイルがスキルワーカー向けのままである組織が少なくない。ナ レッジワーカーにとってマイクロマネジメントはストレスでしかない」という注意に続く… ポイント 『戦略質問』
  2. 8 予算も納期もない開発プロジェクト 「100のシステムをつくって10しか使わないよりも、必要なシステムを10から徐々に20、30と増やし ていく方が割安だ」(ワークマンの土屋哲雄専務) 予算や期限も設けない。過度なプレッシャーで、本来手段であるべきシステム導入が目的化することを防 ぐためだ。 • 納期というプレッシャーがかかると「完成」が目的になってしまい、結果として使われな い・不満のあるシステムが出来上がる、という歴史を見てきた人かな? •

    いち人間としても、締め付けられるより前向きに創る方が生産性も上がる気がする。 • こういう空気を一緒に持っていけるSIモデルってなんだろう? • こういう時に前向きな人たちだけじゃないという現実はあるのではないか? 牛尾さんの世界は前向きな人たちだけなのか・・・? ポイント 『日経コンピューター 2022.1.20』
  3. 15 睡眠時間は軽視しない これから人が関わる仕事は「頭がクリアな状態」「眠気のない集中できる状態」「イライラしていない穏やかな状態」で ないとできない仕事だけが残っていくそうです。 (中略) そのような状況において最も重要になってくるのが「仕 事をしているときの状態」や「仕事をチームで行う際の良好なコミュニケーション」です。このジャンルは睡眠の最も 得意分野となります。 (中略) 以前は寝ている時間を「無駄」な時間と捉えている人が多かったのですが、海外では

    「トレーニングの時間」「パワーチャージの時間」と捉えることが普通になってきています。 • 睡眠時間への意識…減らしたい派ではあるが、上記はおっしゃる通りかと… • 記憶定着なども睡眠が重要なので、そういう意味でも減らすのは良くないなと。 たとえ無理に頑張ったとしても、定着を考えると効率は悪いんじゃないか、という感覚 • 寝不足はメンタルにも「くる」ので、大事にしたいですね ポイント 『働くあなたの快眠地図』
  4. 20 Dark Horse になるための道は人による 真っすぐな道を辿ることが成功するための最も安全なルートだという幻想。そのルートが安全と言える のは、あなたが既存の “鋳型” に自然にフィットするごく少数の幸運な人々の一人だった場合のみであ る。(中略)何であれ、名人の域に達するための最高戦略は無い。あるのは、ただひとつあなたにとっての 最高戦略だけである。つまり、自分に合った戦略を見つけなければならない。

    • 既存の育成プロセスに乗っかっているだけでは「トップエンジニア」にはなれない • 標準化された方法に沿って取り組むのではなく、自分で道を探す意識で取り組む • ダークホース的には、戦略を選ぶことは、どのように試行錯誤するかという問題である • 失敗を歓迎する。失敗はスキルを伸ばす過程において必要不可欠かつ決定的な要素 ポイント 『Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』
  5. 28 マイクロソフト副社長が述べたAIについて考える ―― 我々のようなジャーナリズムの在り方も変わりそうです。 ⇒AIは人が既に書いたものを学ぶことしかできません。あらゆるニュースは、誰かが報じたからこそ今 のインターネット上に存在するわけです。最初にストーリーを書かなければならないのは常に人なのです。 そして、そのニュースに独創的な洞察をもたらすのも、やはり人でしょう。 • ニュース文の自動生成などは実現に向かっていると思っていて、必ずしも「記事は人が書 く」ということを意図しているわけではないだろう。

    • 「出来事」から文章を作成できるようになる未来が来るとすると、その「誰か」がAIになる 世界も見えてくるかもしれない。例えば、サッカーの試合状況だけからニュース記事を生 成するなど。(出来事を動画化することを「報じた」という意図になるかもしれない) • 確かに、それでも「洞察」は難しいのかもしれない。いやどうだろうw ポイント 『日経ビジネス 2023.5.22 編集長インタビュー』
  6. 30 「情熱」を持とう! ポイント 『システム運用アンチパターン』 私がこれまでに出会った優秀なエンジニアは皆、技術に対する情熱を核に持っています。その分野で成 功し続けている人は、単に 9 時から 5 時までの仕事をしているだけではありませんでした。…(中略)

    …情熱を持っているかどうかは、言葉で説明するものではなく、行動に表れるものです。 …(中略)…ブ ログを読んでいるでしょうか? 家でもいろいろ試しているでしょうか? オープンソースのプロジェク トに参加しているでしょうか? 情熱の表れる形はさまざまですが、必ず何かしらの形で表れます。そう でなければ、それは単なる興味にすぎません。 • 「〇〇をやっていないと情熱を持っていない」ではなく、「自分のできる範囲で習慣を広 げる」感じ。 • 「情熱を持て!」と言われて持てるものでも無いと思いますが、自分の気持ちを省みるネ タにはなるかなと思います。
  7. 31 様々な人格を使いこなす。その人格は「演じる」ことからも身に付く (成長における)「人格の壁」 … いつも「一つの人格」で仕事に取り組むこと。世の中の優れたプロフェッ ショナルは、分野を問わず、誰もが「幾つもの人格」を持ち、それらの人格を状況に合わせて使い分けて いる。 自分にとって理想的なリーダー像とは何か? 自分は今そのリーダー像を心に描き、それを身につける ために日々「演じる」という修行を行っているだろうか?

    • ちょっとハッとした一文。案件でも「リーダーとしての人格」もあれば「アドバイザーとして の人格」もあり、時には「調停者としての人格」なんかもあったり。 • 「思い描く人格像」をもって、それを「演じる」ことを続けていくうちに、その人格像として の行動が “板について” くる、という捉え方も大事。 ポイント 『教養を磨く』