20210521_第4回【ファミリーテックLT】「息子の体温を非接触ではかってみた試行錯誤」の登壇資料です。
◆スライド内の素材は以下を使用させて頂いております。ありがとうございます!
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20210521_第4回【ファミリーテックLT】息子の体温を非接触ではかってみた試行錯誤ワンフットシーバス 田中正吾
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私の話はスライドを後ほど共有します。話す内容に注力いただいて大丈夫です!
田中正吾(たなかせいご)屋号:ワンフットシーバス2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を中心にインタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。最近ではWEBフロントエンドをベースにしながらも、情報とインターフェースが合わさるアプローチという視点でIoTやMixed Realityといった技術も取り入れながら活動しています。
こういうものを作りました
サーモカメラ + M5Stack
Grove サーモカメラ MLX90640 をM5Stack で可視化して LINE にログも送る
Node-RED でセンサーデータを受信してLINE Notify に通知する仕組み
まず私がデモしてみます!
モチベーション
1歳の息子の発熱がちょいちょいある保育園に行くようになって機会が増加!
脇に挟むやり方は絶対ムリすごくいやがる
耳に入れる方式
これもメッチャいやがる
現状は非接触の体温計に落ち着いているが割と結果がブレるのとログが取れないのを何とかしたかった
息子相手でもちゃんと測れたよ!いろいろ試行錯誤しました!
試行錯誤したこと
センサーをM5StackへつないだナレッジはこちらMQTTで大量のデータ送るコツや温度分布をM5Stackに可視化するナレッジは複雑なので近日まとめますhttps://www.1ft-seabass.jp/memo/2021/05/05/grove-thermal-camera-ir-array-mlx90640-110-degree-firststep/
離れて計測すると温度がまばらに出るので中心温度を測るようにして近づけるように
すばやく計測しないといけないので3秒カウントとかやめて即反応するように起きててると一瞬でやらないと取られる!寝てても気づかれる場合が!
相手に向けて計測するためにはこういう向きで配置するのが良いと気づいた
ほかの体温計の差で調整は必要密接で1℃+、1~5cmは2℃+でいける。ただ、これ右の非接触体温計と同じ距離感で納得。
センサーは面白いがそれなりのお値段普通の体温計は3000~8000円。M5Stack+このセンサーは、たか・・・まあ作りたいから、いいんです!
結果がブレるので本気で健康が関係するケースはちょっと自信がないのも事実もう熱が下がってきた時に測ってみたけど、これを信じるべきか悩ましい。ファミリーテックならでは。
LINEにログが出る運用は可能性を感じたもっと自動化すると便利に使えそうだし普通の温度計に是非実装してほしいと思った
➔ 息子に使えるまでには色々調整が必要で勉強になった◆ 使い勝手・UI・センサー・利用シーンの想定など問われる。◆ というか、普通の温度計のすごさがわかる。➔ LINE通知のようにIoTとつながると便利そう◆ 自動でログが取れるというのはやっぱりいい。◆ いつか保育園に直で送れたらいいな!➔ 健康にまつわるファミリーテックはヒリつく◆ どうしても重要度・本気度が上がりがちなので導入の難しさはある。◆ 実装力・現場対応力・プロトタイプ力が一気に求められて楽しかった。◆ と同時に、力が及ばない部分もあって、とってもくやしいので今後につなげたい。➔ ともあれやってみるの大事!◆ やってみると見える世界があるのは大切。◆ よりよいセンサーや実装のアプローチを探していきたい。まとめやってみて考えたこと