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新入生向けチュートリアル:文献のサーベイv2

 新入生向けチュートリアル:文献のサーベイv2

Taichi Aida

May 15, 2024
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Transcript

  1. はじめに - サーベイにおける3つの要素 - 論文を読む前 - 論文の種類 - 探し方 -

    論文を読むとき - 読み方 - 論文を読んだ後 - 管理 - 発信 - 「推しの研究者」づくり について説明します 3
  2. 論文を読む前 - 先輩・指導教員: 「XXXに関する論文を読んでね😃」 - どの種類の論文を読めばいい?🧐 - 論文誌と国際会議だけでいい? - 国内会議は?preprint

    (例:arXiv)はどうなの? - 論文はどう探すのか?🧐 - Web検索で十分? - 「YYY」というキーワードもあるかも… 5
  3. 論文を読む前:論文の種類 - 論文誌 - (複数回の)査読を受け、採録されたものが掲載 - 査読→修正・提出 を複数回繰り返す - 国際会議

    - 査読を受けて採録されたものが掲載 - 会議・ワークショップなどレベルは様々 - 国内会議 - 査読がないものが多い(大会、研究会など) - Preprint - 査読前後の原稿が(ほぼ毎日)大量に上がる 6
  4. 論文を読む前:論文の種類 - 論文誌 - (複数回の)査読を受け、採録されたものが掲載 - 査読→修正・提出 を複数回繰り返す - 国際会議

    - 査読を受けて採録されたものが掲載 - 会議・ワークショップなどレベルは様々 - 国内会議 - 査読がないものが多い(大会、研究会など) - Preprint - 査読前後の原稿が(ほぼ毎日)大量に上がる 7 優先度:高 優先度:低
  5. 論文を読む前:NLP 関連の論文誌・会議 - 論文誌 - TACL - 言語処理学会 / 情報処理学会

    論文誌 - 国際会議(順位は小町先生の記事を参考) 1. ACL, NAACL, EMNLP 2. COLING, EACL, AACL, (IJCNLP, LREC) 3. PACLIC, PACLING, CICLing, RANLP - 国内会議 - 言語処理学会年次大会 - 情報処理学会自然言語処理研究会(NL研) - Preprint - arXiv(*ACL査読中の原稿も投稿できるように) 8
  6. 論文を読む前:NLP 関連の論文誌・会議 - 論文誌 - TACL - 言語処理学会 / 情報処理学会

    論文誌 - 国際会議(順位は小町先生の記事を参考) 1. ACL, NAACL, EMNLP 2. COLING, EACL, AACL, (IJCNLP, LREC) 3. PACLIC, PACLING, CICLing, RANLP - 国内会議 - 言語処理学会年次大会 - 情報処理学会自然言語処理研究会(NL研) - Preprint - Arxiv(*ACL査読中の原稿も投稿できるように) 9 優先して読むのはこれ ・これまでの研究の流れを知る ・現在の問題点を理解する ・自分の研究の立ち位置を把握する
  7. 論文を読む前:NLP 関連の論文誌・会議 - 論文誌 - TACL - 言語処理学会 / 情報処理学会

    論文誌 - 国際会議(順位は小町先生の記事を参考) 1. ACL, NAACL, EMNLP 2. COLING, EACL, AACL, (IJCNLP, LREC) 3. PACLIC, PACLING, CICLing, RANLP - 国内会議 - 言語処理学会年次大会 - 情報処理学会自然言語処理研究会(NL研) - Preprint - arXiv(*ACL査読中の原稿も投稿できるように) 10 最初・余裕がある時に読むのはこれ ・キーワード(XXX, YYY)を把握する ・現在の流行を知る
  8. 論文を読む前:初めての分野→代表する論文を探す - 例:XXX = semantic change - ACL anthology -

    キーワード検索 - Google Scholar - 引用数でその論文のインパクトを知ることができる 12
  9. 論文を読む前:慣れた分野→関連分野も追う - XXX と近い技術が分野 YYY にもあるかも? - 幅広く知ることが重要 - 自分の分野

    XXX に輸入・分野 YYY に応用ができる? - Scholar Inbox - 気になる論文を与えて、👍/👎 で評価すると興味に あった論文を教えてくれる - 関連しなそうな論文(分野 YYY ?)も教えてくれる 14
  10. 論文を読むとき:速読 - 論文100本ノックなど、たくさん読む時 - abstract のみ - abstract + introduction

    + 図表 + conclusion - 落合先生のフォーマットがとても便利 - どんなもの? - 先行研究と比べてどこがすごい? - 技術や手法のキモはどこ? - どうやって有効だと検証した? - 議論はある? - 次に読むべき論文は? - 上記の質問に答えられるように(ざっくり)読む 17
  11. 論文を読むとき:精読 - 研究に直接関係する論文、論文紹介向け - 全部読む - 自分の研究と同じく他人に説明できるように - 1文1文丁寧に読む -

    隠された意図があるのかも - (穴が開くほど読め、と言われました) - 「どういう背景でその研究に辿り着いたか」も理解 →関連研究も重要(必要があれば読む) - (余裕があれば)実装も確認する - (余裕があれば)その論文の続きをどうするか考える 18
  12. 論文を読んだ後:論文の管理 - 読んだ論文は管理しないと忘れてしまう - 論文を書くときに困る - 「あの論文、何だっけ…😅」 - 議論中は頻繁に関連論文を提示する機会がある -

    「探しておきます🧐」 << 「この論文です👍」 - 管理ツールを使うと良い - 🎯Zotero(無料) - paperpile と近いが、無料だと容量に上限がある - Mendeley(無料) - たまに大学図書館で使い方の講習がある - 🎯Paperpile($2.99/月) - ブラウザで完結、Google Drive との同期、高速 21
  13. 番外編:「推し研究者」を作る - 推し研究者 - XXXに関する分野のトップ研究者 - 面白い研究をする研究者 - Google Scholar

    - キーワードに関連する論文だけでなく、 著者(→推し研究者)のメール通知も可能 24
  14. まとめ - 論文サーベイにおける3つの要素 - 論文を読む前 - 論文の種類(論文誌、国際会議、国内会議、Preprint) - 論文の探し方 -

    論文を読むとき - 読み方(速読・精読) - 論文を読んだ後 - 論文を管理する - 内容を記録する 25