Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

「ちいさくはじめるデザインシステム」とUXライター

 「ちいさくはじめるデザインシステム」とUXライター

LINE Technical Writing Meetup vol. 24にてお話したSmartHR Design Systemとそれをまとめた書籍「ちいさくはじめるデザインシステム」の出版で、UXライターがどんなことをしたかについてまとめたスライドです。

aguri otsuka

May 11, 2023
Tweet

More Decks by aguri otsuka

Other Decks in Design

Transcript

  1. © 2023 Aguri Otsuka All Rights Reserved. UXライターは、どうやって価値貢献するのか? t 開発現場での意思決定の再現性を率先して高

    めg t マルチプロダクト化するアプリケーションの ユーザーの学習コストをできるだけ下げる
  2. © 2023 Aguri Otsuka All Rights Reserved. デザインシステムとは 「ちいさくはじめるデザインシステム」 「デザインシステム」は、デジタルプロダクト開発においてその必要性や役割を

    言及されることが多い概念です。GoogleのMaterial DesignやAdobeのSpectrum など、有名企業をはじめ業種や業態を問わず、数えきれないほどのデザインシス テムが公開されています。 プロダクトの重要性が増すにつれ、プロダクトが示す領域も広がり、デザインシ ステムが取り扱う範囲も広がってきています。タイポグラフィやレイアウト、 色、アイコン、コンポーネントといった、デザインに関する事柄だけでなく、言 葉の表現や雰囲気など、ユーザーとのありとあらゆる接点を網羅する必要が出て きているともいえるでしょう。デザインシステムは、不確実性の高いモノづくり の現場において、良いモノを作るための1つの手段なのです。
  3. © 2023 Aguri Otsuka All Rights Reserved. 抽象化はUXライターの得意分野 「ちいさくはじめるデザインシステム」 「調査・分類・抽象化」といったUIテキストの作成プロセスは、イン

    ターフェースインベントリのプロセスに類似しています。インター フェースインベントリとは 、 プロダクト上のUIコンポーネントを調 査・分類し、コンポーネントに対する共通認識を醸成する活動を指す 言葉で、デザインシステムを構築するうえで「最初の一歩」として位置 付けられることもあります。つまり、UIテキストの作成は、その営み 自体がデザインシステムのガイドライン作成に通ずるものといえます。 SmartHRのUIテキストガイドラインも例外ではありません 。UIテキス ト作成のために、既存のUIテキストを収集・分類・抽象化していく過 程で、プロダクト全般に適用できるガイドラインがおのずと生まれて いったのです。
  4. © 2023 Aguri Otsuka All Rights Reserved. UXライターがデザインシステムにコミットすると… デザインの意思決定を誰もが参照しやすいように なる

    開発者の意思決定の足並みが揃う ユーザーに提供するプロダクトの使い勝手が良い 状態が生まれる
  5. Confidential - Not to be disclosed or distributed to third

    parties. Copyright © 2022 Aguri Otsuka All Rights Reserved. 書籍化にあたって
  6. © 2023 Aguri Otsuka All Rights Reserved. ・ 台割(全体の構成)の作成 ・

    リライト、トーン&マナーの調整 ・ インタビューを元にしたコラム原稿作成 書籍化にあたって
  7. Confidential - Not to be disclosed or distributed to third

    parties. Copyright © 2022 Aguri Otsuka All Rights Reserved. 最後に