[Pycon Kyushu 2019] Pythonでの開発を効率的に進めるためのツール設定

[Pycon Kyushu 2019] Pythonでの開発を効率的に進めるためのツール設定

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Atsushi Odagiri

May 18, 2019
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  1. Python での開発を効率的に進めるためのツー ル設定 Pycon Kyushu 2019 Atushi Odagiri May 18,

    2019
  2. Outline はじめに プログラミングエディター コード補完/クオリティチェック/フォーマッタ テスト/デバッグ/プロファイル タスクランナー プロジェクトテンプレート まとめ

  3. お前誰よ aodag open collector pylonsproject.jp

  4. Python 開発ツール クオリティチェック/コード補完/フォーマッタ テスト/デバッグ/プロファイル タスクランナー プログラミングエディター

  5. エディターに望む機能 シンタックスハイライト 賢い補完 静的チェックの結果表示 スニペットの展開 プログラム可能な機能

  6. 優秀なプログラミングエディター emacs vim visual studio code pycharm

  7. コード補完 jedi 他に…知らない

  8. jedi コード補完のエンジン いろんなエディタの補完プラグインから呼べる 名前についてはご愛敬

  9. コード補完をもっとうまくやる typing annotation 特に引数につけないと関数内で補完効かない . の連鎖を減らす a.b.c.d など連鎖すると type annotation

    がない場合、補完で きる可能性が低くなります
  10. クオリティチェック flake8 おすすめ pylint mypy

  11. pylint pylint は厳しすぎ メソッド数の下限上限 例えばコンストラクタだけのオーバーライドなど禁止 その場しのぎの回避もまた別のチェックにひっかかる 全体的な設計変更に…

  12. flake8 pycodestyle + pyflakes フォーマッタ使うと pycodestyle 部分はそれほど.. pyflakes やってしまいがちなケアレスミスのチェック 宣言のない変数

    関数名の重複 利用していない変数 … おすすめというかもはや必須
  13. mypy type annotation のチェック jedi での補完目的で type annotation するなら必ず mypy

    で チェックしましょう ignore_missing_imports は必須! type annotation を提供してないライブラリは多いので… docstring でがんばって型を説明するくらいなら annotation にしてほしいところ
  14. フォーマッタ autopep8 yapf black おすすめ isort おすすめ

  15. black のいいところ ほとんど設定変更できない 諦めがつく へんな亜流が出てこない

  16. black のよくわからないところ なぜか行の最大長が 88 文字

  17. その import、ソートできますか? isort は import 文の順番に特化したフォーマッタ 標準ライブラリ、サードパーティライブラリ、開発中ソース ツリーの順になおしてくれる これでエラー出たり、挙動が変わるなら循環依存があるので なんとかしましょう

  18. black と isort を組み合わせる デフォルトだと black のフォーマットと違う isort のスタイル設定を black

    に合わせる Vertical Hanging Indent multi_line_output=3 isort の行の長さを black に合わせる line_length=88
  19. isort (3: Vertical Hanging Indent) from third_party import ( lib1,

    lib2, lib3, lib4, )
  20. black と flake8 flake8 の独自解釈が black のフォーマットと衝突する 演算子の改行位置 W503 line

    break before binary operator スライス演算子の前後スペース E203 whitespace before ':' しょうがないので ignore しましょう
  21. 演算子の改行位置 W503 line break before binary operator x = (aaaaaaaaaaaaaaaaa

    + bbbbbbbbbbbbbbbbbbb) y = (aaaaaaaaaaaaaaaaa + bbbbbbbbbbbbbbbbbbb)
  22. スライス演算子の前後スペース E203 whitespace before ':' black はスライス演算子前後で計算式が入るとスペースを入 れる flake8 は

    : にスペースをいれてはいけないと言ってくる この場合の : は演算子ではなくブロック構文の区切りの : のことのはず a = x[start:stop] a = x[start:(start + count)] a = x[start : (start + count)]
  23. フォーマッターを導入していくには 一気に導入 フォーマットのみの PR が嫌でなければ blame したときに困るかも 部分的に導入 なんらかの修正時にフォーマッターをかけていく autopep8

    などの設定である内容だけ適用していく フォーマットかけると本来の変更との diff が見づらい
  24. black, isort を CI で使う CI でフォーマットするのではない フォーマット済みであるか確認する check オプションや

    diff オプション
  25. テスト unittest nose pytest おすすめ zope.testrunner

  26. pytest テストフレームワーク テストランナー

  27. テストランナーとしての pytest 名前でテストを探し出す discovery 機能 test_* とか Test* とか unittest

    で書いたテストでも実行可能 賢いテストレポート 成功したテストの print を表示しない assert が落ちた時、付近の変数の内容を表示してくれる
  28. テストフレームワークとしての pytest fixture まあ好き嫌いはありますが 最近は yield で setup/teadown 相当の処理をそのまま書けます yield_fixture

    は deprecated marker 適当にテストを分類したり 特殊な fixture を割り当てたり parametrize もうテストメソッドの中で for 文なんかいらないぞ! 入出力の違いだけのテストならこれでいきましょう parametrize 自体に fixture できないのはちょっと不満
  29. pytest アドオン pytest-cov 基本です。いれておきましょう。 自分が狙ったテストを書けているか確認しましょう coverage に溺れないように! pytest-randomly インストールするだけでテスト順序がシャッフルされます 順序に依存したテストを発見しましょう

    ユニットテストを一歩先のステージにもっていきましょう pytest-mock patch デコレータがいくつもある人に patch コンテキストな何段も積み重なってる人に SPY など追加のユーティリティもあるので mock をそのまま 使うよりちょっと便利
  30. デバッグ 使ってないのでわかりません (´・ω・`)

  31. プロファイル profiler gprof2dots profiler の結果を (プロットじゃない方の) グラフ表示にしてく れる

  32. pyinvoke tasks.py 関数に @task デコレータつけるだけ from invoke import task @task

    def hello(ctx): print("Hello")
  33. nox テストに特化したタスクランナー tox を invoke にしたようなツール virtualenv と連携

  34. paste script メンテナ不在? そろそろ退役? プロジェクトテンプレートをパッケージングする

  35. cookiecutter github とかで公開リポジトリにするだけ pyramid などの有名プロジェクトも cookiecutter で提供する ようになりました paste script

    ほど複雑なことはできない もう複雑なことはやめましょう
  36. 設定ファイル ツール独自 .flake8 pytest.ini … setup.cfg tox.ini pyproject.toml

  37. 最終公分母は setup.cfg か tox.ini しかたないね black だけ pyproject.toml まあ black

    は設定しないって割り切れば… テスト系は tox.ini、それ以外は setup.cfg とか分ける方法も
  38. tox.ini [tool:pytest] test_paths = tests [isort] line_length = 88 multi_line_output

    = 3 [flake8] max-line-length = 80 ;W503 line break before binary operator ;E203 whitespace before ':' ignore = W503,E203
  39. こんなにツール入れなくても pycharmでできちゃうよ! って人は CI 上でも pycharm 実行してチェッカーにしてくだ さい

  40. まとめ クオリティチェックは機械にやらせましょう せめて flake8 は標準でいれていてほしいところ フォーマッタはレビュアーのためにいれてあげてください 主義主張は black の前には無意味だ 秘伝のコマンドラインはみんなで使えるようにしましょう

    自分のローカルマシンでしか動かない? 環境変数に追い 出せ! エディタは 自主規制により省略されました