Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AI時代のインターン研修再設計 コーディング力から課題創出・業務遂行力へ
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
熊懐葵
January 31, 2026
Technology
0
81
AI時代のインターン研修再設計 コーディング力から課題創出・業務遂行力へ
機械学習の社会実装勉強会 第55回 (
https://machine-learning-workshop.connpass.com/event/382892/
) の発表資料です。
熊懐葵
January 31, 2026
Tweet
Share
More Decks by 熊懐葵
See All by 熊懐葵
Claude Codeで進めるAWSリソースのTerraform移行
aoikumadaki
0
75
n8nで定期成果報告の資料づくりを自動化する
aoikumadaki
0
190
LangGraphとFlaskを用いた社内資料検索ボットの実装④GithubRetriever構築編
aoikumadaki
0
88
LangGraphとFlaskを用いた社内資料検索ボットの実装③アプリケーション構築編
aoikumadaki
0
130
LangGraphとFlaskを用いた社内資料検索ボットの実装②Retriever構築編
aoikumadaki
0
230
LangGraphとFlaskを用いた社内資料検索ボットの実装①AIエージェント構築編
aoikumadaki
0
450
StreamlitとLangChainを使った表画像OCRアプリの実装
aoikumadaki
3
860
LangChainでデータ分析エージェントを作ってみる
aoikumadaki
0
340
AWS LambdaとLangSmithを使った社内レポート添削システムMinervaの実装
aoikumadaki
0
370
Other Decks in Technology
See All in Technology
We Built for Predictability; The Workloads Didn’t Care
stahnma
0
120
30万人の同時アクセスに耐えたい!新サービスの盤石なリリースを支える負荷試験 / SRE Kaigi 2026
genda
1
130
Amazon Bedrock AgentCore 認証・認可入門
hironobuiga
2
490
Deno・Bunの標準機能やElysiaJSを使ったWebSocketサーバー実装 / ラーメン屋を貸し切ってLT会! IoTLT 2026新年会
you
PRO
0
220
AI推進者の視点で見る、Bill OneのAI活用の今
sansantech
PRO
2
320
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
3.8k
システムのアラート調査をサポートするAI Agentの紹介/Introduction to an AI Agent for System Alert Investigation
taddy_919
2
1.4k
学生・新卒・ジュニアから目指すSRE
hiroyaonoe
1
390
【5分でわかる】セーフィー エンジニア向け会社紹介
safie_recruit
0
41k
セキュリティ はじめの一歩
nikinusu
0
1.4k
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
15
400k
ゼロから始めたFindy初のモバイルアプリ開発
grandbig
2
640
Featured
See All Featured
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
96
14k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
55
12k
How to audit for AI Accessibility on your Front & Back End
davetheseo
0
160
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
680
Lessons Learnt from Crawling 1000+ Websites
charlesmeaden
PRO
1
1.1k
技術選定の審美眼(2025年版) / Understanding the Spiral of Technologies 2025 edition
twada
PRO
117
100k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
122
21k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
0
210
Conquering PDFs: document understanding beyond plain text
inesmontani
PRO
4
2.3k
Design of three-dimensional binary manipulators for pick-and-place task avoiding obstacles (IECON2024)
konakalab
0
350
Transcript
AI時代のインターン研修再設計 コーディング力から 課題創出・業務遂行力へ 2026/01/31 機械学習の社会実装勉強会 第55回 熊懐 葵
目次 • これまで (研修生の受け入れについて) • 研修再設計のモチベーション • 実施プログラムと変更点 • ①
• ... • ⑥ • ふりかえり • ①〜③ • デモ 2
応募後の流れ これまで ディースタッツでは、インターン生を募集している(HPから・知人の紹介など) 3 初期面談 研修(3ヶ月) 実プロジェクトへ 受け入れ可否判断 研修 目的
データ解析者として、「udemyで勉強できる」→「タスクを1人でこなせる」ようになる メニュー • Udemyでデータ分析系コースを受講する • 公開データを用いてデータ解析をする • 解析レポートを作成する 評価 • ソフトスキル(コミュニケーション力など) • ハードスキル(Github, Pythonなど)
研修再設計のきっかけとモチベーション 4 業務スタイルの変化 (Claude Code) プロジェクトが多様化した (システム・アプリ開発) この目的を達成できるプログラムを実施したい コーディングはイチから書かなくて良い (ほぼ書いてくれる)
必要なハードスキルのバリエーションが増えた (ハードルは下がった) 目的 データ解析者として、「udemyで勉強できる」→「タスクを1人でこなせる」ようになる → Claude Codeを活用しながら、タスクを1人でこなせるようになる
実施したプログラムと変更点 5 Week1 セットアップ Week2 ゴールの共有 Week3 自己探索/課題発見 Week4, 5
仮説設定/解析 Week6-10 開発深掘り Week11, 12 発表準備/発表 ①Claude Codeの使用を想定 ②明確なゴールを設定 ③テーマを自分で決める ④タスク作成からやってもらう ⑤より多くのタスクを消化する ⑥評価項目を数値化 研修生により多くの決定権を持たせるプログラムを実施した ※ 週ごとにミーティング 変更点
①Claude Codeの使用を想定 (Week1 セットアップ) 6 Claudeコンソールから組織の従量課金プランに招待する Claude Codeが使えれば良いので基本これ 研修中APIキーも利用したい場合はこれ メールアドレスで招待
①Claude Codeの使用を想定 (Week1 セットアップ) 7 Claudeコンソールから使用量も監視できる 使用量が20ドルを超すようなら 個人でproプラン使ってもらうほうが よかった... Opusモデルを使ってないか注意
Haikuモデルで十分
②明確なゴールを設定 (Week2 ゴールの共有) 8 目的意識を持って研修に取り組んで欲しいので、二つのゴールを設定・共有する 3ヶ月続けたら身についている想定 ①業務遂行の基本スキルを身につける • 業務管理スキル •
業務遂行フロー • 自己成長とコミュニケーションスキル ②3ヶ月で自分なりの成果を創出する 1. 自己探索 2. 課題発見 3. 仮説構築 & 解析 4. プロダクト作成 これがあれば研修後も活躍できる!スキル 研修後もスムーズに業務に移ってもらうため ねらい 1人で立てたプチプロジェクトが 研修後の実プロジェクトに 置き換わる(やること同じ)
③テーマを自分で決める (Week3 自己探索/課題発見) 10 バックグラウンドが自分にあるテーマで解析や開発をする • 方針を決定する練習 • 思い入れが生まれる→実装にこだわる→Claudeの利用が進む→Claudeの使い方 が上手くなる(思った通りの実装をさせる指示のコツ)
ねらい 1. ネタ探し (関心のある業界/社会問題、自分の趣味/他バイト経験) 2. 1の関心や経験で、「もっとこうだったらいいのに」を挙げる 3. 2の課題を自分のプロジェクトテーマにする
③テーマを自分で決める (Week3 自己探索/課題発見) 11 • 方針を決定する練習 → 個性的なテーマが生まれた (メンターも楽しい) •
思い入れが生まれる→実装にこだわる→Claudeの利用が進む→Claudeの使い方 が上手くなる(思った通りの実装をさせる指示のコツ) →たくさん使って色々作っていた • 旅行初心者のための旅行アプリ • 漫画が誰でも描けるアプリ • コスパ管理ができるダイエットアプリ • 大阪のお土産選びの時間を短縮するアプリ • 旅行アプリ→使いやすいUI, いいね機能, タグ付け機能 • 漫画アプリ→実際の漫画の特徴をデータ解析 • ダイエットアプリ→ユーザーデータをもとに指導するAIパーソナルコーチ • お土産アプリ→LINEで決めた予定をGoogleカレンダーに登録(?)
④タスク作成からやる(Week4~ 解析・開発) 自分が決めた方針に沿ってやることを決める練習(メンター指示ではなく) 旅行初心者の旅行をサポートしたい 旅行初心者の訪問先データ どんなデータで どんな仮説・解析で プロ野球のデータ見つけた!面白そう! 有名どころに行きそうだから 県別の分布を調べよう
なんとなく年齢と都道府県の相関出してみよう! 時間は限られてるから 機能面の実装を重視したい 投稿のいいね機能 セキュリティ面 初期画面のアニメーション 方針を見失わずに作業を進める練習をする 12 正解不正解はないが、自分の決めた方 針のもとやることを決める
⑤より多くのタスクを消化する(Week~10 開発深掘り) 方針を見失わずタスクを設定する練習を繰り返す 研修生 課題創出・業務遂行力アップを目指す 13 メンター タスク作成 解析/開発 Review
対応 Approve 方針に沿った課題を設定しているか やること決定 Claude Code (方針修正) 次タスクへ 課題設定と解析/開発は繋がっているか
⑥評価項目を数値化 14 二つのゴールに点数をつけて、達成度を評価する ①業務遂行の基本スキルを身につける • 業務管理スキル • 業務遂行フロー • 自己成長とコミュニケーションスキル
②3ヶ月で自分なりの成果を創出する 1. 自己探索 2. 課題発見 3. 仮説構築 & 解析 4. プロダクト作成 具体的な評価項目 • 業務報告 • タスク期限管理 • PR, 資料の作成 • レビュー対応 • 質問の仕方, etc (15項目) → 合計30点 4まで完遂できたらOK →合計10点 合計 40点満点 今回は全員ほぼ満点
ふりかえり① 自己分析はどれくらいできているか • 深い自己分析の結果を材料に研修テーマを考えて欲しかった(テーマが3ヶ月ぶれ ないように) • 今後就活シーズンとかで役に立てば一石二鳥 全員が「純粋な自分の興味」に向き合っている • 志望業界・職種を明確に記載
• 趣味・経験と結びついた課題選択 深掘り具合に個人差がある • 「自分の好きなものの起源」まで掘り下げ、自己理解が深い • 性格が出る(哲学的, 正直さ, 計画的, 直感的) 担当するメンターの視点でフィードバックするようにしてもらう • なぜそう思ったのか(哲学的) • 明確な答えがないので簡潔に言葉にしてみて(直感的)
ふりかえり② 方針をぶらさず開発、解析ができたか • 行き当たりばったりの開発ではなく、方向感のある活動をする練習をして欲し かった 自己分析 → 課題発見 → 仮説検証
→ プロダクト作成まで一貫 • 意思決定理由を記載 • 課題の優先順位を設定 途中でテーマが変わる • 課題発見パートにない仮説検証・プロダクト作成 • テーマの変更理由が不記載 メンターのレビュー観点を明示 • 各パートで、前回までの方針からずれがないかチェック • ずれがある場合は、修正or変更理由を明記するようにコメント
ふりかえり③ Claude Codeの感想 • プログラミング未経験者、経験者がClaude Codeを触ってどう感じているのか 気になる 経験の有無問わず、実用的なアプリケーション開発を実現 • 「ClaudeCodeがいかに有用であるかを実感した(未経験者)」
• 自分の書いたコードの修正、土台作り(経験者)」 自分が理解できていないことに対する不安 • Claude Codeのやってることを自分自身がよく分かっていない • コードを見ても理解できない Claude Codeの実装をどこまで理解するべきか? • 「 AIを補助として活用しながら自分の理解を深める姿勢を持つ(未経験者)」 • 必要に応じて調べる
まとめ 18 Week1 セットアップ Week2 ゴールの共有 Week3 自己探索/課題発見 Week4, 5
仮説設定/解析 Week6-10 開発深掘り Week11, 12 発表準備/発表 ①Claude Codeの使用を想定 ②明確なゴールを設定 ③テーマを自分で決める ④タスク作成からやってもらう ⑤より多くのタスクを消化する ⑥評価項目を数値化 Claude Codeを活用しつつ、課題創出力・業務遂行力アップのプログラムを実施 ※ 週ごとにミーティング 変更点(研修生に多くの意思決定をさせる) 思いつきの開発に ならないように サポート・レビュー する必要がありそう
デモ 19 一貫性チェックできるAgentを作ってみた 手順を指定 1. ページ取得と分析 2. 関連資料の探索 3. レビュー基準の読み込み
4. 一貫性チェック 5. レビュー結果の Confluence資料作成 reviewしてもらう資料 /review <資料URL>
ご清聴ありがとうございました