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n8nで定期成果報告の資料づくりを自動化する

 n8nで定期成果報告の資料づくりを自動化する

機械学習の社会実装勉強会 第48回 (https://machine-learning-workshop.connpass.com/event/358793/) の発表資料です。

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熊懐葵

June 21, 2025
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  1. 目次 • これまで • モチベーション • n8nとは • 開発 •

    インフラ構築 • コンポーネント準備 • ワークフロー実装 2
  2. 本当はこうしたい 7 業 務 改 善 インフラ構築 コンポーネント準備 システム実装 各コンポーネント(材料)の準備を手早く終わらせて、業務改善につながるシステム

    の実装(機能改善)に時間をかけたい こことここのデータ使ったら 業務自動化できそう...? この業務の自動化できそう...!
  3. n8nを使うモチベーション 8 業 務 改 善 インフラ構築 コンポーネント準備 システム実装 各コンポーネント(材料)の準備を手早く終わらせて、業務改善につながるシステム

    の考案に時間をかけたい→ n8nを活用 勉強会 • Sofia①AIエージェント構築編 • Sofia②Retriever構築編 • Sofia④GithubRetriever構築編 n8nがほぼ 用意済み
  4. ①インフラ構築 11 自前のサーバーで動かすこと(セルフホスト)が可能なので、自社のAWS EC2で動 かす。 1. EC2を立てる • インスタンスタイプ: t4g.small

    • パブリックサブネット(社内リソースの都合上) ※パブリックIPは外部から見えるのでセキュリティ的に最善ではない → プライベートサブネット + NAT
  5. ①インフラ構築 13 2. EC2にssh接続→EC2上でn8nを起動する • 外部にあるn8nのリポジトリからボリュームを作成 $ docker volume create

    n8n_data • 作成したボリュームをマウントして、コンテナを起動 $ docker run -it --rm --name n8n -p 5678:5678 -v n8n_data:/home/node/.n8n docker.n8n.io/n8nio/n8n port: 5678 外部にあるn8n のリポジトリ コンテナを起動
  6. ①インフラ構築 15 3. n8nにアクセスする • 一度サーバーから出て、ssh接続 + ポートフォワーディング(ローカルから ポート5678に接続できるようにする) >

    ssh -L 5678:localhost:5678 <サーバー名> • 接続がうまくいくとhttp://localhost:5678(ブラウザ)でn8nに接続ができる ブラウザで、 http://localhost:5678 と検索 サインイン エントリを使用したコマンド例
  7. ここまでの進捗 16 業 務 改 善 インフラ構築 コンポーネント準備 ワークフロー実装 完了!

    ※インフラ環境がすでにあるかどうかで所要時間が前後しそう
  8. ②コンポーネント準備 18 1. 外部APIと連携する。 ホーム画面→Create Credential Github OAuth Appを作成 し、OAuth2

    APIを選択 JiraはCloud版を使用している Confluenceは対応していな かったのでBasic Auth
  9. ここまでの進捗 22 業 務 改 善 インフラ構築 コンポーネント準備 ワークフロー実装 完了!

    完了! ※材料の準備...外部アプリと連携→メソッドを用意(n8nが用意済み)
  10. ③ワークフロー実装 23 自動化するワークフロー: 成果報告資料の生成 成果報告資料とは? • 4半期に1度プロジェクトごとに作成する資料 • 期間内に完了したタスクをまとめて、成果としてまとめる これまで

    1. Jiraの検索機能で、期間内に完了したチケットを抽出 2. チケット内のリンクや説明文から、関連するPRや Confluence資料を読む 3. 成果タイトルを考える 4. 背景、課題、施策、結果、今後の展望を書く 5. 関連するチケット単位で2~4を繰り返す ※誰がやるかでピリつく
  11. ③ワークフロー実装 33 複数選択して上 に移動できる Get Pull Requestsを選択 する 黒点からドラッグすると矢印 を伸ばせる→放す

    これを選択 先ほど登録したcredential が選択できる ドラッグ&ドロップ By ...オプション の選択ミスに注意 ↓でstatus=closedオ プションをつける