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ロボットは風邪を引くのか?
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aoki nosse
March 26, 2025
Research
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ロボットは風邪を引くのか?
aoki nosse
March 26, 2025
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Transcript
ロボットは風邪を引くのか? ロボット生理学・医学の発展 産業技術総合研究所 高野瀬 碧輝
こんな 経験 ありませんか? 前日まで動いてたプログラムが動かない デモンストレーション直前の動作不良 通信が不安定でデータが来ない/操作できない
A. ロボット が 風邪 を引いていた 実はそれ… ロボットの 自己免疫系の発見 と 治療への応用に貢献
人と共生するロボットの進化の過程 ~2030 ~2040 ~2050 未熟なロボット 機械学習ベースの シングルタスクロボット 学習環境の違いから 異なる思考パターン”個性”が発生 人との協調性を獲得
ロボットが個性を獲得 自己学習能力が発達し 人の行動が理解されるように
人と共生するロボットの進化の過程 ~2030 ~2040 ~2050 未熟なロボット 機械学習ベースの シングルタスクロボット 学習環境の違いから 異なる思考パターン”個性”が発生 人との協調性を獲得
ロボットが個性を獲得 自己学習能力が発達し 人の行動が理解されるように ロボットが 自己成長 する時代 環境に対する 適応力 を獲得した
どんどん賢くなる一方で ロボットの動作不良の深刻化が問題に… 軽微な動作不良 ・運動機能の低下 ・筐体温度の上昇 ・通信障害 ロボットの主な症状 重大な動作不良 ・行動障害 (予期せぬ行動)
・自己修復機能の低下 ・物忘れの頻発化 風邪の諸症状 ・倦怠感 ・発熱 ・咳,喉の痛み 人の主な症状 免疫異常疾患 ・感染症の頻発化 ・アレルギー反応の重症化 ・腫瘍細胞の増殖 両者に類似点はないだろうか?
免疫学 で説明できる 人は なぜ 風邪になるのか?
免疫学 で説明できるはず! ロボットは なぜ 動作不良になるのか?
細菌やウイルスから自己防衛する機能 自己異常を検知して対処する 免疫 とは (例: がん細胞)
免疫力 が低下する 自己防衛力が低下している状態 様々な異常が自己組織に影響を及ぼす
免疫力が低下すると 様々な異常が自己組織に影響を及ぼす 風邪 外的要因 (感染症) 内的要因 (免疫異常) インフルエンザ コンピュータウイルス 感染症
ニューロン 腫瘍 ロボット 関節変形 アレルギー 発がん ロボット 風邪 … … がん 人 ロボット 筐体温度上昇 通信障害 メモリ破壊 幻覚/幻聴などの認識障害 学習モデル短絡による 行動障害 過負荷による筐体変形 発熱/鼻閉塞 記憶障害/意識障害 高次脳機能障害 関節リウマチ/運動麻痺 ≒ ≒ ≒ ≒
ロボットの動作不良は 人の症状と同様な対応付けが可能になる 筐体温度上昇 通信障害 メモリ破壊 幻覚/幻聴などの認識障害 学習モデル短絡による 行動障害 過負荷による筐体変形 発熱/鼻閉塞
記憶障害/意識障害 高次脳機能障害 関節リウマチ/運動麻痺 ≒ ≒ ≒ ≒ 人の症状 ロボットの症状 ロボット医者による 診断と処方で治療が可能になる
ロボットの健康維持に大活躍できたあ
『免疫システム』を獲得したのか? なぜ ロボットは
人や生物は 進化の過程 で 『免疫システム』を獲得した
ロボットの 進化の過程 は?
人と共生するロボットの進化の過程 ~2030 ~2040 ~2050 未熟なロボット 機械学習ベースの シングルタスクロボット 人との協調性を獲得 自己学習の発達で 人の行動が理解されるように
学習環境の違いから 異なる思考パターン”個性”が発生 ロボットが個性を獲得
人と共生するロボットの進化の過程 学習環境の違いから 異なる思考パターン”個性”が発生 ロボットが個性を獲得 ~2030 ~2040 ~2050 自己が確立された 個性とは? ⇔
他者との区別 ~2050
人と共生するロボットの進化の過程 学習環境の違いから 異なる思考パターン”個性”が発生 ロボットが個性を獲得 ~2030 ~2040 ~2050 自己と他己の見分け方 『免疫システム』 個性とは?
⇔ 他者との区別 ~2050
個性を獲得する きっかけかも ロボットの 動作不良
最後に、みなさんへメッセージ
ロボットが 動作不良 になったら ロボットの風邪 を疑ってください お薬はお医者さんへ まずは、
免疫力向上 のために 日々のメンテナンスを大切に
ご清聴ありがとうございました。