プレコンセプションケアとは何か

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October 13, 2020

 プレコンセプションケアとは何か

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Takuma

October 13, 2020
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  1. プレコンセプションケアの基礎

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  3. プレコンセプションケアとは? コンセプションは日本語で「受胎」、赤ちゃんをお腹に宿す ことです。将来の妊娠を考えながら、自分のカラダやココ ロの状態を知り、毎日の生活や健康と向き合うことがプレ コンセプションケアです。 「出産に伴う母体死亡や新生児死亡、低出産体重児を減 少させ、お母さんと赤ちゃんが健やかに生活するために は、妊娠前の女性の健康状態を向上させることがとても 重要である」 from

    世界保健機構(WHO) こうしたことを実践するためには、食事や生活習慣、生理 周期、ワクチン接種、貧血、骨、婦人科疾患、薬の影響、 ココロの状態などに気を配るトータルケアが必要になりま す。
  4. 妊娠を考える際、いくつもの視点で健康管理に取り組む必要があります。プレコンセプ ションケアでは、これら全てに対してトータルでどう対応するかを考えることになります。 妊娠を考える際の健康リスク => プレコンセプションケアは、ハイリスク妊娠の予防だけでなく、生まれてくる赤ちゃん の健康や、自分自身の健康維持のために役立ちます。 妊活 妊娠 出産 不妊

    流産 出産後の 赤ちゃんの健康 母体の健康 婦人科疾患
  5. いつかは出産したいと考えて いるものの、まだ先だと考えて いる方 これまでは、「母体の健康が赤ちゃんの健康につながる」と考え取り組みが進められてきましたが、妊娠前の 女性の健康も重要であると考え方が変わってきました。 プレコンセプションケアは、妊娠を希望する全ての女性に必要であると考えられています。 プレコンセプションケアはいつから必要か? 大学生になった ばかりの10代の方 ひと段落したら二人目が

    欲しいと考えている方
  6. • 妊娠 / 出産のリスクを避ける • 自分自身の生活のクオリティを上げる • 将来、生まれてくる赤ちゃんを健康にする プレコンセプションケアの3つの目的

  7. やってみよう!プレコンセプションケアのチェック項目 ❏ 将来の妊娠・出産やライフプランについて十分考えられていますか? ❏ 適正体重(BMI: 18.5 ~ 25未満)を維持できていますか? ❏ 喫煙や自動喫煙は避けられていますか?

    ❏ 過剰なアルコール摂取は避けられていますか? ❏ バランスの良い食事を心がけ、十分な栄養が取れていますか? ・例えば、朝ごはんは毎日食べれていますか? ・例えば、1日に必要なタンパク質、脂質、炭水化物は取れていますか? ❏ 食事とサプリメントから葉酸を十分に摂取できていますか? ❏ 150分/週の運動ができていますか? ❏ ストレスを溜め込んでいませんか? ❏ 感染症から身を守る準備ができていますか? ❏ 必要なワクチンは打てていますか? ❏ 危険ドラッグや、有害な薬品は避けましょう ❏ 生活習慣病になっていませんか? ❏ 必要ながん検診は受けられていますか? ❏ 持病がある場合、主治医に相談ができていますか? ❏ 家族の病気を十分に知っていますか? ❏ 歯の定期検診などに行けていますか? ❏ かかりつけの婦人科医がいますか? 17
  8. 今回のプログラムでの対応領域 ❏ 将来の妊娠・出産やライフプランについて十分考えられていますか? ❏ 適正体重(BMI: 18.5 ~ 25未満)を維持できていますか? ❏ 喫煙や自動喫煙は避けられていますか?

    ❏ 過剰なアルコール摂取は避けられていますか? ❏ バランスの良い食事を心がけ、十分な栄養が取れていますか? ・例えば、朝ごはんは毎日食べれていますか? ・例えば、1日に必要なタンパク質、脂質、炭水化物は取れていますか? ❏ 食事とサプリメントから葉酸を十分に摂取できていますか? ❏ 150分/週の運動ができていますか? ❏ ストレスを溜め込んでいませんか? ❏ 感染症から身を守る準備ができていますか? ❏ 必要なワクチンは打てていますか? ❏ 危険ドラッグや、有害な薬品は避けましょう ❏ 生活習慣病になっていませんか? ❏ 必要ながん検診は受けられていますか? ❏ 持病がある場合、主治医に相談ができていますか? ❏ 家族の病気を十分に知っていますか? ❏ 歯の定期検診などに行けていますか? ❏ かかりつけの婦人科医がいますか? プレコンセプションケア 疾患予防
  9. 日々の食事 今回のプログラムでの対応領域 ❏ 将来の妊娠・出産やライフプランについて十分考えられていますか? ❏ 適正体重(BMI: 18.5 ~ 25未満)を維持できていますか? ❏

    喫煙や自動喫煙は避けられていますか? ❏ 過剰なアルコール摂取は避けられていますか? ❏ バランスの良い食事を心がけ、十分な栄養が取れていますか? ・例えば、朝ごはんは毎日食べれていますか? ・例えば、1日に必要なタンパク質、脂質、炭水化物は取れていますか? ❏ 食事とサプリメントから葉酸を十分に摂取できていますか? ❏ 150分/週の運動ができていますか? ❏ ストレスを溜め込んでいませんか? ❏ 感染症から身を守る準備ができていますか? ❏ 必要なワクチンは打てていますか? ❏ 危険ドラッグや、有害な薬品は避けましょう ❏ 生活習慣病になっていませんか? ❏ 必要ながん検診は受けられていますか? ❏ 持病がある場合、主治医に相談ができていますか? ❏ 家族の病気を十分に知っていますか? ❏ 歯の定期検診などに行けていますか? ❏ かかりつけの婦人科医がいますか?
  10. 運動/トレーニング 今回のプログラムでの対応領域 ❏ 将来の妊娠・出産やライフプランについて十分考えられていますか? ❏ 適正体重(BMI: 18.5 ~ 25未満)を維持できていますか? ❏

    喫煙や自動喫煙は避けられていますか? ❏ 過剰なアルコール摂取は避けられていますか? ❏ バランスの良い食事を心がけ、十分な栄養が取れていますか? ・例えば、朝ごはんは毎日食べれていますか? ・例えば、1日に必要なタンパク質、脂質、炭水化物は取れていますか? ❏ 食事とサプリメントから葉酸を十分に摂取できていますか? ❏ 150分/週の運動ができていますか? ❏ ストレスを溜め込んでいませんか? ❏ 感染症から身を守る準備ができていますか? ❏ 必要なワクチンは打てていますか? ❏ 危険ドラッグや、有害な薬品は避けましょう ❏ 生活習慣病になっていませんか? ❏ 必要ながん検診は受けられていますか? ❏ 持病がある場合、主治医に相談ができていますか? ❏ 家族の病気を十分に知っていますか? ❏ 歯の定期検診などに行けていますか? ❏ かかりつけの婦人科医がいますか? ストレスコントロール メンタルケア
  11. 疾患予防の観点

  12. 将来の妊活のために ① 感染症を予防しよう 思春期に打つ可能性のあるワクチン ・DTワクチン(11~12歳定期接種) ・日本脳炎ワクチン ・麻疹/風疹/水痘/おたふくかぜワクチン (任 意) ・B型肝炎ワクチン(任意)

    ・HPVワクチン(任意) 性感染症の中には、胎児や赤ちゃんい影響 を及ぼすものがあります。 例えば、性器クラミジアは、赤ちゃんが産道 を通るときに母親から感染し、結膜炎、咽頭 炎、肺炎などを起こすことがあります。 => 覚えていない方は、ご自身の母子手帳に記載 があるはずなので、チェックしてみましょう。 妊娠前に抗体価を確認して事前摂取しておきま しょう。 ワクチン => 妊活を始めるまでに、ブライダルチェックなど のプランで、性感染症にかかっていないかどうか をチェックしましょう。 感染が見つかった場合は、パートナーと一緒に治 療を受けるようにしましょう。 性感染症 家族も含めた感染予防 => 特に男性パートナーにも性感染症のチェック や、ワクチンの受診などは勧めておきましょう。 ご自身での感染予防はもちろんですが、家 族やパートナーの方の感染予防もぜひ徹底 しておきましょう。
  13. 50歳以上不正出血がある方 将来の妊活のために ② がんのチェックをしよう 乳がん: 日本人女性が最もなりやすいがんです。 子宮頸がん: HPVワクチンで予防が可能です。 子宮体がん: 女性ホルモンの影響で発生します。

    卵巣がん: 早期発見が難しいがんです。 がん検診を受ける時期 40歳以上で2年に1回が推奨 20歳以上で2年に1回の検診 (妊婦検診の中にも含まれます ) 早期発見が難しいため、子宮が ん検診の際に、超音波検査で卵 巣の状態を一緒に確認 対象 補助の出る自治体もあるので、自治体からの郵便物や HPなどチェックしてみましょう。
  14. 将来の妊活のために ③ 持病と妊娠について知ろう かかりつけ医に相談し、妊娠許可をもらって「計画妊娠」をすることで 母子ともに安全なタイミングを作れるようようにしましょう。 妊娠・授乳中のお薬について不安がある際は、「 妊娠と薬情報センター (クリック)」で相談を。 例えば、、、 •

    うつ・不安症状 • 橋本病 • 関節リウマチ • 全身性エリテマトーデス (SLE) • バセドウ病 • てんかん 持病がある時の妊娠リスク • 妊娠することにより、お母さんの持病が 悪化する • お母さんの病気が原因で、妊娠がうま くいかない • お母さんの病気が原因で、赤ちゃんに 悪い影響が出る • お母さんが使用している薬が原因で、 赤ちゃんに悪い影響がでる
  15. 21~27%標準(-) 25以上肥満 BMIスコア 18.5未満やせ 18.5 25.0 18.5~25未満 標準体型 BMIスコア 21付近が理想的

    *1) *1) USA Nurse’s Health Study 28~34%標準(+) 体脂肪率 20%以下やせ 20% 28% 35%以上肥満 35% 体脂肪率 20~23%が理想的 将来の妊活のために ④ 太り過ぎ、やせすぎに注意 例えば妊娠前にやせ過ぎ (BMI<18.5)ていると、低出生時体重児が生まれやすくなると言われて おり、低出生体重児は成人後に糖尿病や高血圧などの発症リスクが高いと言われています。 (DOHaD仮説) (参考: 厚生労働省 「妊産婦のための食生活指針」の内容及び解説 )
  16. まとめ • まずは疾患の予防から。必要なワクチンや該当の健康診断などは 必ず受けましょう。 • 自分の体に向き合いましょう。 ◦ プレコンセプションケアのチェック項目を全て確認して、取り組め ていないものがあれば、早め早めの対策を。 •

    手軽に始められる、食事 / 運動 / 睡眠 / メンタルケアなどは、早め の取り組みと継続できる仕組みを作りましょう。
  17. 国立成育医療研究センター プレコンセプションケアや妊娠中の薬に関す る情報がまとめられています。 from プレコンセプションケアセンター 参考おすすめ文献 日本産科婦人科学会「 HUMAN+」 女性の健康管理に必要な基礎知識が 体型的にまとまっています。

    from 日本産科婦人科学会 HP