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どうする情報デザイン
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アシアル情報教育研究所
May 29, 2021
Education
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680
どうする情報デザイン
5月29日開催の
高等学校「情報科」事例セミナー ~情報技術を活用した問題の発見・解決~
での、足立学園中学校・高等学校杉山 直輝先生による事例発表資料。
アシアル情報教育研究所
May 29, 2021
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Transcript
どうする? 情報デザイン・・・ ~AdobeXDでの取り組み~
足立学園中学校・高等学校 Adobe Education Leader Microsoft認定教育イノベーター Microsoft Showcase school認定校 杉山 直輝
情報科・技術家庭科主任 ソフトテニス部・PC部顧問 2
男子育てて92年。東京都足立区 生徒数:約1500名。 3
4 Microsoft Showcase School
5 YouTubeで検索 最強のハブツール Teamsを活用した 最先端のICT教育 今までの状況は 動画で見てください
6 SurfaceGo2を使用
7 普段は・・・
8
9
10
11
12 ここからが 本題です
13 新学習指導要領キーワード ・プログラミング ・情報デザイン ・PBL
14 新学習指導要領キーワード ・プログラミング ・情報デザイン ・PBL
15 情報デザイン(座 学)教科書では 2ページ程度
16 情報の授業は PCの使い方を 教える授業 ではない ガイダンスでは・・・ 足 立 学 園
17 ITスキル 自己表現 足 立 学 園 ガイダンスでは・・・
18 情報デザイン(実 習)
19 情報デザイン 教科書自体が情報 デザインされている →UDフォント、インクルーシブ カラーユニバーサルデザイン
20 情報デザイン 変える? 今のままでOK?
21 AdobeXD との出会い
22 既に 6時間分の 授業案がある →状況に応じて リメイク
23 PBL(プロジェクト学習) 共同作業 プロトタイプ ディスカッショ
24 PBL(プロジェクト学習) 共同作業 プロトタイプ ディスカッショ
25 始める前に・・・ ①PCの環境は大丈夫か ②XDを使いこなせるか ③評価はどうするか
26 ①PCの環境は大丈夫か →生徒タブレットに →PC教室にも
27 ①PCの環境は大丈夫か →アカウントは office365(Microsoft365) に紐づけ。費用も安い⁉
28 ②XDを使いこなせるか →私はAdobe製品を 使ったことがないに等し い・・・
29 ②XDを使いこなせるか →練習は必要 動画(Adobe公式)
30 ②XDを使いこなせるか →簡易マニュアルを作り 実践は宿題に。
31 実際の宿題
32 ②XDを使いこなせるか →自分 →友達 →調 る
33 ③評価はどうするか →後程、説明します
34 6時間の 授業の様子 6時間の 授業の様子
35 1時間目 ・なぜXDを使うのか ・事前にアプリをダウンロー ド ・マニュアルを配布
36 ①情報デザイン能力 ②コミュニケーション能力 →プロジェクト学習 (PBL学習)
37 プロジェクト学習 複数の人たちがチームを組み、 課題を設定し、共同作業を進め ながら解決していく学習手法
38 プロトタイプは「作品」ではなく、何度も試行錯 誤を繰り返すための「試作品」 自分のアイデアを素早く カタチにする力が必要 ↓
39 2時間目 ・目標とテーマを発表 ・現在あるアプリを体感 ・東京都と足立区のアプリの 比較、良い点、悪い点をメモ ・同じようなものを作ってみ
40 目標 「実際に触ることのができる プロトタイプのアプリ作成と公開」 ※作り込む必要はない! ↓
41 テーマ 「地域に特化した 防災アプリ」
42 実際の宿題
43 3時間目 ・メモを参考に 各班でミーティング ・各自ページを作成 ・その場で相談する場面も
44 4時間目 ・作成したページを統合 ・共同編集により統一感を ・宿題でリモートワーク
45 5時間目 ・完成したアプリを表示 ・ほかの班の生徒が評価 ・評価はOnenoteに記入 ・戻ってきたら、評価をもとに改 良
46 6時間目 ・コンペティション (プレゼン)開催 ・評価はFormsで入力 ・1位を決める (現実では採用は1つ)
47 ③評価はどうするか →後程、説明します
48 ③評価はどうする? コンペの結果が班の評価 班のメンバーで相互評価 (貢献度など) 班長はプラス(負担大)
49 気づき メリット
50 使い方に苦戦 →途中からは スムーズに。 直感的に使える
51 PBLの重要さ →いきなり良い物は できない
52 チームの大切さ →自分一人では不可 スキルアップと コミュニケーション
53 チームの大切さ →オンライン会議 共同編集 在宅勤務体験
54 現実問題 →楽しいだけではダメ 世に出るアプリは 全体から1本だけ。
55 改善点
56 改善点① 作業時間を もっと取りたかっ
57 改善点② PBLをもっと やりたかった
58 改善点③ 操作に慣れるよう 他のアプリを使う
59 今後
60 今後① 地元との連携 足立区とコラボ
61 今後② HTMLへ接続 (本校のプログラミングへ活かす)
62 今後③ 防災アプリの プログラミングへ →Monaca?
どうする? 情報デザイン・・・ ~AdobeXDでの取り組み~
ご清聴 ありがとうございました。