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Belong inc.
September 02, 2026
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Transcript
ループエンジニアリング入門 〜Jira起票からPR作成まで自走させてみた〜 Belong Radio 2026-08-31 shigwata
Agenda 01 Introduction 02 ループエンジニアリングとは 03 作ったもの 04 こだわり: 全自動にしなかった設計
05 今の状況とまとめ 2
01 Introduction
自己紹介 shigwata Belong SRE SPECIALITY ふだんは GCP・Terraform・GitHub Actions まわりの基盤運用 RECENT
INTEREST 最近は Claude Code に日常業務を寄せていくのが趣味
02 ループエンジニアリングとは
発端: 2つの発⾔ 2026年6⽉、海外のエンジニア界隈で話題になった考え⽅ “ コーディングエージェントにプロンプトを打 つのはもうやめよう。エージェントにプロン プトを打つ『ループ』を設計しよう Peter Steinberger OpenClaw
開発者 “ もうClaudeにプロンプトは打っていない。 私の仕事はループを書くことだ Boris Cherny Claude Code 開発者 出典: Addy Osmani "Loop Engineering" (addyosmani.com/blog/loop-engineering) / 両氏の X 投稿(2026-06)
仕事を⾒つけ、割り振り、検証し、 次の⼀⼿を決めるシステムを設計する
03 作ったもの
全体像 対象:社内で運⽤している、⼩さめの運⽤ツール | 毎朝2回、⾃動実⾏ Loop 2(直す係) Loop 1(⾒つける係) ⼈間が⼿動で チケット追加も可
1件選んで実装 対象ツールを調査 (read-only) ⼈間がレビュー lint / test で検証 Jira Jiraにチケット起票 (件数上限あり) チケットの待ち⾏列 OK NG merge 修正 or close Draft PR作成 (mergeはしない)
実装の裏側 01 02 03 クラウドで実⾏ 状態は Jira ラベル 詰まったら⼈間に返す Claude
Code のクラウド実⾏を スケジュール起動して、毎朝2回 動かしています。サーバー管理は ありません。 対象‧実装不能‧緊急停⽌をラベ ルで表現し、待ち⾏列も進捗も Jira 上で⾒えます。 実装できない場合は理由をコメン トしてスキップ。⼈間が補⾜すれ ば再挑戦します。 💡新しい基盤は作らない。状態はふだんのツールに寄せる
04 こだわり: 全⾃動にしなかった設計
「全部任せる」ではなく 「どこまで任せるか」を設計する
任せない境界を3つ 01 02 03 merge しない ⽌められる 暴⾛させない 作るのは Draft
PR まで。取り込 むかは⼈間が判断します。 チケットを1枚追加するだけで、 両⽅のループを即座に停⽌できま す。 1回の実⾏において、起票‧実装 する件数に上限を設けます。 💡ループを作るほど、判断すべきことは増える
05 今の状況とまとめ
今の状況 PHASE 01 PHASE 02 ⾃動実⾏を構築‧検証中 横展開(これから) Jira へのチケット起票、GitHub への
Draft PR 作成までの⾃動実⾏を、⼩さめの運⽤ツール を対象に動かしながら検証しています。 検証で固めたガードレール(境界‧上限‧停 ⽌⼿段)をテンプレート化し、対象リポジト リを増やしていきます。
失敗談: 対象を途中で変えた WHAT HAPPENED LESSON 社内レジストリの認証で詰まった 最初の1本は⼩さく選ぶ クラウドの実⾏環境から社内パッケージレジ ストリの認証が通らず、テストを回せません でした。
検証コマンドが単純で、影響範囲の⼩さいリ ポジトリに対象を変更しました。対象選びも 設計のうちです。
明⽇から試すなら 01 02 03 繰り返し作業を選ぶ 検証コマンドを決める Draft PR で⽌める 毎回同じ⼿順でやっている作業
を、まず1つだけ選びます。 lint やテストなど、機械的に成否 を判定できるものを⽤意します。 取り込む判断は⼈間に残したま ま、⼩さく回し始めます。 💡⼩さく作って、任せる範囲は後から広げる
プロンプトを打つのをやめて、 ループを設計する側に回ってみた
まとめ CONCEPT DELIVERABLES ループエンジニアリング 作ったもの 単なるプロンプト調整ではなく、⾃律的に仕事が回り 続ける「ループ」そのものを設計します。 「⾒つける係」と「直す係」という役割の異なる2つ のループを、Draft PR作成の段階まで構築しました。
KEY DESIGN 「任せない境界」の設計 何でも任せるのではなく、「mergeしない」「⽌めら れる」「暴⾛させない」制御設計こそが最も重要で す。 NEXT STEP 質疑応答へどうぞ 皆様からのご質問‧ご意⾒をお待ちしています。