Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
シン・初心者のためのR-Tips
Search
bob3bob3
April 22, 2023
Science
0
470
シン・初心者のためのR-Tips
本当の初心者がRを学ぶ上で細かいんだけど躓きがちないくつかの事柄。
bob3bob3
April 22, 2023
Tweet
Share
More Decks by bob3bob3
See All by bob3bob3
RでPSM分析
bob3bob3
1
230
Rでコンジョイント分析 2024年版
bob3bob3
0
1.1k
『改訂新版前処理大全』の話と Apache Parquet の話 #TokyoR
bob3bob3
0
880
R言語の環境構築と基礎 Tokyo.R 112
bob3bob3
0
510
『データ可視化学入門』をPythonからRに翻訳した話(増強版)
bob3bob3
0
460
『データ可視化学入門』を PythonからRに翻訳した話
bob3bob3
1
540
qeMLパッケージの紹介
bob3bob3
0
1.8k
「国と音楽」 ~spotifyrを用いて~ #muana
bob3bob3
2
530
パーマーステーションのペンギンたち#3 探索的データ分析(EDA)編
bob3bob3
1
650
Other Decks in Science
See All in Science
創薬における機械学習技術について
kanojikajino
16
4.9k
論文紹介: PEFA: Parameter-Free Adapters for Large-scale Embedding-based Retrieval Models (WSDM 2024)
ynakano
0
210
Healthcare Innovation through Business Entrepreneurship
clintwinters
0
190
Planted Clique Conjectures are Equivalent
nobushimi
0
110
butterfly_effect/butterfly_effect_in-house
florets1
1
140
生成AI による論文執筆サポートの手引き(ワークショップ) / A guide to supporting dissertation writing with generative AI (workshop)
ks91
PRO
0
390
SciPyDataJapan 2025
schwalbe10
0
130
Celebrate UTIG: Staff and Student Awards 2024
utig
0
580
サイゼミ用因果推論
lw
1
2.8k
白金鉱業Meetup Vol.15 DMLによる条件付処置効果の推定_sotaroIZUMI_20240919
brainpadpr
2
680
Causal discovery based on non-Gaussianity and nonlinearity
sshimizu2006
0
230
2024-06-16-pydata_london
sofievl
0
600
Featured
See All Featured
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
27
1.6k
Code Review Best Practice
trishagee
67
18k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9.1k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
44
13k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
100
18k
Scaling GitHub
holman
459
140k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
133
33k
Optimizing for Happiness
mojombo
376
70k
Transcript
シン・初心者 のためのR-tips @bob3bob3 Tokyo.R #105 2023/04/22
大文字と小文字は別物 ExcelやGoogleスプレッドシートの関数だと「=average(A1:A5)」も「=Average(A1:A5)」 も「=AVERAGE(A1:A5)」も同じ結果を返すが、Rでは大文字と小文字を区別するのでエ ラーになります。
大文字と小文字は別物 ExcelやGoogleスプレッドシートの関数だと「=average(A1:A5)」も「=Average(A1:A5)」 も「=AVERAGE(A1:A5)」も同じ結果を返すが、Rでは大文字と小文字を区別するのでエ ラーになります。
「%>%」と「|>」は、ほぼ同じ • どちらもパイプ演算子と呼ばれるもので、初心者のうちは同じものと思っておいて大 丈夫です。 • 覚えておいた方が良い違いは、「|>」は特に準備なしで使えるが、「%>%」の方は事 前に「library(purrr)」もしくは「library(tidyverse)」として必要なパッケー ジを呼び出しておく必要があること。 • 詳しく知りたい場合は以下の記事を参照してください。
◦ R 4.2.0のリリースでにわかに盛り上がる Base Pipe “|>” とは何なのか? %>%との違いを調べまし た
ググる前にHELP! • 関数のヘルプページをしっかり読み込みましょう。ググる前にヘルプページを読み ましょう。上級者ほどしっかりヘルプページを読んでいます。ほとんどの答えはヘル プページに載っています。 • ヘルプページはhelp(関数名)もしくは?関数名で表示されます。 • 記号のヘルプは記号をダブルクォーテーションでくくって、help("記号")もしくは?" 記号"で表示されます。
因子型 • Rで扱うデータの変数に型があります。実数(numeric)、文字列(character)、因子 (factor)などの型があり、型に合わない情報は変数に入れることができません。 • Rで特徴的なのが因子型です。名義尺度、順序尺度に相当するのが因子型です。
因子型 年度が実数型なのでなんか 変なことになってる。
因子型 年度を因子型にすると期待通りの表 示になる。
チートシート • チートシートとは「早見表」「あんちょ こ」「カンニングペーパー」ぐらいの 意味。 • RStudioのメニューのHelp→Cheat Sheetsから色々なチートシート (pdf)が見られます。
チートシート dplyrとggplot2のチートシートは印刷して手元に置いておくといいです。
15分悩んで解決しなかったらr-wakalangで相談 • r-wakalangは有志で運営しているRのわからないことを質問したり雑談したりする Slackです。 • https://github.com/tokyor/r-wakalang • #r_beginners ◦ 初心者のためのチャンネルです。なんでも気軽に質問してみましょう。
Enjoy! • 大文字と小文字は別物です • 「%>%」と「|>」は、ほぼ同じ • ググる前にHELP! • 因子型 •
チートシート • 15分悩んで解決しなかったらr-wakalangで相談 • 去年発表した「Rを学ぶのは難しい」も参考になると 思うので良かったら見てね。