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2023復興デザイン会議_八幡浜高校 文化財保存・デジタル活用班
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防災地理部
December 20, 2023
Education
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2023復興デザイン会議_八幡浜高校 文化財保存・デジタル活用班
2023年12月10日に行われた第5回復興デザイン会議全国大会での八幡浜高校 文化財保存・デジタル活用班の発表です。
防災地理部
December 20, 2023
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Transcript
愛媛県立八幡浜高等学校 集う防災 ~八幡浜SA実現へ~
テーマ「心の復興~防災拠点で人の拠り所を~」 ★人々の心に寄り添った事前復興へ ・八幡浜市初の「防災拠点:八幡浜SA」を作る →市内外から訪れる多くの人への啓発に ・地域の人との接点を増やし、高校生から防災を発信 ★高校生が事前復興する意義~地域全体への影響~ ・高校生の持つ影響力「大」 ・高校生ならではの視点(復興方法や災害対策案の考案) 今の世代だけでなく未来の世代に繋げる!
高校生が できること 情報発信 高校生ができること ・災害時デジタルボランティア ・文化財デジタル化 ・写真復元技術 ・ 「集い」の場 →文化に触れられる場所づくり
・SNS ・市の広報に掲示 デジタル 支援 情報 発信 Kokoro の復興
写真復元技術 濡れたり汚れたりした写真を洗浄し復元する技術 33 86 「写真復元技術」を知って いますか はい いいえ 【アンケート結果より】 〇認知度が低い
・「思い出」を形に残したい ・写真を残しておくことの重要性 →知ってもらうことで技術を有効活用 【高校生にできること】 ・被災者からアルバムなどを預かり、ボランティアが復元 ・写真復元技術について学び、技術を得る Kokoroのケア × デジタル支援 76 7 30 6 「写真復元技術」を活用したい ですか はい いいえ わからない 無回答 豊予社の写真復元技術 についての新聞記事
〇情報の管理、共有の効率化 〇データの蓄積が可能になる →ペーパーレスにつながる 〇バックアップの復旧による書類やデータの損失防止 文化財保護 〇被災時の文化財の損傷・劣化による消滅の防止 →情報化で記憶を残し、未来の世代に伝えられる デジタル化のメリット 文化財デジタル化の意義 Kokoroのケア
× デジタル支援
熊本フィールドワーク デジタル 支援 情報発信 災害デジタル ボランティア 文化財の デジタル化 SNSによる 情報発信
高齢者への デジタル配慮 市広報に掲載 地域で発信 高校生による 宣伝 デジタルを用いて、より「素早く」「正しい」 情報発信を行う重要性! デジタル支援 × 情報発信
発災時に迅速かつ円滑に情報把握するために デジタル機器を用いて情報の整理・発信・仲介を行う 災害デジタルボランティア(仮)
【デジタル机上訓練の様子】 ① ➁ ➂ トロール会議=「災害支援の連携の場」
八幡浜市 愛媛県 復興プラン対象地域
【提案内容】 大洲・八幡浜自動車道開通による人の流れを利用 八幡浜東IC~大洲平野IC間に「八幡浜SA」を建設 完成イメージ図 復興プラン:「八幡浜SA」建設 売店 コミュニティの場 防災 ミュージアム トイレ
ウェルカム ゲート 駐車場
建設予定地 八幡浜SA 建設予定地と地理的条件 地理的条件:標高が高い場所に位置し、津波到達可能性が 比較的低い場所に立地する 八幡浜高校 八幡浜東IC 大洲方面→ ←市街方面 建
設 予 定 地
・一般的なSAの役割(休憩) ・八幡浜市の活性化 ・文化財、防災についての意識向上 目的 ・限定商品を目的とした人, 観光客の増加 ・ウェルカムゲートによる 地域住民等の利用増加 ・物流の円滑化 ・九州から物資を運搬す
る際の休憩所 ・トロール会議本部 ・一時避難所として利用 →山奥で津波被害が少な いと考えられる 発災時 ヒトの流れ モノの流れ 「誰もが気軽に立ち寄れる」というSAの強みを生かす 八幡浜SA
◎トロール会議の拠点をSAに移行 →人・モノの流れの核としての役割 ・様々な情報を発信していく ・文化財周知活動の実施 ・文化財に関する展示コーナーを新設 ・SA内カフェの収益を文化財事前復興に寄付 ・写真復元技術の周知や技術伝承 ・災害時を含め学芸員常駐 →写真の復元体制を整える 写真復元技術
文化財のデジタル化 災害デジタルボランティア 八幡浜SA×各分野への活用
平常時 発災時 ①防災倉庫 約3日分の避難物資の備蓄 避難物資の配布 ②事務所 総合案内所 コワーキングスペース トロール会議の拠点 情報発信の中心
③トイレ 男女、多目的 プライベート空間 ④売店 お土産等の地方特産品販売 食品配布 ⑤カフェ みかんジュース 利益を文化財の事前復興に 食品ボランティア(炊き出し) 調理器具の貸出 ⑥kokoroミュージ アム 文化財に関する展示、VR体験 写真復元技術宣伝 避難所 ⑦コミュニティの場 市内からの出店、ベンチの設置等 自衛隊等の災害救助 ⑧ウェルカムゲート 歩行者や自転車での入場 避難のアクセス分散 八幡浜SA各施設の役割(平常時と発災時)
コンセプト「全世代が楽しく防災を学べる場所づくりを」 市民や観光客など様々な人が 集い、人々の心のよりどころとなる施設に kokoroミュージアム~心に寄り添った温かい場所へ~ ミュージアム&防災倉庫 売店、公衆トイレ
・VRによる地震津波想定体験 ・市内の文化財に関する展示 ・写真復元技術の宣伝 ◎定期的な写真復元技術の講習会 →技術を広める ◎自分の地域について楽しく学ぶ →災害対策意識を強める kokoroミュージアム
・市内3校合同で災害デジタルボランティア講習会への参加 ・八幡浜高校設計、八幡浜工業高校製作の「かまどベンチ」 ・SA実現に向けた活動 (ア)復興プランの発信,行政への提案 (イ)SA設置による影響の具体的調査 (ウ)写真復元技術の技術講習会参加 (エ)広報活動及び企業の協賛募集 ・文化財保護のための具体的な事前復興計画作成 ・全世代対象楽しく防災を学べるミュージアムの建設計画 今後の展望