Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
JTCで役に立つデータ分析ソフト R AnalyticFlow の紹介
Search
ぶんちん
June 15, 2023
Technology
0
160
JTCで役に立つデータ分析ソフト R AnalyticFlow の紹介
ぶんちん
June 15, 2023
Tweet
Share
More Decks by ぶんちん
See All by ぶんちん
良書紹介03_ データ分析読解の技術
bunnchinn3
0
28
MVP未満からの成果獲得
bunnchinn3
0
21
個人計画とプロジェクト遂行の考え方
bunnchinn3
0
47
データ分析イベントデータ説明(VRChatイベントカレンダー)
bunnchinn3
0
80
<事前告知> DS集会データ分析イベント VRChatイベントカレンダー
bunnchinn3
0
69
統計知識と実務のギャップ
bunnchinn3
0
97
製造業における品質不良の要因分析04_ツール選択の考え方
bunnchinn3
0
140
これまでLT振り返り 何が人気の話題?
bunnchinn3
0
94
製造業における品質不良の要因分析03_必要な知識の入手方法
bunnchinn3
0
110
Other Decks in Technology
See All in Technology
Claude Code Actionを使ったコード品質改善の取り組み
potix2
PRO
6
2.4k
本が全く読めなかった過去の自分へ
genshun9
0
560
A2Aのクライアントを自作する
rynsuke
1
190
Observability в PHP без боли. Олег Мифле, тимлид Altenar
lamodatech
0
360
250627 関西Ruby会議08 前夜祭 RejectKaigi「DJ on Ruby Ver.0.1」
msykd
PRO
2
320
Oracle Cloud Infrastructure:2025年6月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
2
260
Clineを含めたAIエージェントを 大規模組織に導入し、投資対効果を考える / Introducing AI agents into your organization
i35_267
4
1.6k
AIとともに進化するエンジニアリング / Engineering-Evolving-with-AI_final.pdf
lycorptech_jp
PRO
0
110
AWS テクニカルサポートとエンドカスタマーの中間地点から見えるより良いサポートの活用方法
kazzpapa3
2
550
TechLION vol.41~MySQLユーザ会のほうから来ました / techlion41_mysql
sakaik
0
190
PostgreSQL 18 cancel request key長の変更とRailsへの関連
yahonda
0
120
より良いプロダクトの開発を目指して - 情報を中心としたプロダクト開発 #phpcon #phpcon2025
bengo4com
1
3.1k
Featured
See All Featured
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.9k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
130
19k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
57
9.4k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
50k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
77
9.4k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
34
5.9k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
Building Adaptive Systems
keathley
43
2.6k
The Invisible Side of Design
smashingmag
300
51k
Visualization
eitanlees
146
16k
Speed Design
sergeychernyshev
32
1k
Transcript
JTCで役に立つデータ解析ソフト R AnalyticFlowの紹介 ぶんちん 2023年6月15日 データサイエンティスト集会 in VRC 1
自己紹介 ぶんちん 複合経営が特徴の企業(製造業)に所属 データ分析担当者だったが。。。 成果獲得を狙うと、 同じことに繰り返しで 飽きた 他者にやらせたら、
成果が増えるのでは 特に非専門家向けのDS教育 2
背景 データの量はそこまで多くないが、かなり汚い 大規模設備産業なので、その使いこなし(改善)だけで十分な効果額が見込める 機械学習より基礎統計のほうが実は役に立つ場合が多い 物理理論やメカニズムベースの議論が中心で、そちらの専門家が大半 3
泥臭い The 重厚長大 スマートな業界ではなく、 が前提のお話です。
Orange Data Mining ビジュアルプログラミング的にデータ分析や機械学習モデル作成・評価が可能 公式HPから入手すれば無料で使用可能 UIが素晴らしい 初心者は勉強に使おう!
専門家は手抜き・教育に使おう! 4 https://orangedatamining.com/ GUI操作で分析・モデル作成が可能 UIが素晴らしいものの、完全に英語なので拒否感を持つ人がいる 初期実装機能は優秀だが、凝ったデータハンドリングが苦手 →JTCの非専門家が使用するツールに向かない 以前のLTで紹介
R AnalyticFlow 5 https://r.analyticflow.com/ja/ Rベースで動く、GUI操作を基本とする“データ解析ソフトウェア” 日本で作られたソフトで、 UIやチュートリアルなど 全てが日本語対応! 注意) 最新版のRを使う際には
CRANを”0-Cloud”に設定 私の仕事(データ分析教育)で メインに使っているソフトです
Orange Data Miningと比べて UIがやぼったい 初期実装機能が貧弱 データ型の設定や欠損値などでエラーが生じやすい
技術的に高度な機能は特に実装されていない 6 R AnalyticFlowを使う必要ないのでは?
R AnalyticFlowの本当の特徴 7 Rベースで動く、GUI操作を基本とする“データ解析ソフトウェア” 簡易的な“開発環境” 右上で作成した分析フローを基に Rのコードが生成されて左下で実行される フローの途中に自身のコードを挿入可能 →全てのRのライブラリを使用可能! 明日のLT資料作成中
オリジナルのUIノード作成可能 8 Rで提供されている全ライブラリ・全関数を フローで使用可能なGUIを簡易に作成可能! さらに自身が作成した自作関数でも可能! これまでビジュアルプログラミングでは扱い ずらかった繰り返し機能などの機能を持つ GUIノードを手軽に作成可能 さらにそれを他者に簡単に共有可能! これまでGUI操作系のソフトでは扱いが難しかった組織に対して、
Rでできる範囲は簡単にGUI作ってなんとかできるデータ分析ツール
R AnalyticFlowの評価 UIがやぼったい、初期実装機能が貧弱といった欠点はある 一方で、Rのコード・ライブラリを全て導入可能であり、それ らをGUI操作可能にする機能が整備されていることによる機能 の拡張性が優秀 UIがすべて日本語!
すでに実力のある人にとっては有用ではないが、初心者や非専門 家で構成されている組織の実力向上に大きく貢献できるソフト 9