CAS1stpresentation0927

CAS大学第1回 イキイキ社会人によるピッチイベント登壇資料を公開用に変更した資料となります。（変更内容は口頭で補ったことや質疑応答内容を一部入れています。）

「働く」ことはその人にマッチされることで活躍できると思っており、そのことについて具体的な支援者のケースや私のお話しをさせていただきました。

お問い合わせなどは carreer.update.org@gmail.com まで。
全日本キャリア教育改善推進協会

Transcript

1. その⼈にあった「働く」を ⽀援するキャリアデザイナー 全⽇本キャリア教育改善推進協会 代表 尾澤 愛実 CAS⼤学 第1回 イキイキ社会⼈によるピッチイベント登壇資料 2018/09/27
2. 尾澤 愛実 ◼学⽣時代 IT×学習をテーマにユーザービリティの研究。 総合学習のテーマ検索⽀援システム提案が修 論。 ◼会社員時代 ・ネット採⽤という枠で⼊社し、数年Webディ レクターとしていろんなビジネスモデルのサー ビスに関わる。 ・進路領域に関わりたいと思い、商品企画へ。 ・最終的には社員のキャリアも触れたいと思っ て⼈事をほんの少しかじって、8⽉末退社して 現在に⾄る。 キャリアスタイリスト・ファシリテーター 全⽇本キャリア教育改善推進協会 代表
3. 全⽇本キャリア教育改善推進協会 ◼個⼈向け ・キャリア相談 ・ワークショップなどイベント開催 ◼企業向け ・社員向けキャリア⽀援コーチング ・社員間のコミュニケーション⽀援 ・⼈材育成 ・ファシリテーション ・ワークショップ・研修設計
4. 本資料でお話しすること • 「働く」は仕事を変えることだけでなく、どん な環境でどのように「働くか」も含まれる • キャリアに悩んだときに、変化は必ずしも⼤き くする必要はない。⽀援者や私⾃⾝を例に「働 く」こと変えることには段階があり、いろんな ⽅法があることを知ってほしい
5. 「働く」ことはその⼈にマッ チさせることで活躍できる ・仕事のやり⽅、進め⽅ ・職場環境、⼈間関係、待遇 ・分野や職業 今の環境でうまくいかないのは ⾃分の活かせる場所を知らないだけで みんなそれぞれ活かせる場所がある
6. 社内異動 転職 働くスタイ ルを変える ケース2 ⽀援者B もっと個⼈に向き合いたい、決断できる場 所を求めてベンチャーに転職したら楽しす ぎた ケース1 ⽀援者A 上司との相性や仕事の進め⽅が合わ ず、異動したらうまくいきだした ケース3 私 組織の決定や⽂化にあわず、⾃分で仕事や 働き⽅を決断できると楽しい ⼈によって選ぶ⼿段が変わる
7. ケース1 社内異動 • 仕事に⾃信がない。⾃分はできない⼈間だと思う。 • 毎⽇出勤するのが泣くほど嫌でしょうがない • 周りが気にしてくれて孤独ではなくなった • 前向きに仕事に取り込めるようになった ずれていたポイント ・上司との関係性が悪かった ・基本ひとり作業で、組む相⼿が上司で相談相 ⼿がいなかった 状況 結果 ヒアリングするなかで「上司の関係性・仕事の進め⽅」があ わなかったことが課題とわかったため、異動権限のある上司 に話す内容を⼀緒に詰めて相談し、異動に成功。 個別でオンライン（⼀部電話、 対⾯）でキャリアコーチング し、異動を⽀援した⽅の例
8. ケース2 ベンチャー転職 • ⾃分より知識のない⼈に決定権があるのが嫌だった • 上司の仕事の仕⽅と合わない • その分野に特化したベンチャーにいったら、⼤学までの経験も含 めて活かせて楽しくなった • やりたいこと重視で仕事を振ってくれる ずれていたポイント ・会社としてやりたい分野の業務はサブ事業に過 ぎなかった（上司が親会社からの出向） ・営業が強くスタンスが体育会系 状況 結果 今までネガティブな理由かた転職を考えてしまっていたが、ワークショッ プに参加したことで⾃分がどうしたいのかが整理され、背中を押してもら えたと話し、その後⾃律的に活動して転職に成功。
9. ケース3 働くスタイルを変える • 会社の決定した⽅針が納得できないと体調を崩してしまうほど仕事が できない • しかし上司との相性や⾃分の⽅向性とあうとバリューを発揮する • ⾃分でも知らなかった視点の仕事がくるようになった • ⾃分で仕事や働きかたを決められるようになった • 納得感をもって仕事ができるようになった ずれていたポイント ・他の⼈にできることができず、⾃分の得意なことを活かすことが できなかった ・決定した会社の⽅針に同意できず、納得することができなかった ・働く⼈を⾃分で決められないので合わないケースもあった 結果 状況 1つの会社に属するのではなく、複数の会社に対して⾃分にあった「仕 事」を受け、「働き⽅」を⾃分で考える形に変更。
10. 「こうあるべき」の仕事スタイルか ら「こうしたい」の仕事スタイルへ 本当はこうしたい、変えたいと思っていても、それが当たり前だった り、我慢している⼈が多い気がします。 もっと「仕事のやり⽅・進め⽅」「職場関係・⼈間関係・待遇」「分 野や職業」それぞれに対して⼀番⼼地よくパフォーマンスが出せる形 を⽬指していいのではないのかなと思います。 また転職や独⽴だけが⼿段ではなく、社内での異動などいろんなやり ⽅があります。いろんな選択肢をまずは「できなさそう」と思う前に 可能性を広げて考えられたらいいなと感じます。⼀⼈⼀⼈違う価値観 だからこそ、変化の幅も⾊々あっていいと思います。 私⾃⾝はこういったお⼿伝い、活動も今後できたらと考えています。
11. 全⽇本キャリア教育改善推進協会 ◼個⼈向け ・キャリア相談 ・ワークショップなどイベント開催 ◼企業向け ・社員向けキャリア⽀援コーチング ・社員間のコミュニケーション⽀援 ・⼈材育成 ・ファシリテーション ・ワークショップ・研修設計 ご覧いただきありがとうございました。