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FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ #NikkeiMesse

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FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ #NikkeiMesse

2026年3月24日の「日経メッセ プレミアム・カンファレンス・シリーズ、AI時代のITインフラ最適解 ― コスト最適化・セキュリティ強化・業務自動化を支える新戦略」の講演資料です。
https://seminar.nikkei.co.jp/e/1046685

グローバルでは単なるクラウドの利用を脱却し、ビジネス価値を最大化するための「FinOps」の実践が当たり前となりつつあります。近年では、その取り組みをAI投資価値の最大化へ応用する企業も急増しています。本セッションでは、クラウド・生成AI時代のITガバナンスを実現する実践的手法として、FinOpsの基礎から業界標準のフレームワーク(2026年3月版)まで解説します。

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Satoshi Matsuzawa (Matt)

March 24, 2026
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Transcript

  1. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved ―FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ クラウドリフト&シフトの一歩先へ Date March

    24, 2026 株式会社 日立製作所、シニアクラウドアーキテクト Hitachi Application Reliability Centers(HARC) Japan 兼 Hitachi OSPO 松沢 敏志
  2. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 自己紹介 1 Hitachi |

    クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 松沢 敏志 (まつざわ さとし) シニアクラウドアーキテクト、株式会社日立製作所/HARC Japan*1兼Hitachi OSPO所属 @chacco38 *1: Hitachi Application Reliability Centers - クラウドサービスやSaaS、クラウドネイティブ技術を活用したソリューション開発や、稼働後の アーキテクチャ・運用面の改善支援、SREやFinOpsの導入・定着に向けた指導などに従事 - ‘21-23, 25 Japan AWS Top Engineers、Google Cloud Partner Top Engineer ’26 などの受賞歴、著書に『合格対策Microsoft認定資格AZ-204』(リックテレコム) - FinOps Foundation Japan Chapter運営およびFinOpsメンターなどの活動を通じて 国内への普及促進に貢献、翻訳書に『クラウドFinOps 第2版』(オライリー・ジャパン) - New Relic Trailblazerなどを通じてオブザーバビリティ分野の普及促進にも貢献 - 元々はソフトウェアエンジニア、L3サポートエンジニア (Linux、Kubernetes・・・) など in/satoshi-matsuzawa \3/21発売予定/
  3. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved いきなりですがこの数字は何でしょうか? Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ

    2 100 97 97 of the Fortune 100 join FinOps Foundation Community つまり、米国フォーチュン誌が選ぶ 世界で最も称賛される企業ベスト100社の内、 97社は「FinOps」に関する取り組みを始めている 出典: FinOps Foundation websites by FinOps Foundation 社
  4. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 日本におけるFinOpsの現状は? 世界的インフレ、歴史的にも異例な円安の影響もあって、クラウドコストの削減に関心を持つ企業は多いものの、 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」かのように一時的な改善で満足し、組織的なFinOps導入・定着まで至っていない (、、、かつてのグローバル市場と同じように)

    3 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 20%前後 FinOps“的”な取り組みを 始めている国内企業は クラウドの普及自体が米国から 5~7年ほど 遅れていると言われている と言われている グローバルでは当たり前となりつつある一方で 世界の歴史が物語っているようにクラウドジャーニーが進めば 日本でもFinOpsの導入、実践へと進むのが自然な流れ 出典: Gartner、「日本におけるクラウドとAIのハイプ・サイクル:2025年」を発表
  5. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 今日話すこと Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ

    4 ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved クラウドネイティブ・生成AI時代のITガバナンスを実現する手法として 世界が実践を進める「FinOps」について紹介します! ✓ 生成AI・クラウド市場動向と将来予測 ✓ マルチクラウド/ハイブリッド化によって直面している課題 ✓ クラウドCoEとFinOpsの関係 ✓ FinOpsの導入/実践事例 ✓ FinOpsコミュニティーの支援制度、など
  6. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 生成AIのビジネスへの適用が進み、AIファーストと呼ばれる時代へ 生成AIの登場でビジネスシーンへのAI適用が容易に実現可能に、今後もAI機能を組み込むプロダクトやサービスが 次々とリリースされ、AI機能の活用をまずは第一優先とする時代がやってくると予想される 6

    Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 生成AI・クラウド市場動向のおさらい 出典: 総務省、令和7年版 情報通信白書、世界のAI市場規模の遷移及び予測 出典: 総務省、令和7年版 情報通信白書、国内AIシステムの市場規模及び予測 世界のAI市場規模 国内AIシステムの市場規模
  7. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 生成AI基盤の最有力候補として、クラウドのさらなる成長が予想される 生成AI・クラウド市場動向のおさらい 生成AIを稼働する環境として、オンプレミスで高価なGPUを搭載したサーバー群を抱えるのではなく、最新技術へす ぐにアクセスでき、事業にあわせて容易にスケールできるクラウドへの期待がますます高まると予想される

    7 出典:IDC Japan, 2024年5月「国内クラウド市場予測、2024年~2028年」(JPJ50706724) 十億円 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 2023 2024 2025 2026 2027 2028 国内クラウド市場 用途別 売上額予測 DX / データ駆動型ビジネス(生成AI含む) リプレイスメント / 効率化 従来型IT 11.5% 44.0% 44.5% 2023年 33.8% 46.8% 19.5% 2028年 国内クラウド市場 用途別 市場構成比 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  8. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved クラウドネイティブ・生成AI時代の到来によって求められている変化 多くの企業や政府がクラウドファーストを進める一方で 「従来型」から「DX/データ駆動型(生成AI含む)」へのシフトが進む中で、ITのアジリティを高めるためには運用モデル の変化も必須であり、開発と運用が一体となったDevOpsの実践が求められている

    DX/データ駆動型 Mode2: 高頻度の変更 / 変化に即応 開発モデル: ウォーターフォール型 運用モデル: 開発と運用の分業による責 任分離のオペレーション アーキテクチャー: 密結合/ステートフル インフラストラクチャー: 仮想化 (IaaS) 従来型 Mode1: 最低限の変更 / 安定稼働 開発モデル: アジャイル型 運用モデル: DevOps実践による 責任共有のオペレーション アーキテクチャー: 疎結合/ステートレス インフラストラクチャー: クラウド (PaaS/SaaS中心) 8 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ テスト 監視 運用 実装 計画 運用 自動化 + 継続改善
  9. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved さまざまな要素のバランスを取り続けることも重要 もちろん重要なのはアジリティだけではありません 9 ステークホルダー全員がその時の組織にとって

    最善な意思決定をしているかどうかを 常に確信を持てる状態にしておくことが必要 主要メトリクスの自動測定 リアルタイムのデータ可視化 ステークホルダー全員がアクセス可能 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ AI
  10. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved クラウド利用が進むにつれて顕在化してきた新たな課題 多くの企業や政府がクラウドファーストを進める一方で システムごとに個別の取り組みとしてクラウドファーストを推進した結果、クラウドをテコに加速しつつも価値を十分に 引き出せない(=技術的負債を作りこみ続ける)開発チームと開発速度に追随できない運用チームが生まれている

    15% 19% 19% 24% 44% 44% 49% アジリティ向上 運用改革のロードマップ見える化 ライセンス管理 信頼性向上 運用効率化 クラウドコスト最適化 クラウドスキル不足 1st 2nd 3rd Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 11 ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 出典: サーベイレポート「日本と海外を比較して見えてきた1つの解決策―クラウドの実態調査でコスト管理の悩みが明らかに」 by Hitachi
  11. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 実際、クラウド運用についてこんなことを聞いたことないですか? クラウドを利用したことがある方なら一度は身に覚えがあるのでは 安くなるからとオンプレミスからクラウドへ移行したのに 結果としてなぜかコストはあまり下がらなかった

    スモールスタートでコストを抑えて利用を開始したものの 気がついたときにはすでに予算を大きく超えていた 意味不明なアラートが多発しており 切り分け作業などで疲弊している いつだれが何のために作ったのか分からない 消していいかも判断できないリソースが乱立している など Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 12
  12. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 実は、リフト&シフトのジャーニーは移行後のクラウド最適化とのセットが前提 見落とされがちなクラウドジャーニーの落とし穴 13 引用:『クラウドFinOps

    第2版』、図2-3 リフト&シフトのショットクロック*1、p.27 *1:ショットクロックとは、バスケットボールのルールで、試合展開をスピーディーに行うために攻撃 側チームはボールを持ってから一定期間内にシュートを打たなければ相手ボールとなってしまうルール クラウドリフト&シフトをした瞬間は、初期投資が 少ないのでコスト削減の効果はたしかに出る。 しかし、従来の作って放置の意識のまま クラウドの特性にあわせたアーキテクチャ、 運用に最適化せずに放置すると… 「クラウドの方が安いと言われて移行したのに、 むしろクラウドの方が高い!おかしい!!」 なお、ショットクロックの期間は、クラウドリフト&シフト時の 設計でどれだけクラウド側に歩み寄れたかで増減
  13. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved クラウドCoEを立ち上げる企業が増えている クラウドカオスな状態に対するひとつの解決策として 組織全体のクラウド活用を円滑に推進するため、部門横断で活動する専門チームとしてクラウドCoEを設立して、 ガバナンスを効かせながら個々のプロジェクトのスピード、品質、価値を最大限に引き出せるように下支えを行う

    14 エグゼクティブスポンサー クラウドCoE (Center of Excellence) 個々の プロジェクト 担当 クラウドCoEの主な役割: ⁻ ガバナンスの確立 ⁻ 知識・ノウハウの共有 ⁻ 技術コンサルティング、など クラウドCoEの主な目的: ⁻ クラウドによるビジネス価値の最大化 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 出典: Top cloud challenges (N=753), Flexera 2024 State of the Cloud Report by Flexera 半数以上はクラウドCoE組織をすでに導入しており 一年以内の立ち上げ計画中を含めると75%以上になる
  14. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 実際に歩む道は組織/チームごとにさまざまである クラウドCoEを立ち上げさえすれば解決とはいかないのも事実 15 North

    Star めざすべき先はみんな同じ と比喩されることも 独学で調べながら試行錯誤を繰り返し実行していくルート だいたい (北極星) クラウドによる ビジネス価値の最大化 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  15. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 最適なルートを歩むための考え方や手法、組織文化の総称が「FinOps」 クラウドによるビジネス価値の最大化というゴールに対して 16 クラウドとテクノロジーのビジネス価値の最大化、データに基づい

    たタイムリーな意思決定、エンジニアリング、財務、ビジネスチーム 間のコラボレーションを通じて財務上の説明責任を生み出すため の運用フレームワークおよび組織文化的なプラクティスです。 ― FinOps Foundation Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved =財務
  16. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 最適なルートを歩むために心がけなければいけないこと クラウドによるビジネス価値の最大化というゴールに対して 17 North

    Star めざすべき先はみんな同じ と比喩されることも だいたい (北極星) クラウドによる ビジネス価値の最大化 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ Low-hanging fruit =簡単に得られる成果 Sweet fruit 長期的な準備 など クロール ウォーク ラン 成熟度(マチュリティ) Inform Optimize Operate データに基づく 迅速な意思決定 データの可視化 改善機会の特定 改善の実装 小さな改善の 反復ループ 先人の知恵 AWS Well-Architected Framework/CFM Template FinOps Framework Azure Well-Architected Framework Google Cloud Architecture Framework → デファクトスタンダード手法 コミュニティー /メンター タイムリー& アクセスしやすい
  17. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 最適なルートを歩むために心がけなければいけないこと クラウドによるビジネス価値の最大化というゴールに対して 18 North

    Star めざすべき先はみんな同じ と比喩されることも だいたい (北極星) クラウドによる ビジネス価値の最大化 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ Low-hanging fruit =簡単に得られる成果 Sweet fruit 長期的な準備 など クロール ウォーク ラン 成熟度(マチュリティ) Inform Optimize Operate データに基づく 迅速な意思決定 データの可視化 改善機会の特定 改善の実装 小さな改善の 反復ループ 先人の知恵 AWS Well-Architected Framework/CFM Template FinOps Framework Azure Well-Architected Framework Google Cloud Architecture Framework → デファクトスタンダード手法 コミュニティー /メンター タイムリー& アクセスしやすい まずは軽くで良いので おさえておきましょう!!
  18. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOps実践アプローチのご紹介 ザックリな Hitachi |

    クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 19 ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved
  19. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 今回ご紹介するのは「FinOpsフレームワーク (2026年最新版)」です! デファクトスタンダードなFinOps実践アプローチ手法として 多くの実践者の豊富な経験をもとにクラウドコストや使用量を最適化し、クラウドのビジネス価値を最大化へと導く

    ための原則やプラクティスなどを網羅的にまとめたもので一貫したFinOps実践アプローチを提供するものである 20 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ クラウドとテクノロジーの ビジネス価値の最大化 部門間連携を通じて 財務上の説明責任を 生み出す データに基づいた タイムリーな意思決定
  20. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 補足、FinOpsフレームワークを提供するFinOps Foundationとは FinOpsフレームワークの紹介に入る前に FinOps

    Foundation(F2)は、ベストプラクティス、教育、標準などの提供を通じてFinOpsを実践する人々の支援を することに注力するThe Linux Foundationのプログラムのひとつ、主要なクラウドサービスプロバイダーはすべてプレミ アメンバーとして参画 21 ※図内の数値は、2026年3月時点の情報です。 出典: Intro to FinOps slides by FinOps Foundation Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 個人: 95,000+ 企業: 34,000+ フォーチュン100中 97社 認定: 62,000+ プレミアメンバー など • AWS • Microsoft • Google Cloud
  21. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 余談、FOCUSとは FinOpsフレームワークの紹介に入る前に 正式名称はFinOps Open

    Cost and Usage Specification(FOCUS)、クラウドプロバイダー各社の請求書のデー タフォーマットを統一規格で扱えるようにする課金データフォーマットに関するオープンソースの技術仕様 22 最新バージョンはv1.3 (2025年12月リリース) 主要なクラウドプロバイ ダーはすでに対応済み 主要SaaSプロバイダーも順 次対応されていく見込み 主要なクラウドプロバイダーで もFOCUS形式の可視化に 対応してきている状況 画像引用: What is FOCUS? by FinOps Foundation Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 参考: FOCUS 1.3リリース:新機能と仕様 変更のポイント - Qiita
  22. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 改めて、今回ご紹介する「FinOpsフレームワーク (2026年最新版) 」です! デファクトスタンダードなFinOps実践アプローチ手法として

    多くの実践者の豊富な経験をもとにクラウドコストや使用量を最適化し、クラウドのビジネス価値を最大化へと導く ための原則やプラクティスなどを網羅的にまとめたもので一貫したFinOps実践アプローチを提供するものである Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 23 クラウドとテクノロジーの ビジネス価値の最大化 データに基づいた タイムリーな意思決定 部門間連携を通じて 財務上の説明責任を 生み出す 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  23. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 24 Hitachi

    | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsスコープと技術カテゴリ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提 FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域
  24. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsスコープと技術カテゴリ どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提

    FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域 FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 25 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  25. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsを成功へと導くための基本的な考え方 FinOpsフレームワーク:FinOpsの原則 26 組織内の各部門チームは協力する必要がある

    Teams need to collaborate テクノロジーに関する意思決定はビジネス価値に基づいて行うこと Business value drives technology decisions すべての人が自分のクラウドやテクノロジーの使用量に当事者意識を持つこと Everyone takes ownership for their technology usage FinOpsデータはアクセスしやすくタイムリーで正確であるべき FinOps data should be accessible, timely, and accurate 組織横断の専門チームが中心となりFinOpsを推進するべき FinOps should be enabled centrally クラウドの変動費モデルをうまく利用すること Take advantage of the variable cost model of the cloud 出典: FinOps Principles by FinOps Foundation Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  26. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsスコープと技術カテゴリ どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提

    FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域 FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 27 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  27. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    28 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  28. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    29 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsプラクティショナー FinOpsチームやクラウドCoEチームメンバーなどのクラウド /FinOpsのベストプラクティスに精通する技術者 主な役割: • FinOpsの活動全般をリード、各チームの橋渡し役 • コストの可視化と配賦、最適化機会の特定 など
  29. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    30 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ エンジニアリング クラウド環境の開発/運用を担当するクラウドアーキテク ト、開発者、SRE、プラットフォームエンジニアなど 主な役割: • アプリケーション/インフラの管理、設定変更の実行 • 最適化機会の取り込み可否の意思決定 など
  30. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    31 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ プロダクト サービスや機能の迅速な市場投入を担うビジネスオー ナーやプロダクトオーナー、プロダクトマネージャーなど 主な役割: • アプリケーション/サービスの要件定義 • プロダクトバックログの管理、優先順位付け など
  31. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    32 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 リーダーシップ クラウドへの投資対効果に責任を持つインフラ責任者、 クラウドCoE責任者、CIO/CTOなどの経営幹部など 主な役割: • 部門間連携の阻害要因排除、チームの効率性確保 • FinOps推進の後押し、部門共通の目標設定 など
  32. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    33 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 (戦略的)調達 クラウドベンダーやソフトウエアベンダーとの交渉による割 引適用、ベンダーとの契約を行う調達部門など 主な役割: • ボリュームディスカウントなどの割引適用 • 調達プロセスの合理化 など
  33. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    34 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 財務 正確な予測モデルの構築するための財務に関する専 門知識を有する財務、経営管理部門など 主な役割: • クラウドコストの予測、予算化 • 財務報告、予測の精度向上 など
  34. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは特定のチームだけの仕事ではない FinOpsフレームワーク:FinOpsペルソナ クラウドCoEや各プロジェクトの開発・運用担当だけではなく、ビジネス部門や財務、調達、さらにはCIO/CTOといっ た経営陣など、さまざまな部門/チームが役割を持って「同じ目標」に向かってFinOpsを推進する必要がある

    35 出典: FinOps Personas by FinOps Foundation FinOpsの実践に常に関与する チームまたは担当者 常に関与はしないが調整が必要となる 可能性のあるチームまたは担当者 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ ビジネス価値 の最大化 アライメント 正当性 インセンティブ etc.
  35. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsスコープと技術カテゴリ どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提

    FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域 FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 36 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  36. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsは3つのフェーズを1サイクルとする小さな反復ループ FinOpsフレームワーク:FinOpsフェーズ 37 Inform、Optimize、Operateの3つのフェーズを意識して、

    小さな反復ループを通じて継続的に改善を行っていくことが重要である 出典: FinOps Phases by FinOps Foundation Informフェーズ コストや使用量の可視化と 各チームへの割り当てを行う Optimizeフェーズ 使用量と料金の最適化の 機会の特定を行う 主な実施項目: • データソースの特定 • データをタイムリーに収集し、予算編成、予 測、KPI設定、ビジネス価値算出など実施 • タグ付けによるコスト配賦、など 1 主な実施項目: • Informフェーズのデータを基に、クラウドの効率改 善機会(リソースの適正化、新世代化、未使用 リソース削除など)を特定 • コミットメントベース割引の検討、など Operateフェーズ 継続的な改善の実行 主な実施項目: • Optimizeフェーズで検討した改善機会の実装 • ガバナンスポリシー確立、コンプライアンスの監視、 トレーニングプログラムやガイドライン策定、など 2 3 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  37. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved ぜひ最初の第一歩、可視化から始めてみませんか? FinOpsフレームワーク:FinOpsフェーズ コスト分析する際は、一般的に組織全体の把握(①)からはじめ、支出の多いアカウント(環境)に絞ってどのサービス に多くのコストを消費しているか(②)、さらにどのリソースタイプにより多くの支出をしているか(③)と見ていきましょう

    38 ①組織・プロジェクト全体の傾向 ②特定アカウント(環境)の サービス別の使用状況 ③特定サービスの詳細使用状況 Aシステム 本番環境 CloudWhatch DataProcessing- Bytes (東京) ここのレベルですら把握できていないことが 冗談抜きにして非常に多いです Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  38. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsスコープと技術カテゴリ どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提

    FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域 FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 39 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  39. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsによる課題解決のためのアプローチ FinOpsフレームワーク:FinOps成熟度モデル 「クロール、ウォーク、ラン」の3段階のアプローチで、小規模から始めて反復ループを繰り返しながら徐々にプラクティス を成熟させていき、それから段階的に規模や範囲を拡大しつつ、より複雑な課題解決へと着手していくこと

    40 出典: FinOps Maturity Model by FinOps Foundation クロール ウォーク ラン 補足) FinOpsケイパビリティの項目ごとに成熟度の定義がある Knowledge: 一部のチームのみ理解 Process: 基本的な部分のみ Metrics: 基本的なKPIのみ定義 Adoption: 環境ごとにまちまち Automation: 自動化していない Knowledge: 主要なチームは理解 Process: ほぼ全体をカバー Metrics: 基本KPIの自動計測 Adoption: ドキュメントは実装済み Automation: 一部は自動化 Knowledge: すべてのチームが理解 Process: 複雑なケースも対応 Metrics: 主要KPIを自動計測 Adoption: 一貫的/普遍的に適用 Automation: 主要部分は自動化 まずはシンプルな課題解決から ✓ コストを可視化をしてみる ✓ 未使用のリソースを棚卸する ✓ 最低限のコミットメント割引の 適用、など Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  40. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 対象領域 活動内容 起点とするパイロットを選出 改善の対象とするシステム

    / プロジェクトを 絞り込むことで、解決すべき課題を具体化 目に見える成果を創出 まずは対応コストが少なく、早期に成果を 出せる施策から着手して、小さな変化を起こす パイロットからの横展開を実施 要件が近い後続システムを選択した上で、 効果 / リスクを考慮しつつ施策を選択 / 適用 改善のロードマップを策定 「まずはやってみよう」と共感してくれる少数の メンバー(とスポンサー)の間で、素早く意思決定 成功体験を組織内で共有 小さな変化 / 成果をタイムリーに発信し続ける ことで、取り組みに対する組織内の共感を獲得 プロジェクト横断での継続改善 改善施策の適用をシステム全体に広げた上で、 要件に応じて適正なレベルの成熟度を実現 繰り返しになりますが初手でいきなり全体最適を狙うはアンチパターン FinOpsフレームワーク:FinOps成熟度モデル パイロットでシンプルな課題に対応して早期に成果を創出し、周囲の共感を得ながら横展開していくアプローチに よって成果を積み上げ、強力なスポンサーシップを得てから難しい課題へと挑戦していくことが重要である 41 ステージ#2 成果の創出 / 成功体験の共有 ステージ#1 パイロットの選定 / 改善計画の策定 ステージ#3 横展開の実施 / システム全体への拡大 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  41. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsスコープと技術カテゴリ どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提

    FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域 FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 42 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  42. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの活動として具体的に何をやるのか? FinOpsフレームワーク:FinOpsドメインとケイパビリティ 使用量とコストの理解 ビジネス価値の定量化

    使用量とコストの最適化 FinOpsプラクティスの管理 43 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 出典: FinOps Domains, FinOps Capabilities by FinOps Foundation すべての人がクラウドの使用量やコストに ついて理解を深めることを目的とした活動 組織やステークホルダーにもたらす価値と、クラウドのコストがどう対 応しているか理解を深めることを目的とした活動 効果的な設計/構築、定期的な使用量/料金の見直しや新機能/ 新サービスの活用などによる適正化を目的とした活動 継続的な改善活動を通じて人/プロセス/技術へ徐々に変革をもたらし、無駄を生みにく く、より価値を高められる組織的文化を醸成していことを目的とした活動 データ取り込み 使用量やコストに 関するデータセット を作成 レポートと分析 改善機会の特定、 データに基づく意 思決定のサポート 配賦 タグやラベルなど を使用してコスト を割り当て 異常管理 予測できないクラ ウド支出をタイム リーに検知 アーキテクチャー設計 とワークロード配置 コストを意識した効率 的なソリューション設計 使用量の最適化 リソースを最適化して ビジネス価値を拡大 料金の最適化 交渉割引・コミットメン ト割引などで効率化 ライセンスとSaaS ソフトウェアライセンスと SaaS投資を最適化 サステナビリティ 持続可能性の指標 を最適化に組み込み、 他とのバランスを取る 計画と見積もり 潜在的なコストと価 値を見積もり 予算編成 ビジネス目標に 沿った支出の管理 予測 将来のコストと価値の モデルを作成 ユニットエコノミクス クラウド利用によるビジネ ス価値への影響を把握 するための指標を追跡 KPIと ベンチマーキング 効率指標を使用して 外部と比較評価 プラクティスの運用 戦略とプロセスの継続を 通じてプラクティスを強化 する効率的なチーム運営 アセスメント 成熟度を分析し、活 動の強みと改善すべき 領域の洞察を得る ガバナンス、ポリシーと リスク 規制要件準拠、リスク軽 減の仕組みの確立/進化 自動化、ツールと サービス ツールを効果的に活用 し、プラクティスを強化 教育と普及促進 組織全体がFinOpsを採 用/実践できるように教育 などを実施 請求とチャージバック 財務と協力し、請求書 照合ワークフロー、チャー ジバックモデルを開発 エグゼクティブ戦略 アライメント FinOpsをビジネス戦略や 優先事項と結び付ける 専門分野間の連携 FinOpsと連携してクラ ウド戦略に統合すべき 関連ペルソナとの活動
  43. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの活動として具体的に何をやるのか? FinOpsフレームワーク:FinOpsドメインとケイパビリティ 使用量とコストの理解 ビジネス価値の定量化

    使用量とコストの最適化 FinOpsプラクティスの管理 44 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 出典: FinOps Domains, FinOps Capabilities by FinOps Foundation すべての人がクラウドの使用量やコストに ついて理解を深めることを目的とした活動 組織やステークホルダーにもたらす価値と、クラウドのコストがどう対 応しているか理解を深めることを目的とした活動 効果的な設計/構築、定期的な使用量/料金の見直しや新機能/ 新サービスの活用などによる適正化を目的とした活動 継続的な改善活動を通じて人/プロセス/技術へ徐々に変革をもたらし、無駄を生みにく く、より価値を高められる組織的文化を醸成していことを目的とした活動 データ取り込み 使用量やコストに 関するデータセット を作成 レポートと分析 改善機会の特定、 データに基づく意 思決定のサポート 配賦 タグやラベルなど を使用してコスト を割り当て 異常管理 予測できないクラ ウド支出をタイム リーに検知 アーキテクチャー設計 とワークロード配置 コストを意識した効率 的なソリューション設計 使用量の最適化 リソースを最適化して ビジネス価値を拡大 料金の最適化 交渉割引・コミットメン ト割引などで効率化 ライセンスとSaaS ソフトウェアライセンスと SaaS投資を最適化 サステナビリティ 持続可能性の指標 を最適化に組み込み、 他とのバランスを取る 計画と見積もり 潜在的なコストと価 値を見積もり 予算編成 ビジネス目標に 沿った支出の管理 予測 将来のコストと価値の モデルを作成 ユニットエコノミクス クラウド利用によるビジネ ス価値への影響を把握 するための指標を追跡 KPIと ベンチマーキング 効率指標を使用して 外部と比較評価 プラクティスの運用 戦略とプロセスの継続を 通じてプラクティスを強化 する効率的なチーム運営 アセスメント 成熟度を分析し、活 動の強みと改善すべき 領域の洞察を得る ガバナンス、ポリシーと リスク 規制要件準拠、リスク軽 減の仕組みの確立/進化 自動化、ツールと サービス ツールを効果的に活用 し、プラクティスを強化 教育と普及促進 組織全体がFinOpsを採 用/実践できるように教育 などを実施 請求とチャージバック 財務と協力し、請求書 照合ワークフロー、チャー ジバックモデルを開発 エグゼクティブ戦略 アライメント FinOpsをビジネス戦略や 優先事項と結び付ける 専門分野間の連携 FinOpsと連携してクラ ウド戦略に統合すべき 関連ペルソナとの活動
  44. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved よくある「使用量とコストの最適化」のポイント FinOpsフレームワーク:FinOpsドメインとケイパビリティ クラウドサービスに共通してよくあるコスト最適化ポイントとしては以下のようなものがあり、未使用リソースの停止など の稼働中のアプリケーションに影響が少ない=着手しやすい施策から段階的に実行していくことが重要である

    45 コンピューティングの適正化 ✓ 過剰なサイジングの見直し ✓ コストメリットの高い最新世代の利用 ✓ コストメリットの高いプロセッサの利用 未使用リソースの停止 ✓ アイドル状態のリソースの停止/削除 ✓ 未割当の仮想ストレージなどの削除 ✓ 不要なスナップショットの削除 スケーリングの調整 ✓ 夜間休日など未使用時のリソース停止 ✓ オートスケーリングによるリソース増減 ✓ オートスケール速度/感度の調整 ストレージ/ネットワークの適正化 ✓ 用途に合わせたストレージサービスの選択 ✓ アーカイブなどのストレージ階層の変更 ✓ リージョン間/外部通信などの適正化 ライセンスの適正化 ✓ 既存ライセンスの持ち込み(BYOL) ✓ ソフトウェアライセンスの安いOSSの活用 料金(レート)の適正化 ✓ コミットメント割引の購入 ✓ スポットインスタンスの活用 ✓ ボリュームディスカウント/プライベートオファー 出典: AWSコスト削減ポイント紹介 #三大クラウドコスト削減術セミナー Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  45. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの活動として具体的に何をやるのか? FinOpsフレームワーク:FinOpsドメインとケイパビリティ 使用量とコストの理解 ビジネス価値の定量化

    使用量とコストの最適化 FinOpsプラクティスの管理 46 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 出典: FinOps Domains, FinOps Capabilities by FinOps Foundation すべての人がクラウドの使用量やコストに ついて理解を深めることを目的とした活動 組織やステークホルダーにもたらす価値と、クラウドのコストがどう対 応しているか理解を深めることを目的とした活動 効果的な設計/構築、定期的な使用量/料金の見直しや新機能/ 新サービスの活用などによる適正化を目的とした活動 継続的な改善活動を通じて人/プロセス/技術へ徐々に変革をもたらし、無駄を生みにく く、より価値を高められる組織的文化を醸成していことを目的とした活動 データ取り込み 使用量やコストに 関するデータセット を作成 レポートと分析 改善機会の特定、 データに基づく意 思決定のサポート 配賦 タグやラベルなど を使用してコスト を割り当て 異常管理 予測できないクラ ウド支出をタイム リーに検知 アーキテクチャー設計 とワークロード配置 コストを意識した効率 的なソリューション設計 使用量の最適化 リソースを最適化して ビジネス価値を拡大 料金の最適化 交渉割引・コミットメン ト割引などで効率化 ライセンスとSaaS ソフトウェアライセンスと SaaS投資を最適化 サステナビリティ 持続可能性の指標 を最適化に組み込み、 他とのバランスを取る 計画と見積もり 潜在的なコストと価 値を見積もり 予算編成 ビジネス目標に 沿った支出の管理 予測 将来のコストと価値の モデルを作成 ユニットエコノミクス クラウド利用によるビジネ ス価値への影響を把握 するための指標を追跡 KPIと ベンチマーキング 効率指標を使用して 外部と比較評価 プラクティスの運用 戦略とプロセスの継続を 通じてプラクティスを強化 する効率的なチーム運営 アセスメント 成熟度を分析し、活 動の強みと改善すべき 領域の洞察を得る ガバナンス、ポリシーと リスク 規制要件準拠、リスク軽 減の仕組みの確立/進化 自動化、ツールと サービス ツールを効果的に活用 し、プラクティスを強化 教育と普及促進 組織全体がFinOpsを採 用/実践できるように教育 などを実施 請求とチャージバック 財務と協力し、請求書 照合ワークフロー、チャー ジバックモデルを開発 エグゼクティブ戦略 アライメント FinOpsをビジネス戦略や 優先事項と結び付ける 専門分野間の連携 FinOpsと連携してクラ ウド戦略に統合すべき 関連ペルソナとの活動
  46. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved ユニットエコノミクスが最適であるかを測定する FinOpsフレームワーク:FinOpsドメインとケイパビリティ クラウドのコストや使用量はビジネスの成長とともに変動するため、単に金額ベースで見てしまうとミスリードさせる可 能性がある。サービスや製品の「単位(ユニット)あたり」の収益性とコストを示す指標(=ユニットエコノミクス)が健全で

    あるかを測定することで、ビジネスにとって適切であるかを測定可能となる 47 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ ユニットエコノミクスの例: ⁻ 顧客一人あたりのクラウドコスト ⁻ APIリクエスト一件あたりのクラウドコスト ビジネスメトリクスの例: →ビジネスメトリクス ⁻ 某SNS:アクティブユーザー数の利用時間/日 ⁻ 某配車サービス:乗車数/週 ⁻ 某Web会議サービス:開催ミーティング数/週 など など クラウド利用料 基準 3か月後 収益(ケースA) 収益(ケースB) 以前より高くなったけど… =健全 =不健全
  47. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsスコープと技術カテゴリ どのドメインを重視し、どのケイパビリ ティをどの程度まで実装するかを決 めるためのビジネス上の前提

    FinOpsの実践を適用 する対象の技術領域 FinOpsフレームワークの構成要素 FinOpsフレームワークの概要 48 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ FinOpsの原則 FinOpsの活動を 成功へと導くための 基本的な考え方 FinOpsペルソナ FinOps成熟度モデル FinOpsフェーズ FinOpsの活動に 関わる利害関係者 とそれぞれの役割 FinOpsの改善 サイクルを構成する 3つの工程 FinOpsの実践レベルを 客観的に把握するための 評価基準 ドメインはFinOpsの実践 で得られる成果 各ドメインの達成に必要な 活動や実装すべき能力 FinOpsドメインとケイパビリティ 出典: FinOps Framework by FinOps Foundation
  48. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの実践はどこに適用できるのか? FinOpsフレームワーク:FinOpsスコープと技術カテゴリ クラウドに対するFinOpsの成功体験を、「クラウドの枠を超えた技術カテゴリ」にも適用する企業が急速に拡大中 49

    Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 出典: The State of FinOps by FinOps Foundation クラウドの枠を超えた範囲へのFinOpsの適用状況 (2026年) FinOps for これらの活動は その中でもFinOps業界で今一番ホットなトピックが「FinOps for AI」です!! と呼ばれ、 例えば、「AIイノベーションのためのスコープ」であれば「ビジネス背景(スピード重視、多 少の無駄は許容してでも改革を推進)を元に、注力するケイパビリティはデータ取り 込みと配賦などを選択し、それ以外のケイパビリティは成熟度が低くても許容する」 など、ビジネス的な文脈によってFinOpsの重点的に取り組むべき活動は変化します。 FinOpsスコープとは、今のビジネスにとって最も重要な ケイパビリティに賢くリソースを配分できるようにするためのメカニズム
  49. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 改めて、最適なルートを歩むために心がけなければいけないこと クラウドによるビジネス価値の最大化というゴールに対して 50 North

    Star めざすべき先はみんな同じ と比喩されることも だいたい (北極星) クラウドによる ビジネス価値の最大化 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ Low-hanging fruit =簡単に得られる成果 Sweet fruit 長期的な準備 など クロール ウォーク ラン 成熟度(マチュリティ) Inform Optimize Operate データに基づく 迅速な意思決定 データの可視化 改善機会の特定 改善の実装 小さな改善の 反復ループ 先人の知恵 AWS Well-Architected Framework/CFM Template FinOps Framework Azure Well-Architected Framework Google Cloud Architecture Framework → デファクトスタンダード手法 コミュニティー /メンター タイムリー& アクセスしやすい まずは軽くで良いので おさえておきましょう!!
  50. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved でも、自力だけでやり切れるのか不安を感じるかもしれません FinOpsの実践にはFinOpsフレームワークが有用なのはわかった 51 そんなあなたを支援する

    良い制度/サービスがありますよ!! FinOps Foundationメンターシッププログラム (無償) Hitachi Application Reliability Centers(HARC)サービス Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved
  51. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOps Foundationメンターシッププログラム FinOps Foundationメンバー向けの無償プログラム

    コミュニティーメンバー向けの育成プログラムで、豊富な経験と専門性が認められたコミュニティーメンバーが6か月間メ ンターとして付き、1か月あたり合計60分間のミーティングベースでアドバイスや相談を受けることができる制度 詳細はこちら >>> https://learn.finops.org/page/mentorship-program 52 メンティーとなるための条件 • コミュニティーメンバー(個人)であること • 現在FinOpsに関わる仕事をしていること • FinOps認定プラクティショナー資格、 もしくはFinOps認定エンジニア資格を取得していること 補足)コミュニティーメンバー(個人)になる条件 • 非ベンダー企業所属かつFinOps認定プラクティショナー 資格を取得していること(もちろん年会費などなし) メンター (教えたい人) メンティー (学びたい人) どちらもコミュニティーメンバー Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  52. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの実践を通じてクラウド運用変革を支援する日立のサービス もう一つは、エベレスト登山を伴走型で支えるシェルパのように 53 Hitachi

    | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 継続的な改善を通じたクラウド運用の成熟度向上を伴走型で支援 Hitachi Application Reliability Centers(HARC)では、エベレスト登山を伴走型で支援 するシェルパのように日立のエキスパート人財がお客さまに寄り添って、クラウド運用に関する さまざまな課題を一緒に乗り越えながら、クラウド活用によるスピード、品質、価値を最大 限に引き出せる組織への変革をサポートします。 HARCの詳細はこちら >>> https://www.hitachi.co.jp/harc/
  53. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved サービスカタログとサービス適用の流れ Hitachi Application Reliability

    Centers(HARC)サービス アドバイザリサービスで改善計画の策定、マネジメントサービスで各種施策の継続実行 / 成熟度向上を実施 54 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  54. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved おさらい & まとめ Hitachi

    | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 55 ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved
  55. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 改めて、日本のFinOps業界の状況 2025年は、国内で初めてとなるFinOpsをメインテーマとするカンファレンスFinOps X Day

    Tokyoが開催、デジタル 庁よりガバメントクラウド利用者向けの「FinOpsガイド」公開など、徐々に盛り上がりは見せているものの、本格的 な導入・定着はまだまだ時間がかかると予想される 56 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 世界 日本 ≒一昔前の世界 非エンジニアにも 広がっている 知る人ぞ知る (FinTechと混同) 世界の歴史が物語っているように将来的に日本でも FinOpsの導入、実践へと進むのが自然な流れ どうやるのか (How中心) なぜやるのか (Why中心) 全体最適 クラウドを超えて (長距離走) 単発的なクラウド コスト削減 (短距離走) 用語 実践 ≒当たり前 一部の企業のみ 話題 焦点 出典: Gartner、「日本におけるクラウドとAIのハイプ・サイクル:2025年」を発表
  56. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの導入、実践にあたっての重要ポイントのおさらい FinOpsの実践が必要になってくるときに備えて 57 Hitachi

    | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsで解決したい課題解決に向けて最適なルートをたどれるように FinOpsフレームワークや各種ナレッジなどの先人の知恵を積極的に活用すること 現在のデータをもとにこのサイクルではどこが一番効果的かを見極めながら その時々の最善を小さく繰り返し、組織/チームとしての成熟度を徐々に高めること (ゼロtoヒーローやビックバンリリースのような改善はさけること) とくに導入期などの初期段階、自身でうまくサイクルを回せるようになるまでは コミュニティーなどをぜひ活用して他のFinOps実践者にアドバイスを求めてみよう (時には外部のFinOpsサービスを活用するといった選択肢もありかもしれない) 1 2 3
  57. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOps業界のバイブル本『クラウドFinOps 第2版』 もっとFinOpsについて体系的に学びたい方は 58

    Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ • 事前の予測が難しいクラウドコストを継続的に最適化しながら、クラウド利用 の費用対効果を最大化するための方法論”FinOps”の包括的な解説書 • 2019年の初版発売以来、FinOps界隈では“The Book”と呼ばれ、FinOps を学ぶ上でのバイブル的な存在として親しまれている • 三大クラウドサービスのコスト削減ノウハウなどのテクニカルな側面だけではなく、 FinOpsを組織全体に浸透させ、コスト意識の高い文化を醸成していくための アプローチについても解説している • 業界問わずクラウドを利用するすべての人/チーム、特にコスト効率の改善や クラウド投資の最適化をめざす企業にとって学びの多い内容となっており、 エンジニアだけではなく財務担当者や経営層にもぜひ読んでほしい一冊 • 日本語版オリジナルで書き下ろした独自コラムでは、日本の商習慣に基づく FinOpsの考え方やグローバル企業との違いなども交えた解説を追加 わい
  58. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOps Foundationが提供するトレーニングコンテンツ(英語版) もっともっとFinOpsについて体系的に学びたい方は FinOps認定/トレーニング

    セルフラーニングコンテンツと認定資格を通じて FinOpsに関する知識を深めることができます 詳細は、learn.finops.org を参照ください 出典: Intro to FinOps slides by FinOps Foundation \ 2026年2月にFinOps for AI認定リリース!/ 59 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ
  59. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved コミュニティ主催のミートアップイベントへぜひお越しください 事例や最新の情報を知りたい方は Hitachi |

    クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 60 四半期に1回程度の頻度でFinOpsに関するプレゼンテーションやディスカッション、参加者とのネットワーキングなどを 行っています。FinOpsに興味がある方なら、どなたでも大歓迎です。ぜひ一緒にFinOpsを盛り上げていきましょう。 • 国内にユーザー企業によるFinOps事例の紹介、ベンダー企業によるナレッジ共有 • FinOps Xなどの大型イベントで発表された最新動向や事例のリキャップ • FinOps Foundation幹部による基調講演、ネットワーキング、など 主な実施内容: https://finops.connpass.com/
  60. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved FinOpsの一歩先、さらに一段上の規律として 最後の最後に Hitachi |

    クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 61 AI Responsible (社会的責任) コストとのバランスを取りつつ、品質やスピードを追求しても、 そのAIシステムが『社会的責任』という枠から外れてしまえば、 企業としての信用は失墜してしまう可能性があります・・・ バイブコーディング然り、コードをAIに書かせる時代だからこそ、 開発に関わる皆さんに、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
  61. ©Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved 表記に関する注意事項 ▪他社商品名、商標などの引用に関する表示 – Amazon

    Web Services、AWS、Powered by AWS ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。 – Microsoft、Azureは、マイクロソフト 企業グループの商標です。 – Google、Google Cloud は,Google LLC の商標または登録商標です。 – その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 ▪サービス・製品の仕様に対する表示 この資料に記載している製品・サービス仕様は、2026年3月現在のものです。 製品・サービスの改良などにより予告なく記載されている仕様が変更になることがあります。 Hitachi | クラウドリフト&シフトの一歩先へ、FinOps実践によるビジネス価値の最大化へとシフトせよ 63