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OpenAPIによるスキーマ駆動開発を実現するための道のり

Cyan
December 12, 2022

 OpenAPIによるスキーマ駆動開発を実現するための道のり

Kotlin Fest Reject Conference 2022 発表資料

Cyan

December 12, 2022
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Transcript

  1. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. OpenAPIによる スキーマ駆動開 発を実現するため の道のり

    張 @shenyu_cyan
  2. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 自己紹介 略歴
 
 音声認識の会社にて自然言語処理の

    R&Dエンジニアとして務めた 後、株式会社ビズリーチへ転職し、複数のサービス開発のリードやプ ロジェクト管理、エンジニア採用などを経験。 2021年からヘンリーに 参画。
 StrengthsFinder
 
 1. 学習欲
 2. 個別化
 3. 包含
 4. 最上志向
 5. アレンジ

  3. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. アジェンダ • WHY なぜOpenAPIによるスキーマ駆動開発を使うべきと判断し

    たのか
 • Contract-first vs. Code-first
 • OpenAPI vs. GraphQL vs. gRPC
 • WHAT サーバーサイドKotlinでスキーマ駆動開発を実現するため の守破離

  4. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Contract-first vs. Code-first 予約システム


    名簿システム
 検査報告システム
 Henry
 Integration API

  5. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Contract-first vs. Code-first OpenAPI

    Specification (OAS) Kotlin
  6. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Contract-first vs. Code-first OpenAPI

    Specification (OAS) Kotlin e.g. SpringFox / SpringDoc
  7. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Contract-first vs. Code-first 予約システム


    名簿システム
 検査報告システム
 Henry
 Integration API
 外部サービスベンダー様と協業する際のワークフローを 考慮 • 要求の認識合わせ • APIの仕様のフィックス • 各自が実装 • 結合テスト • リリース
  8. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Contract-first vs. Code-first

  9. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. OpenAPI vs. GraphQL vs.

    gRPC • 自動生成ツールチェーン周りのエコシステムが充実し、カスタマイズをそれほど多く行わなくてもいい。 
 • 外部サービスと連携する部分のプロトコルなので、社内で蓄積されているナレッジはあくまで考慮要素の一つで、世 の中のノウハウの充実さが非常に重要である。 

  10. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 
 gRPC
 GraphQL
 OpenAPI


    自動生成
 First Party
 GraphQL Code Generator
 OpenAPI Generator
 Swagger Codegen
 利用ノウハウ
 社内にはあるが、世の中で はまだそれ程多くない
 
 
 OpenAPI vs. GraphQL vs. gRPC
  11. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. スキーマ駆動開発を実現する為に 守
 破
 離


  12. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. スキーマ駆動開発を実現するための守 • OpenAPI Generatorプロジェクトの全体像を把握


    • Gradleプロジェクトで使うための設定方法
 守

  13. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. OpenAPI Generatorプロジェクト の全体像を把握 2018年、Swagger

    Codegen バージョン2.4からフォークされた コミュニティ駆動のOSSプロジェクト
 
 その歴史については @NAKANO_Akihitoさんのスライド「平静を 保ち、コードを生成せよ 〜 OpenAPI Generator誕生の背景と 軌跡 〜」をご参照ください。

  14. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. OpenAPI Generatorプロジェクト の全体像を把握 openapi-generator


    実行可能なJARプログラム OpenAPI Generatorのインタフェース Gradle Plugin メインの実装
  15. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. OpenAPITools
 Bazelのプラグイン CLIのNode ラッパー

    sbtのプラグイン OpenAPI Generatorプロジェクト の全体像を把握
  16. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. openapi-generator-core openapi-generator openapi-generator-cli openapi-generator-

    gradle-plugin sbt-openapi-generator openapi-generator-cli (Node Wrapper) OpenAPI Generatorプロジェクト の全体像を把握 Henryのサーバーサイドアプリは Kotlin+Gradleに統一している為、 こちらだけ意識すれば OK
  17. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Gradleプロジェクトで使うための 設定方法 openapiプロジェクトを利用した実装モジュール Generatorによって生成されたモジュール

    OpenAPIの定義ファイル マルチモジュール構造のプロジェクト ワークフロー 1. spec.ymlにてRestful APIの定義を行う 2. OpenAPI Generator Gradle Pluginを利 用して、Gradleタスクを実行することでエ ンドポイントとDTOのKotlinコードを自動作 成 (openapiモジュール) 3. 実装(app)モジュールにて自動生成され たエンドポイントのインタフェースを継承 し、DTOを活用する
  18. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Gradleプロジェクトで使うための 設定方法 include("app") include("openapi")

  19. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Gradleプロジェクトで使うための 設定方法 dependencies {

    … implementation(project(":openapi")) }
  20. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Gradleプロジェクトで使うための 設定方法

  21. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Gradleプロジェクトで使うための 設定方法 *設定例として抜粋 Gradleプラグインの設定


    ジェネレーター設定
 テンプレートの設定

  22. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. スキーマ駆動開発を実現するための破 • 自作テンプレートの活用
 •

    複数の定義ファイルへの対応
 破

  23. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 自作テンプレートの活用 協力会社へ提供するAPIとはいえ、外部向けのAPIサーバーなので、 入力に対するバリデーションが必要。 ソースコード(modules/openapi-generator/src/main/resources/kotlin-server/libraries/ktor)内で確認

    したら確かにuseBeanValidationの記述がなかった(非サポートだった)
  24. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 自作テンプレートの活用 User-defined Templatesを利用すれば、既存のテンプレートを簡単に オーバーライドできる。

    • build.gradle.ktsのopenApiGenerate設定に自作テンプレの場所を 指定 templateDir.set("$rootDir/openapi/templates") • テンプレを作成し、オーバーライドしたいファイルのテンプレ名と同 じ名前のファイルとして上記のフォルダに格納する AppMain.kt→AppMain.kt.mustache build.gradle→build.gradle.mustache 弊社では、BeanValidatation以外に、ロギングやデータマスキングのた めに自作テンプレートを活用している。 OpenAPI Generator
 Gradle Plugin
 KotlinServerCodegen
 (org.openapitools.codegen.languag es.KotlinServerCodegen)
 Default Templates
 (modules/openapi-generator/src/m ain/resources/kotlin-server/libraries /*.mustache)
 Kotlin Code
 (openapi/*.kt)

  25. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 複数の定義ファイルへの対応 対応するAPIが増えることによって、全てのAPI定義を一つのファイル にまとめることは書きづらさ、メンテナンスしにくさに直結してしまう。 spec.yml

    Kotlinコード spec.x.yml spec.y.yml spec.z.yml spec._base.yml
  26. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 複数の定義ファイルへの対応 • @alexlafroscia/yaml-merge(NPMライブラリ)を使って定義ファイルのマージを行う •

    Frontend Gradle Plugin (org.siouan.frontend-jdk11)を使ってGradleタスクとして定義 • GradleタスクopenApiGenerateの依存関係(dependsOn)に定義ファイルマージのGradleタスク を追加 spec.yml Kotlinコード spec.x.yml spec.y.yml spec.z.yml spec._base.yml
  27. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. スキーマ駆動開発を実現するための離 Generator自作の道へ
 離


  28. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. Generator自作の道へ Gradleプロジェクトの完全Kotlin DSL化やフレームワークをKtor2へ バージョンアップするために、自作テンプレでバッチを当て続けること

    の限界を感じ始めている。 KotlinServerCodegen BeanValidationFeatures AbstractKotlinCodegen DefaultCodegen CodegenConfig KotlinKtor2CodegenKt 完全自作が大変なので、なるべく 既存の基底クラスの恩恵を受け つつカスタマイズしたい (Java Interopが本領発揮)
  29. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. まとめ • PRO: 仕様を簡単に作成でき、それを持って協力会社と認識合わ

    せ・同時開発するワークフローを実現できている。 • PRO: カスタマイズ性が高く、既存機能に満足できない場合でも自 作で問題解決を実現できる。 • CON: 幅広い言語と機能へ対応しているため、逆にKotlin関係のメ ンテナンスが遅れたりする。 • CON: ドキュメントを読んでもやり方がわからないケースが少なくな いため、ソースコードまで調べなければいけない場合がある。
  30. Copyrights(c) Henry, Inc. All rights reserved. 医療DX 難しい課題の解決 社会貢献 これらのキーワードが気になる方


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