Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Qiita Organizationに取り組む前後の技術広報活動と今後の展望
Search
coconala_engineer
March 06, 2025
Technology
0
92
Qiita Organizationに取り組む前後の技術広報活動と今後の展望
3/6(木)に開催したQiita Organization Communityの資料。
coconala_engineer
March 06, 2025
Tweet
Share
More Decks by coconala_engineer
See All by coconala_engineer
SIEMを利活用した信頼性向上プロセスと実践
coconala_engineer
0
13
Cursorを使って 新機能開発してみて 感じたこと
coconala_engineer
0
92
社内にAIレビューツール導入してみた
coconala_engineer
0
90
犯人はE2Eテスト? 並列実行で開発チームを救え!
coconala_engineer
0
42
サービスを止めるな! DDoS攻撃へのスマートな備えと最前線の事例
coconala_engineer
2
270
SREの次のキャリアの道しるべ 〜SREがマネジメントレイヤーに挑戦して、 気づいたこととTips〜
coconala_engineer
2
5.7k
ココナラiOSチームの生成AI利用
coconala_engineer
0
44
AIと向き合う若手エンジニアの責任
coconala_engineer
0
53
GraphQLを活用したリアーキテクチャに対応するSLI/Oの再設計
coconala_engineer
0
330
Other Decks in Technology
See All in Technology
自作JSエンジンに推しプロポーザルを実装したい!
sajikix
1
180
AWSで始める実践Dagster入門
kitagawaz
1
620
Codeful Serverless / 一人運用でもやり抜く力
_kensh
7
420
AIエージェント開発用SDKとローカルLLMをLINE Botと組み合わせてみた / LINEを使ったLT大会 #14
you
PRO
0
120
ブロックテーマ時代における、テーマの CSS について考える Toro_Unit / 2025.09.13 @ Shinshu WordPress Meetup
torounit
0
120
COVESA VSSによる車両データモデルの標準化とAWS IoT FleetWiseの活用
osawa
1
280
Practical Agentic AI in Software Engineering
uzyn
0
110
OCI Oracle Database Services新機能アップデート(2025/06-2025/08)
oracle4engineer
PRO
0
140
La gouvernance territoriale des données grâce à la plateforme Terreze
bluehats
0
170
なぜテストマネージャの視点が 必要なのか? 〜 一歩先へ進むために 〜
moritamasami
0
220
Django's GeneratedField by example - DjangoCon US 2025
pauloxnet
0
150
初めてAWSを使うときのセキュリティ覚書〜初心者支部編〜
cmusudakeisuke
1
250
Featured
See All Featured
The Invisible Side of Design
smashingmag
301
51k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
96
6.2k
Fireside Chat
paigeccino
39
3.6k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
4k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
8
520
The Language of Interfaces
destraynor
161
25k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
64
7.9k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
112
20k
BBQ
matthewcrist
89
9.8k
Transcript
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. Qiita Organizationに取り組む前後の技 術広報活動と今後の展望 株式会社ココナラ
川崎 雄太 2025/03/06 <QiitaOrganization>交流会
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 自己紹介 2 川崎 雄太 Yuta
Kawasaki @yuta_k0911 株式会社ココナラ Head of Information / Dev Enabling室 室長 🆕 株式会社ココナラテック 執行役員 情報基盤統括本部長 SRE / 情シス / セキュリティ領域のEM SRE NEXT 2025のコアスタッフ AWS Community Builders(Security)
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 3 ココナラの事業内容
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 4 Agenda もともと取り組んでいた技術広報 アドベントカレンダーをやってみた
今後の取り組み 2 1 3
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. もともと取り組んでいた技術広報 Chapter 01 5
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 2022年までは技術広報ができておらず、 「御社はテックブログとかやってないんで すね?🥴」と言われることも しばしばあった…
6
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 7 テックブログの推 進 ITイベント
登壇 外部メディアに 事例掲載 社外勉強会 採用ページ の拡充 カンファレンス の協賛 例えば、考えられる施策の中で、「採用ページの 拡充」以外は計画 / 進捗ともになし…
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 結局、限られたリソースをどういう 優先度・配分で投下するか?が大事。 いかにして、適切な優先度設定 と
社内リソース増加 を実現するか?🤔 8
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 誰もやっていないから自分が社外発信を始めてみた 9 まずは自分が率先して進めることで、周りを巻き込む 「ファーストペンギン」がいないとはじまら
ないので、自ら「社外発信の手段の 整理」と「機会の模索」を続けた。 (強引に声をかけたこともある …か も…) 各社のDevRelの方と繋がり、ココナラの プレゼンスと自身の認知度向上がで きた。(認知向上 → 集合知増加 → 技 術力向上の流れを作り出す)
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 他社をベンチマークして、 TTP(徹底的にパクる!) 10 自分たちのできてなさ加減を自己認識する
ココナラができていないことを徹底的に 洗い出して 真似しようとした。 ・テックブログの発信ネタ ・イベント登壇 ・スポンサードの頻度、etc 知人のつてを使って、TECH PLAYから見 たココナラの評価(社外発信しているイ メージがまるでない)をもらい 、それをバ ネに頑張った。
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 11 テックブログの推 進 ITイベント
登壇 外部メディアに 事例掲載 社外勉強会 採用ページ の拡充 カンファレンス の協賛 今では、どれも少しずつですが、進捗が見える状 態になりました!!
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. でも「次の一手をどうするか?」 を模索 していた今日このごろ。 12
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. アドベントカレンダーをやってみた Chapter 02 13
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 12月のアドベントカレンダーと 言えば、技術発信の風物詩。 ココナラでも取り組もうと考えたことはある が、重い腰が上がらず…😢
14
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 一念発起して、次の一手として「アドベントカレンダー」に取り組んでみる 15 TTP(徹底的にパクる)って本当に大事 ある程度、社外発信はできたが、まだ他社と
の差別化までは行っていないという課題感 があった。 その状況下で少なくとも「他社が取り組ん でいて良いと思う施策は真似てみる」 と ころに力を注ぐことにした。 著名な企業が取り組んでいる = 置いていか れないためにまずはやってみる。
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 手段としては、「Qiita Organization」を活用した 16 強みもあるので、デファクトスタンダードに乗っかる
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 良い意味での「お祭り騒ぎ」ができた 17 アドベントカレンダーだからテックブログ書こう!という機運 たしかに大変なこともある。(特にデスク担当
者) ・寄稿者集め / 日程調整 / リマインド ・交通整理と標準化の仕組み作り ・・・and more それでも1ヶ月完走したときには達成感もあ るし、一体感も高まる。また、この期間はブロ グを読んでくれる人が多いので、自然と認 知が高まる。
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. いちばん大変な「一歩目」を踏み出すことができた 18 レールを作るところが大変でそこを乗り越えられた ことアドベントカレンダーに関してだと、初回
の対応で以下を整理できた。 ・デスクの役割 / 職責定義 ・具体的な準備 〜 完走までのフロー ・詰まりやすいポイントとそれの対処 最初に苦労をしておけば、次回以降は複 利的にやりやすさが増していく ので、「産 みの苦労」を進んで取り組めた。
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 19 項目 2023年実績 2024年実績
🎉 イベント主催 1回 3回!🎉 イベント登壇 24回 22回! 事例掲載 10件 7件! ブログ投稿 87件 83件! 技術広報を数値で振り返ってみた 2023年の頑張りを 2024年にもつなげることができた
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 今後の取り組み Chapter 03 20
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. KPIの設定と計測による施策の優先度設定 21 3つの指標からエンジニアブランディングを計測する イベント視聴数
→ 社外発信数 → 認知度
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 社外発信によるエンジニアの成長曲線実現 22 「社外発信=エンジニアの成長機会」と言い続ける テックブログだけでなく、勉強会やLT会を
通じて、社外発信の機会を用意することで エンジニアの成長の機会として活用 する。 「人に伝えること」は成長につながるので、 社外発信のユニークユーザー数を増やす 取り組みをする。 その結果、会社目線・個人目線の双方が 成長し、Win - Winになる。
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. アドベントカレンダーをきっかけに、 社外発信の機運が高まりました!😁 でも、まだ道半ばなので頑張ります! Advent
calendar could be a silver bullet…?? The journey of DevRel has only just begun. 23
Fin