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210426業務可視化のすすめかた元山さん

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April 29, 2021

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  1. 事業概要 3 「働く」を楽しめる社会に “生産性”改 革 “意識”改革 BPR(ビジネスプロセスリエンジ ニアリング)コンサルティング 業務系システム導入支援 (パッケージ選定から機能追加)

    基幹系システム開発から導入支援 RPA(Winactor)導入支援 WLB(ワークライフバランス)認定講師 ダイバーシティマネジメント研修・セミ ナー タイムマネジメント研修 TECHNOLOGY CONSULTING 講演・セミナー ソフトとハードの両面からビジネスを変革させることで、真の働き方改革 を実現させます!
  2. プロフィール 株式会社リビカル 代表取締役 元山文菜(Ayana Motoyama) 卒業後(株)サクラクレパスに入社し、商品企画部プロダクトマネージャーとして活躍。2008年、富士通(株)に転職し、営業 管理業務のプロセスアウトソーシング(事務処理代行)やプロセス改善など歴任。2017年2月に独立起業(株)リビカル代 表取締役。バックオフィス業務全般に対するBPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)コンサルタントとして活動。BPO(ビ ジネスプロセスアウトソーシング)やRPA(ロボティクスプロセスオートメーション)の導入支援。各業務を属性別に分析し、適 切な業務設計および組織構造の構築により、経営効率の向上による利益体質の組織を設計する。

    一方プライベートでは、2013年より障がいや難病女性向けフリーペーパー「Co-CoLife☆女子部」にボランティアで参加。 現在は編集長。発行元である特定非営利活動法人 施無畏(せむい)理事も兼任する。 BPIE認定番号00680231 ビジネス・プロセス革新エンジニア WLB(ワークライフバランス)上級認定講師 ーメディア実績ー 日本経済新聞 ~折れないキャリア~ 日経WOMAN ~HER LIFEHISTORY~ NHK ~おはよう朝日~ 朝日新聞~ひと~ 読売新聞 朝刊 北海道新聞 ~社会面~ など
  3. 可視化のツールを見てみよう 1 月次予算 1 当月実績検討 1 予実表のアウトプット 0.00 2 2

    予実表の修正 0.00 3 3 商品別予算データ収集 0.00 4 4 商品別予算データ修正 0.00 5 0.00 6 0.00 7 0.00 8 0.00 9 0.00 業務 小分類ID 業務 小分類タイトル 担当者 作業 業務現状 トレーニング 期間 マニュア ル有無 頻度 件数 (件/月) 工数 (H/件) 工数 (H/月) 利用システム NO 大 業 務 ID 業務 大分類タイトル 中業務 ID 業務 中分類タイトル 業務棚卸表 業務フロー図 まずはこの2点で業務を可視化して問題点をさがしてみよう!
  4. 業務を整理整頓してデザインしてみる№2 区分 改善の原則 説明 「業務個別」の視点 ①業務価値見直しの原則 (廃止の原則) (削減の原則) 業務の廃止を検討する 業務の成果とコストの関係を見直す

    ②方法改善の原則 (容易化の原則) 手続を細かく調べて方法を改善する (帳票のフォーマット改善、やリ方の改善な ど) ③機械化の原則 (機械化の原則) 情報システム化など業務を機械に置き換える ④例外改善の原則 (標準化の原則) 業務に発生する例外を改善する 「業務個別」の視点 ⑤分散・集中化の原則 (分担検討の原則) 分散化や集中化を検討し、効率の良い業務の分担をはかる ⑥平準化の原則 (計画化の原則) (同期化の原則) ピークをならす、業務量のピークに人を合わせない、タイミングを良くする 「人」側面の視点 ⑦単価対策の原則 高いスキルを必要としない業務は単の安い人(派遣など)が担当していく ⑧スキル向上の原則 業務遂行のスキルを向上させる 「組織」側面の視点 ⑨組織構造の原則 組織体制を検討する、レポートラインやエスカレーションルールの整備 「風土」側面の視点 ⑩風土の原則 組織開発
  5. BPRプロジェクト (ビジネスプロセスリエンジニアリング) 業務改善活動 考え方 企業活動や組織構造を抜本的に見直し顧客(市場) 志向に首尾一貫した業務プロセスとして再設計を行う。場 合によっては他部署やクライアントの業務フローも変更する。 基本的には、今あるプロセスを踏襲してムリ・ムダ・ムラを省き効 率化する。基本的には自部門で解決できる課題に取り組む。 意思決定

    トップダウン ボトムアップ 体制 プロジェクトメンバーを中心としたプロジェクト型(※1) 全員参加を基本とした最大10名程度のチーム スケジュール 6ヵ月~10ヵ月程度 日常業務として継続 進め方 ありたい姿を描きそこに向けて改革をする(※2) 業務可視化と分析、課題特定、最適な業務プロセスに再 設計。ソリューション(RPA、業務システム、BPOなど)や 人員数の選定。組織体制の再設定。 新プロセスの業務フロー、業務定義書、業務手順書作成。 それに沿ってスキルマップ、研修計画書を作成。 日々の業務から問題点を見つけ改善する 日々の気づきを全員で挙げる どのように解決できるのか施策を検討、即実行しふりかえる。 KPT。 職場風土 ・あるべき姿を基に問題を追及し解決に導く力の向上 ・仮説思考、課題の本質にせまる分析思考の向上 ・日々、問題意識をもつ思考を付け、問題解決能力を上げ当 事者意識を持てる ・職場コミュニケーション(気軽に相談できる風土)が育つ ・顕在化されていない問題を現場の段階で明確にできる ※1:体制図11頁参照 ※2:スケジュール12頁参照 どのように進めるのか
  6. 日常業務 施策 実行 気づき 問題抽出 やりづらい 分かりづらい ムダ・ムラ・ムリ ・・・ 対象の選定

    課題 特定 業 務 改 善 活 動 なぜなぜ WHY どのように するのか HOW 株式会社リビカル 7つのステップ 業務改革 の詳細検討 目的目標 設定 現状調査と 分析 施策洗い 出し絞り 込み スケジュール 設定リスク分 析 システム 開発 実行 定着 業 務 変 革 業務改善活動で現場の基礎力を高め、業務変革プロジェクトで組織変革を起こす! トップダウンとボトムアップの両輪を回す
  7. ECRSチェック 22 Action 1M 現状整理と分析 レポーティング業務の棚卸→データ抽出 (業務工数・作業内容ヒアリング) 業務棚卸と業務可視化 課題抽出と特定 弊社

    貴社 課題特定と施策洗い出し 課題特定と業務プロセス変革の計画立案(KGI・KPI設 定)施策別の費用対効果分析の実施 業務ヒアリングと業務棚卸、業務分析と課題抽出と特定、施策検討、リスク分析と費用対効果分析 各事業部(管理職1名・中堅社員1~2名程度)へのヒアリング 週1から2回程度のPJT定例会への参加 詳細(組織図・業務定義)設計とテスト運用設計 業務・組織定着支援 ・リスク分析・費用対効果分析 ・RPA、システム導入や改修、BPOなど 業務切替、組織設計、 業務定義 本運用 テスト運用 詳細検討と業務切替 定着 ライフマネジメン トサイクル設計 6m -0.5 0.5 1.5 2.5 -500 0 500 1000 1500 業務分析 業務プロセス分析 リスク分析 Solution 2m 3m 4m 5m 定量的な優先順位付け KPTによる業務管理 週1から2回程度のPJT定例会への参加 週1から2回程度の定例会参加 業務手順書・業務定義書作成 ステークホルダーへの説明など 業務手順書・業務定義書作成 ステークホルダーへの説明な ど ご報告 toolgate ご報告 toolgate ご報告 toolgate 業務変革プロジェクトの進め方
  8. 業務改善の進めかた「KPT」活用編 23 「ふりかえり」とは? “チームの学び”が目的 ▪ふりかえり ☑ タイムリーに ☑ 全員がチーム全体の問題として ☑

    前向きで、自由な雰囲気で ☑ 個人を責めず 次をよくする為の 行動を考え 全員で合意し、行動につなげる “問題対処”が目的 ▪反省会 ☑ 後ろ向き ☑ 暗い雰囲気 ☑ 個人攻撃 ☑ 責められる ▪進捗会議 ☑ 決まったパターン ☑ 報告会議 ☑ 異常管理できない ☑ 発言者が限定
  9. KPTによる業務改善の進め方 (0)テーマを決める 目的・目標・施策・方針を決める ファシリテーターを決める (1)思い返す(ふりかえる) (2)うまくいった行動を確認する(K) (3)問題を洗い出す(P) (4)問題の原因を議論する (5)改善策を考える (6)試したいことを考える(T)

    (7)試すことを選択する (8)試すことを合意する 目的・目標・施策(方針) ・問題が手遅れにならないように「毎日・行事の終了直後・一週間程度」 のサイクルで行います ・KPTの記入には付箋紙を使用。少し離れた所からも見えるようにマジッ ク等を使用し短文で書き、日付と書いた人の名前を記入します。 PDCAのC(Check)を漏れなく実行し、スムーズにA(Action)に繋げるフレームワーク