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わたし(たち)のウェルビーイングを探求する対話&実験の学び場「Weのがっこう」キックオフイベント兼説明会(ゲスト:小林 泰紘さん)

Deep CareLab
September 17, 2021

わたし(たち)のウェルビーイングを探求する対話&実験の学び場「Weのがっこう」キックオフイベント兼説明会(ゲスト:小林 泰紘さん)

2021年9月17日 (金) 19:00 - 20:30

Deep CareLab

September 17, 2021
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Transcript

  1. メンバー 代表理事 川地真史 Deep Care Lab 代表/公共とデザイン 共同代表。Aalto大学CoDesign修士課 程卒。web系事業会社、デザインコンサルティングを経て独立。その後フィン ランドにて行政との協働や持続可能性へ向けたプロジェクトを行う。ワーク

    ショップやツールデザイン、共創プロセスを活かし、"他者関係からわたしをつ くる"ことをテーマに、わたしを超えた他者とともに生きるための想像力をは ぐくむ思索・実践をすすめる。 理事 田島瑞希 Deep Care Lab 理事。大学卒業後、コンサルティング企業にてデザイン思 考や組織開発手法を活用した新規事業創出支援に従事。出産・独立後は行 政×デザインに取り組みつつ個人欲求を乗り越え、まち・環境・未来世代を 見据えた利他・利共同体に向かう個人のあり方のシフトチェンジを模索。 未知の探求、まなざしの変化、地平を拓くことに喜びを感じる。奈良県在 住。生駒市職員(複業)
  2. ミッションと役割 サービス 自然観 生命観 人間観 事業 活動 System World-view 組織や

    システム 日々の 活動/行動 世界の観方/ 思考(OS) あらゆるいのちが共にある未来 想像力をはぐくむ学び あらゆるいのちをケアする 想像力をはぐくむ 個人や組織の世界の見方(OS)の 変容を促すことで、新たな可能性を見出し、 実験や企画を共創する。 Mission Role/ Value
  3. 問題意識 問題 原因構造 現状の世界の捉え方 当たり前の考え方 大量の生産と消費を促す諸システム イマココわたしが よければいい (消費者)ニーズを 満たすことが

    大事 利益追求のため の イノベーション 豊かさ= 経済の成長 社会の中心は 人間である 大量消費/ 資源の枯渇 不平等/格差 の広がり 生物の絶滅 多様性の激減 未来倫理を問う 技術革新 気候危機に必要な変容 としての自己変容 あらゆる問題現象の背景にあるのは 個々人のあり方ではないか
  4. サービス 事業・組織開発 Deep care for Business Deep care for community

    Deep care for learning Deep care for futures #市民目線での自治体サービス改善 #まちづくりのコンサルティング #コミュニティデザイン #イベント/ワークショップの企画 #ローカル事業の創出 #リーダーシッププログラムの作成 #ワークショップ型のSDGs研修 #未来ヴィジョン研修 #学びや対話の場作り #ツーリズム事業 #ツール・ゲームなどの開発 #未来ビジョンの構想 #新規事業/コンセプト開発 #共創型プロセスのデザイン #トレンド/生活者リサーチ #組織文化の形成 サステナビリティを前提にした、企 画立案や事業開発、ヴィジョン作成 を通じて事業や組織に貢献します。 地域の生態系に根ざして、市民協働 やコミュニティの活性化、行政課題 の解決まで伴走いたします。 気候危機への想像力や必要なマイン ドセット・スキルをはぐくむ学びの 機会を提供します。 未来や生態系への想像力をはぐくむ ための多様なアプローチを研究し、 実験する自社プロジェクト。 まちづくり 研修・学びづくり R&D 気候危機におけるあり方に対峙し、 想像力を軸に実験を共創しています
  5. コンセプト 気候危機の時代に、 わたし(たち)のウェルビーイングを 探求する実験&対話の学び場 個人からはじまりつつ、 個人に閉じない、 広いわたしたち の関係と繋がっている。 気候危機は、 今ここにいるわたしが、

    未来とも他の生き ものともつながりあっていることを突きつける。 そんな関係から、 わたしのあり方に仲間と向き合う 探究型のオンラインプログラム
  6. 全体のスケジュール オリエン テーション 10.08(FRI) わたしと 自然・生きもの 10.15(FRI) 10.17(SUN) わたしと 道具・モノ

    10.29(FRI) 10.31(SUN) わたしと 過去・先祖 11.12(FRI) 11.13(SAT) わたしと 未来・子どもたち ゲスト 大小島真木 (現代美術家) ゲスト 中川裕 (アイヌ語研究者) ゲスト 松本紹圭 (僧侶/現代仏教僧) ゲスト 戸谷洋志 (哲学者) 11.26(FRI) 11.27(SAT) リフレクションと コトへの落とし込み 12.10(FRI) 10.08-12.08の2ヶ月間・全10回 その他Slackでのコミュニケーション
  7. プログラム: 4つのモジュールとウェルビーイング わたしと自然・生きもの 人間の豊かさは他の生きものや自然に依存しその相 互依存は切り離せないはず。その共生に向き合うこ とで、他種にもよいあり方を考える 人間は豊かになるために無数にモノをつくりだす。 一方あふれてゴミになる。モノにも魂がある考え方 からモノにもよいあり方を考える。 今の文明は先人が築いてきたが、祖先の思いや恩恵

    とは断絶がある。まず祖先の声に耳を傾け、過去と 未来をつなぐ態度を考える。 核廃棄物から食糧危機まで、今の豊かさは未来の子 どもたちの犠牲で成り立つ。その対立と複雑さを向 き合い、ありかたを見つめ直す。 わたしと人工物・モノ わたしと過去・祖先 わたしと未来・子どもたち
  8. ワークショップ: イメージ例 2070年のゴミと生活を描く生駒市行政 および市民とのフィクションメイキング 環境未来都市を掲げる生駒のまちにおいて、ゴミという身近な生活を切り 口にして、ゴミとの関わりをテーマとした未来のあり方を想像する市民共 創型ワークショップを開催。もしも2070年、ゴミがお金になるまち・生駒 になったら?などの仮想的な問いを投げかけ、市民と行政職員を交えたグ ループがその起こりうる未来を妄想しつつ、広報誌にその未来の市民を取 り上げるというワークを実施。

    亀岡市 霧の芸術祭 KIRI芸術大学: ゴミ供養の儀式創造ワークショップ 日本にはモノ供養という風習がありますが、あくまでも愛着をもったモノに 対しての感謝。つまり人間にとって大事か否かの視点です。 では、何気ない日常のゴミ、あまりに無意識に捨てる、たとえばバナナの皮 を供養してみたら、ゴミへの認識はどう変わるだろうか? 供養の儀式をデザインしてみるワークショップ
  9. トーク: ゲストのご紹介 現代美術家。異なるものたちの環世界、 その「あいだ」に立ち、絡まり合う生と 死の諸相を描くことを追求している。イ ンド、ポーランド、中国、メキシコ、フ ランスなどで滞在制作。2017 年には海 洋調査船タラ号のプロジェクトに参加。 プラネタリウム、学校や神社、野外での

    展示やプロジェクトに関わるなど、多様 なフィールドでアート活動を展開 千葉大学文学部教授を経て現在千葉大学 名誉教授。専門はアイヌ語学およびアイ ヌ文学。 主な著書: 2010年『アイヌ語のむこうに 広がる世界』SURE, 2010年『語り合う ことばの力―カムイたちと生きる世界』 岩波書店, 2013年『ニューエクスプレス アイヌ語』白水社, 2019年『アイヌ文化 で読み解く「ゴールデンカムイ」』集英 社新書 現代仏教僧。ダボス会議Young Global Leader、Global Future Council Member。武蔵野大学客員准教授。東京 大学文学部哲学科卒。2010年、ロータ リー財団国際親善奨学生としてインド商 科大学院(ISB)でMBA取得。2012 年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職 塾」を開講し、以来9年間で700名以上 の宗派や地域を超えた宗教者の卒業生を 輩出。近著に『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』 哲学専攻。関西外国語大学・准教授。博 士(文学)。単著に『Jポップで考える 哲学――自分を問い直すための15曲』 (2016年)、『ハンス・ヨナスを読む』 (2018年)、『原子力の哲学』(2020 年)、共著に『棋士と哲学者――僕らの 哲学的対話』(2018年)、『漂泊のアー レント 戦場のヨナス――ふたりの二〇 世紀 二つの旅路』(2020年)がある。第 31回暁烏敏賞(2015年)、第41回エ ネルギーフォーラム賞優秀賞(2021 年)受賞。 大小島真木 現代美術家 中川裕 アイヌ語研究者 松本紹圭 僧侶/現代仏教僧 戸谷洋志 哲学者