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2DCG講座2016年第2回【金属】
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北海道科学大学 電子計算機研究部
June 13, 2017
Design
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2DCG講座2016年第2回【金属】
金属の描き方です。
北海道科学大学 電子計算機研究部
June 13, 2017
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Transcript
金属の描き方 2DCG
以下の絵を通して 金属の描き方を説明します。 色塗りは4レイヤー(4色)で 描けます。
①自由に線画を用意してください 線の太さは1~2pxで描いていきます。
②単色で最も暗い色を塗ります 色を塗りたい箇所全てを描きたい金属の色から 明度と彩度を極端に低くした色を塗ります。 (今回は完全な黒色で塗っています)
③光の当たっている箇所を強調して 色を塗ります 加算(発光)レイヤーを上に追加し、クリッピングします。 明度をかなり高くし、彩度は上げすぎないようにします。 水彩とエアブラシ、滑らかな曲面は ぼかしを使います。
④より強い光を描き込みます 加算(発光)レイヤーを上に追加し、クリッピングします。 明度を最高にし、彩度を光の色に合わせて塗ります。 水彩とぼかしを使います。 またこの段階から反射光も描いて下さい。 ←黄緑は色の中で最も明るく感じる色なので 黄緑を採用しています。 →③の工程を消すと こんな感じです。
⑤明暗の間に強めの光源色を塗ります 覆い焼き(発光)レイヤーを上に追加し、クリッピングします。 明度を上げすぎず、彩度を最高にして塗ります。 エアブラシを使います。
⑥全パーツを同じ技法で描いて完成 この技法を使って金属を描くと、レイヤー数も色も多く使わずに速く描けます。 光源の色を2レイヤーに分けて(④・⑤)描いているので、金属を描くうえで 最も大変な作業の映り込みを描かなくてもリアルに見えます。
おまけ もっとリアルに描きたいんだけどって人用です 上記の内容が容易にできるならば、次の段階に入ります
⑦蛍光灯が近くにある仮定で 新しく光沢を追加します 加算(発光)レイヤーを上に追加し、クリッピングします。 明度をかなり高めに、彩度を低くして塗ります。 エアブラシを使います。 ⑧で塗りたい箇所は必ず塗るようにしてください。
覆い焼き(発光)レイヤーを上に追加し、クリッピングします。 明度を上げすぎず、彩度を最高にして塗ります。 エアブラシを使います。 この時点で表現がオーバーになっていきますが、 より金属らしく光るようになります。 ⑧金属の黄色みを強めます
ハードライトレイヤーを上に追加し、クリッピングします。 今回は単色を映り込ませましたが、背景を映り込ませる場合は 凸面鏡、凹面鏡を想像して描いて下さい。 以上で終わりです。 ⑨映り込みを描きます