Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
小チームでコンテキスト責務を持つ_1ヶ月間の実践知
Search
Nobuhiro Onodera
July 30, 2026
Technology
31
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
小チームでコンテキスト責務を持つ_1ヶ月間の実践知
26.07.30 DDDとモジュール分割、実際どうだった?を語り合う勉強会
Nobuhiro Onodera
July 30, 2026
Other Decks in Technology
See All in Technology
SAENM ~Jupyterで残すPoCの試行錯誤、未来の自分と仲間を助ける記録!~
terapyon
0
120
Kiro Crewで「みのるん式」仕事術やってみた
minorun365
PRO
3
650
React改造してみた
tsukina_7mochi
0
120
M5Stackで作る BLEマウス GPSログの世界
tomokusaba
PRO
0
440
QA4AI 2026-Oct 生成AI時代の品質保証
tokuty
1
890
Webの常識が通じないHTMLメールのダークモード
teamlab
PRO
0
130
実践!Cloud Run ハンズオン!! / Cloud Run handson
y0hgi
2
300
オントロジーって 結局なにもの? AI エージェントに「意味」を渡す知識設計の話
greenmidori
0
230
Kiro Crewをはじめよう
kizawa2020
1
160
その Valkey 使いこなしていますか?
onk
PRO
5
1.6k
Code for Security プロジェクト紹介 2026年10月
yu23ki14
0
110
ストレスなくAIと付き合いたい!こんなときどうしてる?
namiki64
4
610
Featured
See All Featured
Stewardship and Sustainability of Urban and Community Forests
pwiseman
0
560
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
274
21k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.9k
Bioeconomy Workshop: Dr. Julius Ecuru, Opportunities for a Bioeconomy in West Africa
akademiya2063
PRO
1
410
The Limits of Empathy - UXLibs8
cassininazir
2
720
Music & Morning Musume
bryan
48
7.4k
brightonSEO & MeasureFest 2025 - Winning Strategies for Black Friday CRO & PPC - Christian Goodrich
cargoodrich
3
870
Efficient Content Optimization with Google Search Console & Apps Script
katarinadahlin
PRO
1
930
For a Future-Friendly Web
brad_frost
184
10k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
51
53k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
280
24k
How to optimise 3,500 product descriptions for ecommerce in one day using ChatGPT
katarinadahlin
PRO
3
3.9k
Transcript
小チームでコンテキスト責務を持つ、 1ヶ 月間の実践知 DDDとモジュール分割、実際どうだった?を語り合う勉強会 ⼩野寺 宣裕 2026.07.30
⾃⼰紹介 名前 ⼩野寺 宣裕 所属 スペースマーケット / Trustユニット GitHub: deera0520
会社紹介
ドメイン駆動設計(DDD)のおさらい 業務のモデルを設計の中⼼に置き、モデルとコードを⼀致させる設計思想 • 複雑さの主因は技術ではなく業務 • 業務の⾔葉でモデルを作り、その⾔葉をコードの名前にする • 戦略的設計、戦術的設計
今回、話す内容 戦略的設計 戦術的設計 境界づけられたコンテキスト( BC) エンティティ、値オブジェクト コンテキストマップ 集約、リポジトリ BCの責任を小チームに持たせ、そこでの実践内容を共有します DDD
Starter Modelling Process — ddd-crew DDDを8ステップで進めるガイド。6番目に 境界とチーム という内容がありました。 https://github.com/ddd-crew/ddd-starter-modelling-process
ミッションと取り組み ミッション • 課題解決を要求品質以上で限られた期間ので届ける • 満たす条件は期間と品質 • 開発速度を取り戻す 取り組み内容 •
⼤規模リファクタリング。 コア機能の旧基盤から新基盤への移⾏。昨年から継続。 • 単純な書き換えではなく、適切なモジュール分割、RubyからTS、 REST から GraphQL 、データ構造の変更など
これまでの半年間の進め⽅とその課題 これまで進め方: 7〜9名で、設計を書いてレビューして実装する。 AIによりコードを書く速度は確実に増えた 1. 解像度が揃わない 2. レビューが機能しない 3. 境界の会話ができない
一人の範囲が広く、 特定メンバーしかレビューをできな い 「大きな単位で 同じ仕様を見ても 掴んでいる深さが違う 切り出すべきか」を 話す余裕がない
⽬指す状態 特定領域に対して意思決定ができる すなわち、 ⾃信を持って『説明ができる』『説明できる』状態
直近の体制 振り返りをもとに、移行チーム全体で方針を相談して、この形になりました プロジェクトマネージャー Aチーム Bチーム Cチーム コンテキストA コンテキストC コンテキストD BFF
コンテキストB FE App 各チーム3名体制。明確に責任範囲を定義することでオーナーシップを発揮し複雑性をコントロール。小 チームがそれぞれの課題を定義し、それぞれの方法を探求している状態になった。
境界を切るときの観点 作り変えやすいか 移行の当事者として、この先も変わると分かっている 複雑さを隔離できるか 絡み合うものを分けて、依存を下げる 小チームが深く持てるサイズか 一人が広く持つと、また浅くなる 「将来ほかから使うかもしれない」は理由にしていません。それだけだと YAGNIになるので。 課題の
3つ目にあった「境界の会話」を行い、このような形になった
⾃チーム施策紹介 モブワークの取り組み モブワーク 導⼊の背景‧課題 3⼈で同じ画⾯を⾒て進める 理想と現実 ⼀⼈で設計を書いてレビューに出す従 来のやり⽅を廃⽌し、設計を⼀緒に進 める形へ移⾏。 理想は「⼀⼈が⼤きな範囲を持って意
思決定すること」ですが、現状の実⼒ では困難。 割り当ては多め ドメイン知識‧プロジェクト推 進⼒ 量は週16時間(3〜4時間を週4⽇)を モブワークに投資しました。 メンバー間でドメイン知識とプロジェ クト推進⼒に濃淡がある。 期待する3つの狙い 1. チーム内での出戻りを最⼩限 にする 2.ドメイン知識のスムーズな伝達 3. レビューがボトルネックにな らない
リモート&モブワークツール • sssx • orca • ssh共有 デファクトスタンダードと⾔われるものがなく試⾏錯誤
1ヶ⽉間の取り組みの結果 • ⼤きめな設計を進め実装に着⼿したのは今週から 蓋を開けると、移⾏設計が複雑で想定より考慮する事が多かった。 • モブならレビュー不要は検証できていない • 6⽉までは品質が⾜りず、7⽉は速度がでなかった
スピードがでなかった要因の分析 個人 + レビュー1名 モブ(同期・全員合意) ゲートは 1つ 3つ全部を通さないと進まない これまでの半年は、レビューはゲートが少ない構造であるため浅さが発生していた。 対して、複雑な課題に対して、深く内容を検討することはできた。
現状の課題 モブと個人ワークの配分は、まだ答えが出ていない → 戻せない判断だけをモブに乗せる、という切り分けで試す 「モブならレビューが要らない」は未検証 → 8月は実装が進むので、そこで答え合わせ 一人で判断に責任を持てる範囲が、まだ広がっていない → ここが広がることが、一人がAIを使って大きな範囲を持てる目安
所感とアクション • ベストまではまだ遠い • 論点整理をモブで⾏い実装は各⾃ • モブではタイムボックスを意識 • AIレビューの作り込みなど、できることはたくさんある 8月も継続探求
! エンジニア探求が大事!
スペースマーケットでは あああ 新しい仲間を募集しています!
ご清聴 ありがとうございました
参考資料 DDD Starter Modelling Process — ddd-crew DDDを8ステップで進めるガイド。6番目に「境界にチームを沿わせる」が入っています。 github.com/ddd-crew/ddd-starter-modelling-process Bounded
Context Canvas — ddd-crew BC1つの責務と公開インターフェースを埋めるテンプレート。 github.com/ddd-crew/bounded-context-canvas Context Mapping — ddd-crew(Michael Plöd) 9つのコンテキストマップパターンと、3つのチーム関係。 github.com/ddd-crew/context-mapping いずれも CC BY-SA 4.0
CONFIDENTIAL