Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

小チームでコンテキスト責務を持つ_1ヶ月間の実践知

 小チームでコンテキスト責務を持つ_1ヶ月間の実践知

26.07.30 DDDとモジュール分割、実際どうだった?を語り合う勉強会

Avatar for Nobuhiro Onodera

Nobuhiro Onodera

July 30, 2026

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 今回、話す内容 戦略的設計 戦術的設計 境界づけられたコンテキスト( BC) エンティティ、値オブジェクト コンテキストマップ 集約、リポジトリ BCの責任を小チームに持たせ、そこでの実践内容を共有します DDD

    Starter Modelling Process — ddd-crew DDDを8ステップで進めるガイド。6番目に 境界とチーム という内容がありました。 https://github.com/ddd-crew/ddd-starter-modelling-process
  2. ミッションと取り組み ミッション • 課題解決を要求品質以上で限られた期間ので届ける • 満たす条件は期間と品質 • 開発速度を取り戻す 取り組み内容 •

    ⼤規模リファクタリング。 コア機能の旧基盤から新基盤への移⾏。昨年から継続。 • 単純な書き換えではなく、適切なモジュール分割、RubyからTS、 REST から GraphQL 、データ構造の変更など
  3. これまでの半年間の進め⽅とその課題 これまで進め方: 7〜9名で、設計を書いてレビューして実装する。 AIによりコードを書く速度は確実に増えた 1. 解像度が揃わない 2. レビューが機能しない 3. 境界の会話ができない

    一人の範囲が広く、 特定メンバーしかレビューをできな い 「大きな単位で 同じ仕様を見ても 掴んでいる深さが違う 切り出すべきか」を 話す余裕がない
  4. 直近の体制 振り返りをもとに、移行チーム全体で方針を相談して、この形になりました プロジェクトマネージャー Aチーム Bチーム Cチーム コンテキストA コンテキストC コンテキストD BFF

    コンテキストB FE App 各チーム3名体制。明確に責任範囲を定義することでオーナーシップを発揮し複雑性をコントロール。小 チームがそれぞれの課題を定義し、それぞれの方法を探求している状態になった。
  5. ⾃チーム施策紹介 モブワークの取り組み モブワーク 導⼊の背景‧課題 3⼈で同じ画⾯を⾒て進める 理想と現実 ⼀⼈で設計を書いてレビューに出す従 来のやり⽅を廃⽌し、設計を⼀緒に進 める形へ移⾏。 理想は「⼀⼈が⼤きな範囲を持って意

    思決定すること」ですが、現状の実⼒ では困難。 割り当ては多め ドメイン知識‧プロジェクト推 進⼒ 量は週16時間(3〜4時間を週4⽇)を モブワークに投資しました。 メンバー間でドメイン知識とプロジェ クト推進⼒に濃淡がある。 期待する3つの狙い 1. チーム内での出戻りを最⼩限 にする 2.ドメイン知識のスムーズな伝達 3. レビューがボトルネックにな らない
  6. 参考資料 DDD Starter Modelling Process — ddd-crew DDDを8ステップで進めるガイド。6番目に「境界にチームを沿わせる」が入っています。 github.com/ddd-crew/ddd-starter-modelling-process Bounded

    Context Canvas — ddd-crew BC1つの責務と公開インターフェースを埋めるテンプレート。 github.com/ddd-crew/bounded-context-canvas Context Mapping — ddd-crew(Michael Plöd) 9つのコンテキストマップパターンと、3つのチーム関係。 github.com/ddd-crew/context-mapping いずれも CC BY-SA 4.0