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20200125_tokyor_10周年の発表_コミュニティについて考える
NobuakiOshiro
January 25, 2020
Technology
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280
20200125_tokyor_10周年の発表_コミュニティについて考える
https://tokyor.connpass.com/event/161709/
NobuakiOshiro
January 25, 2020
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Transcript
祝10周年! 元号も に変わったので 今⼀度⾃由な視点で コミュニティを考えてみる 2020/1/25 @doradora09
まず始めに • 10周年、おめでとうございます・・!! • スタッフとコミュニティの皆様に感謝・・!!
本⽇新たなコミュニティも誕⽣。めでたい!
本⽇のお酒(差し⼊れ) • あとで懇親会でどうぞ・・!
本⽇の内容と、補⾜事項 • 本⽇の内容 • R⾔語コミュニティのみんながよりEnjoy、そしてよりHappyになるア イディアが無いか、ネタ出し • もし何か興味のある内容ありましたら⼀緒に企画進めましょう • 内容は興味があったら考える、くらいでライトに捉えてください
予め、ご了承をば • Rの技術の話は出てきません・・ • (きっと次のセッションで⽠⽣さんがキレイに締めてくれるはず・・)
⾃⼰紹介 • NOB DATA株式会社 代表取締役 • ⼤城 信晃 (@doradora09) •
データサイエンティスト • 沖縄 -> 東京(7年) -> 福岡(3年⽬) • ヤフー -> DATUM STUDIO -> LINE Fukuoka -> NOB DATA(株) 設⽴ (なんとか1期⽬を⽣き残り2期⽬突⼊) • コミュニティ運営等 • Tokyo.R, fukuoka.R, 意思決定のためのデータ分 析勉強会, PyData.Fukuoka, DS協会九州⽀部 発 起⼈ • 共著書 • 「Rで始めるビジネス統計分析」「Alibaba Cloud 構築・運⽤完全マニュアル」 https://nobdata.co.jp/ 6
R⾔語コミュニティとの関わり • 2010年の1回⽬から2016年の50~60回 くらい⽬?までのTokyo.Rの運営ス タッフ • 初⼼者セッション、運営、懇親会、bar doradora • Japan.Rは1回⽬か2回⽬くらいまでは
運営で参加 • 2017年以降は福岡に拠点を移し、R ユーザー会の藤野先⽣が⽴ち上げた fukuoka.Rの運営に参画
最近はDS協会の九州⽀部⽴ち上げたり 地⽅の情報格差を埋める動きをしてます https://www.atpress.ne.jp/news/185882
アイスブレイクの昔話3つ • (⽼害と⾔われない程度に・・)
• 勉強会をやるにはドラが必 要だ、という話に(後述) • ドラを買う能楽師 • ドラを叩く主催者 ドラ⽂化の輸⼊の話
• ドラ娘⽂化はここから(勝⼿ に)輸⼊ • チャイナ服にドラ、いい! • しかし男性率95%以上の当時 のRコミュニティではドラ息⼦ or ドラおじさんが量産される
のであった・・(完) • PHPerの皆さん、LTがメッ チャ訓練されてる印象 • 100回超えてる(PHP勉強会 ⾃体は2005年からやってる そうです) • Tokyo.Rの正式名称にも⾯影 が・・ PHP界隈の勉強会は 芸達者・・! PHPカンファの皆様。とりあえずドラは買ったが・・
• 過去に開催した場所 • 地域センター • ルノアールの会議室 • カラオケ屋の⼤部屋も考えたこと も(実現してない?) •
恐らくこれは地⽅で始める場合起 きる問題 • なお福岡なら焼き⿃屋(Yakitori.R) でいける • ニフティの鈴⽊さんにはめちゃく ちゃお世話になりました 1年⽬は会場探しが⼤変だった
• ⼥性限定イベント • 男性は講師のみ • スイーツの準備や⼩さな紙 コップにセンスを感じた R⼥⼦部
閑話休題 • コミュニティのバリューとコスト • ⾃由な視点でアイディア出し
セミナーとコミュニティの違い • セミナー • 教える側 -> 学ぶ側 • 学校もこっちに近い?(⼤学は違うけど) •
コミュニティ • 全員がメンバー (運営、会場スポンサー、発表者、LT、参加者、懇親会、ブログ まとめ、etc .. ) • 仲間を集めて0->1が出来る(無ければ、作る)
コミュニティが提供できるバリューは ⾊々ある(≒魅⼒) ⾔語・技術系コミュニティ • 技術⼒UP • 内容、誰が話すか • 双⽅向性、主体性 •
全員が参加者(ex : コミケ) • セミナーや授業との違い • ネットワーク • 参加者同⼠、コミュニティ間 • 地⽅連携、海外連携 • ビジネス • 実務、ここだけの話 • 副業、転職、独⽴ • 会社よりコミュニティへの帰属 • 居⼼地の良さ、雑談 • BARとか寿司会とか • 仕事以外の共通項の発⾒ • その他 • 出張の⼝実、知名度、etc.. ・趣味のコミュニティ (対象を変更) ・ギルド、コンソーシアム的な コミュニティ (ビジネス⾯を強化) ・学会 (学術⾯を強化) ・町内会のコミュニティ (居住エリアの制約を強化)
当然コミュニティに参加するには各種 コストが発⽣ 各種コスト • 時間 (半⽇、ないしは1⽇、または1週間) • 運営準備、発表資料準備 • 発表の際に会社を説得する時間
• お⾦(交通費、参加費、飲み代、etc..) • 会場費等 • コミュニケーション負荷 • slackの⽅が楽なケースも 他の視点 • 機会損失の可能性 • 他の勉強会、デート、etc.. • 睡眠時間、体調管理 • 時代における⾔語、技術の変化 ・⼤規模化するか、 ⼀⼈で回る範囲でやるか ・会場費、および箱のサイズは課題 => 協⼒企業の登場による改善 ・R-wakalang ・家庭内りん議も⼤事
バリューを増やすか、コストを下げる ⽅向で⾊々アイディアを考えてみる (※そもそも現在のTokyo.Rの組織体制・クオリティ・開催頻度 はかなりすごいので、改善というよりは違う切り⼝で。) 10年経った今、 皆は何をしているだろうか? (欲を⾔えば) あと30年 続くと凄いことになるかも 海外カンファ誘致のノウハウは
お隣のコミュニティに学ぼう 地⽅への布教活動と ネットワーキング 営業スキルが⼀番⼤変 副業・転職の⼀定のニーズ
• きっかけ • 現在運営の松村くんと接点の ない初期の常連メンバーが結 構いることが分かった • これはこれでもったいな い・・ •
OB勢も⼀⼈⼀⼈声掛ければ 来るはず 10年経った今、 皆は何をしているだろうか? 例えば「 10年.R」のような形 (別の名を、R⾔語⽼⼈会・・) みんなの10年前と10年後の話、 聞いてみたく無いですか? 過去の勉強会参加者とのネット ワークの再接続のきっかけ
この辺の⼈たち知ってます・・?
この辺の⼈たち知ってます・・?
参考 : 1回⽬のメンツ
参考 : 1回⽬のメンツ ⼤城
ちなみに⾃分の場合 ( & 何かと話題の尽きない⾥・・ ) 10年ひと昔、温故知新。
• 端的に⾔うと偉い⼈が増える可 能性が⾼い • 我々が60代前後 • より⼤きな事がしやすくなる • ⼤分の例で2つ(30年) •
ハイパーネットワーク社会研究所 • ⼤分統計談話会 • ここまでくると学会とかに近いのか も • 教え⼦とか⼦どもとかの次元での世 代交代 (欲を⾔えば) あと30年 続くと凄いことになるかも ここはノーアイディア・・。 5年ごとの同窓会とか? ⼤学の研究室とか師弟関係ができてると ころが多い印象。 何か良いアイディアありましたら 是⾮お声がけください。 継続⾃体がバリューになる
30年後は⽇本の⼈⼝ も劇的に変化 ぱっと⾒やばい・・。Tokyo.Rなら 会社の垣根を超えて何かできるかも? 10年後 30年後 エンジニアがPythonに流れている 今、元々統計家が多いRコミュニ ティは 社会課題と距離が近い
かも・・?
ちなみに30年後の中国の状況 この30年で劇的に変化。 最盛期と衰退期。 3年後 29年後
• useR!招致検討の前段階とし て、PyConJPの寺⽥さんと松 村くん達をお繋ぎ中 • 横のコミュニティや、過去の コミュニティも今後の Tokyo.Rの運営に参考になる と思う •
良い所は学んで、彼らにもい つか恩返し出来るといいです ね 海外カンファ誘致のノウハウは お隣のコミュニティに学ぼう 世界とのハブとし てのTokyo.R チャレンジングな企画 には是⾮協⼒させてください。 数千⼈規模の海外 イベントの開催ノウハウ
• 未開の地へ⾏くモチベーショ ンは3つのG (Gold, Glory, そしてGospel) • 地⽅視点だと来てくれると めっちゃありがたい •
医療系、製薬系、⼤学は地⽅ でもRユーザーが多い印象 • ex : ⼤分統計談話会 地⽅への布教活動と ネットワーキング 全国の孤⾼のR使い をTokyo.Rが繋げない か? まさにエバンジェリスト
ちなみに、都道府県によっては、 独⾃の交流予算つけている所も。 ⼤分県の場合交通費・宿泊費の半額補助で、最⼤30万まで 前回は SpaTechで温泉のデータ分析勉強会を開催 SpaTech, SakeTech, その他企画も是⾮・・! 地域課題の解決への寄与、 という社会的意義も。
(⼤義名分)
ちなみに、交通費補助を 国が検討しているようです (関東圏 -> 地⽅)
• R⾔語に限定しないが、DS案 件は⼊り⼝の提案と出⼝の収 益化・継続化するのが⼤事な 要素の割には、あまり情報が ない印象 • ビジネスノウハウの会があっ ても⾯⽩いかも?またはスピ ンオフ企画
• (ここがないと独⽴は危険・・) 営業スキルが⼀番⼤変 ⼀応、今Tokyo.R勢にも声掛けて 執筆準備中 ビジネスノウハウ
• 分析者としては興味のあるデー タの解析がしたいし、お⾦も稼 げるに越したことはない • あと案件の営業代⾏業者とか転 職エージェントは中間マージン ⾼め。(営業⼒) • 案件によってはコミュニティ内
で紹介した⽅が良くないかし ら? • 差額の⼀部をコミュニティに還元す る仕組みもできるとベター (ピザスポンサーとか?) 副業・転職の⼀定のニーズ 希望者には ビジネス案件の情 報交換の場が あっても良いのかも あと第2のホクソエム社 誕⽣はまだ・・? そして中間マージン 取られすぎ問題
• 腕のいいDSは数年おきに転 職 • 独⽴していく⼈も。 • 会社は変われどもコミュニ ティは継続 会社よりコミュニティへの 所属期間の⽅が⻑い時代
皆が集える 「場」 ⾃体に価値がある
再掲:⾊々なアイディア • とりあえず個⼈的には「10年.R」は企画してみようかと思います 10年経った今、 皆は何をしているだろうか? (欲を⾔えば) あと30年 続くと凄いことになるかも 海外カンファ誘致のノウハウは お隣のコミュニティに学ぼう
地⽅への布教活動と ネットワーキング 営業スキルが⼀番⼤変 副業・転職の⼀定のニーズ
時間が余った・・場合は • 昔話 & もうちょっとライトな話を or • ディスカッション
最後に • あくまでご参考程度、ですが、恐らくこの場の皆さんも⾊々と 良いアイディアお持ちかなと思います • 「無ければ0->1で作る!」の精神で今後も更なるコミュニティ の発展を期待しております・・!
Enjoy!!