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20220718_tokyor_100回記念の発表_初代運営OBが分析者コミュニティTokyo.Rを振り返る

 20220718_tokyor_100回記念の発表_初代運営OBが分析者コミュニティTokyo.Rを振り返る

2022/7/23 第100回R勉強会@東京(#TokyoR)
https://tokyor.connpass.com/event/253867/

NobuakiOshiro

July 23, 2022
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Transcript

  1. 祝100回記念!
    初代運営OBが分析者コミュニティ
    Tokyo.Rを振り返る
    2022/7/23
    @doradora09

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  2. 始めに
    • 通算100回⽬の開催、お
    めでとうございま
    す・・!!
    • スタッフとコミュニ
    ティの皆様に感
    謝・・!!

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  3. Copyright © 2021 NOB DATA All Rights Reserved.
    ⾃⼰紹介
    ⼤城信晃(@doradora09)
    NOB DATA株式会社 代表取締役社⻑ /
    データサイエンティスト協会 九州⽀部 委員⻑
    ・住まい
    沖縄 -> 東京 -> 福岡
    ・職歴
    ヤフー-> DATUM STUDIO ->
    LINE Fukuoka -> NOB DATA(株) 創業
    ・運営コミュニティ
    ・過去
    ・Tokyo.R(2010-2016)
    -> 1回⽬くらいから58回⽬くらいまで関与
    ・現在
    ・fukuoka.R、PyData.Fukuoka、
    意思決定のためのデータ分析勉強会、他

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  4. 本⽇のトピック
    • 初期の頃のTokyo.R振り返りと感謝
    • データを武器に様々な領域にチャレンジするOB・OGメンバー
    • コロナ禍で失われたリアルコミュニケーションをなんとかしたい
    (※な分析やRのコードについては相変わらず登場しませんので、
    予めご了承ください)

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  5. 初期の頃の
    Tokyo.R
    振り返りと
    感謝

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  6. 今は無き、先駆者ATNDによる募集
    • 会場は関東IT健保で安く借りれた新⼤久保の会議室

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  7. 最近発起⼈のyokkunsに話を聞く機会が
    • 本⼈⽈く
    • 2010年当時、レコメンドエンジン開発における細かな情報が皆無
    • どうやらR⾔語というものがあるらしい
    • R⾔語の勉強会を探したものの、⼤学(Rユーザー会)や⼀部(Tukuba.R
    等)以外ではほぼ勉強会がない状態
    • なければ作る!ということで2010年1⽉に⽴ち上げ
    • ⼤城とTokyo.R
    • その時に同じヤフー出⾝の⼤城も⽴ち上げの⼿伝い・スタッフとして
    参加したのが最初のきっかけ
    (当時は私もWebプログラマーだったので、なんか⾯⽩そう、
    くらいの趣味のノリでスタート)

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  8. 初期のTokyo.Rでの⼤城の役割
    • スタッフ全般
    ・会場確保、wifi環境準備、ATNDでの告知、会計
    周り、etc..
    • 初⼼者セッション
    ・10分くらいの導⼊セッションを毎回実施
    • 懇親会担当 <- ●個⼈的にはここが本番
    ・BARドラドラ、投げ銭式

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  9. ⽴ち上げから2年ほど経過し2012年ごろ
    データサイエンティスト、と⾔う⾔葉が認知し始められる
    • 30-40名前後から100名規模に (会場のキャパの問題が⼤きい)
    • あとニフティの鈴⽊さんへの感謝は我々は忘れてはいけない
    (初期の会場提供をずっと続けてくれた影の功労者)
    2012/1/28, 33名 申し込み 2013/4/20, 101名 申し込み

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  10. 内容も段々と⾼度化、ただ⾼度化に伴う弊害も発⽣
    -> 初⼼者セッションを作るなど、試⾏錯誤
    • 新規参加者にも優しく、ということで途中から初⼼者セッションを増設
    • ちなみに10年.Rでゲスト登壇いただいたDeNAの濱⽥さんが⼀番2014年頃に閲覧された記事は
    「ランダムフォレスト」についてとのこと
    第10回
    (2010/10/31)
    第30回
    (2013/4/20)
    初⼼者セッション

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  11. 個⼈的な反省:2015-16年頃は初期運営があまり動けず・・
    • 2代⽬運営と⽀えていただいた皆さんには感謝しております
    • 私が福岡に移ったのが2017/1なので、厳密には58回⽬くらいまでの参加

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  12. 特に思い出深いのはJapan.Rとハドリー回
    • Japan.Rの1回⽬(2010/11/27)の企画・運営にも参加。
    -> ⼤学・各地のRコミュニティとの接点
    • 逆にハドリー回(2018/7/15)は私はノータッチ。Tokyo.Rすごい。
    https://tokyor.connpass.com/event/92522/

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  13. 参考:第1回 Japan.R @統計数理研究所

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  14. 参考 : Rstudio社・Joseph Rickert⽒の記事
    https://rviews.rstudio.com/2018/08/15/tokyor-71/

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  15. 0->1から1->10, 全国そしてグローバルとの接続
    • 2010年からの10年間を振り返ると、多くの皆さんのご協⼒もあり、また関係者も増え、
    初期の⼿探りの状態からだいぶ成熟したコミュニティとなったと思います
    • 運営の皆さんにはほんと感謝しております (でも、無理はしないで下さいね・・!!)
    • 元々Tokyo.Rに顔を出していたOB・OGの皆さんも⾊々な領域にチャレンジ中
    • ⼀⽅で、新型コロナの影響は⼤きく、⽇本国内でも2020年4⽉頃から⾃粛 & オンライン
    化の流れが全国的に発⽣し、現在も尾を引いています
    • 参加者同⼠やOB・OG含めた「繋がり」と⾔う観点で何かできないかなと⾔う話を後半
    パートはお話しします

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  16. データを武
    器に様々な
    領域にチャ
    レンジする
    OB・OG
    メンバー

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  17. この業界を10年スパンで⾒ると
    • ①個別の⽬的 -> ②DSの誕⽣ -> ③他領域への活⽤・応⽤
    という流れが⼀つあるように思えます (⼿段としてのDS)
    • ①はDS誕⽣以前(レコメンドエンジン情報収集や、統計解析等)

    • ②をまさにTokyo.Rが⼀翼を担う存在に
    (特に、Pythonが分析に強くなるまでの2014-15年頃まではオープン
    ソース・統計解析ではほぼ⼀択)

    • ③はTokyo.RのOB・OGも新たなチャレンジ
    (DS以外の領域へのトライなど)

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  18. 2年前にもこんな発表をしました
    (10周年記念 -> 10年.R)

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  19. 外の世界の⼀例
    • IMの簗島さん -> インティメート・マージャー社の社⻑さんに。
    前回の10年.Rでは⼈数の関係でお声がけできず・・。
    DMP領域を牽引。個⼈的には経営の話なども聞いてみたい。
    • DeNAの濱⽥さん -> 2010年の同時期に「データマイニング+WEB 勉強会」を主催。10年.Rで聞
    いたところだと最近はアニメーションのコマ割りをAIで⾃動補正する技術の研究などにも興味が
    あるとのこと。あと踊れるデータサイエンティストとしても有名。
    • 運営の蓑⽥さん -> 初代運営から今まで、おそらく⼀番コミュニティ歴の⻑い⽅。いつもありがと
    うございます。元ヤフージャパンのアナリスト。⽇本には飽き⾜らず、海外のツールと⽇本を繋
    ぐ仕事にチャレンジ。
    • ホクソエムの皆さん -> コミュニティのつよつよメンバーが半ばノリ?で起業された、
    と⾔う認識。無ければ作るマインドの⽅々。(NOB DATAも⼤変お世話になりました)
    • 某⾥⽒ -> 最近は地元種⼦島の課題を解きに⾏っている模様。
    福岡の課題解決よりよっぽど難しい気がする・・
    答えのない領域へのチャレンジ
    (というかその前例を作るファーストペンギン)

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  20. 提案①
    10年.Rの第2弾、をどこかで企画しますね (ニーズあれば)
    • ネットワーク分析の分野では「弱い紐帯の強さ」と⾔う⾔葉がよく出てきます
    -> 個⼈的には⼤きな変化の時は、遠い世界の⼈との薄い繋がりが重要、くらいで捉えています
    (転職しかり、業界横断のデータ活⽤しかり、DS以外の課題解決しかり)
    • とは⾔え、私も多くのOB・OG達が今何をやっているのか、は個⼈レベルでしか補⾜できておりま
    せんし、あと今のコミュニティメンバーの皆さんが何をされているのかも興味あります
    • 新型コロナの問題もありなかなか集まりにくいですが、運営OBの⼀⼈としては何か接点作りのお
    ⼿伝いができればなと思っておりますので、また10年.Rなどの企画も相談させてください〜!

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  21. コロナ禍で
    失われた
    リアル
    コミュニ
    ケーション
    をなんとか
    したい

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  22. 新型コロナの功罪
    (Tokyo.Rに限定せず、全国的に)
    • メリット
    • ほぼ全てのセミナーがオンライン対応し、全国・全世界どこからでも参加が可能になった
    • 定員が実質無くなった(配信ツールの制限のみ)
    • 録画がある場合は後でも⾒れる、配信速度をUPしたり⾶ばしたりもできる
    • デメリット
    • 発表関連
    • 基本的には⼀⽅通⾏のコミュニケーションになりがち
    • 発表者の視点は聞き⼿のフィードバックを得づらい(表情、感想等)
    • 情報の深度
    • 懇親会での深い情報へのアクセス、議論の展開が困難
    • 信頼関係の構築
    • 顔⾒知り、を作りにくい。あと名刺交換とかすっかり廃れてしまった・・
    • 「巻き込み・巻き込まれ」としてのコミュニティ機能
    • 新メンバーの発掘 & LT登壇の声かけがしにくい
    • 「場」としてのコミュニティ機能
    • 多対多のコミュニケーションの難易度(ツールによる⼯夫はあり)
    • 採⽤やインターンに関する情報流通がしにくい
    • 偶然の出会い(セレンデピディ)が作りにくい
    • ⾔語化しにくい何か
    • やはり、同じ場にいる熱気みたいなもの
    • 個⼈的には、分析ネタを肴に飲みつつ交流できる場としての楽しさ、etc ..

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  23. 提案②
    例えば⼩規模のパブリック・ビューイングを
    試してみるのはどうでしょう?
    • 以下、感染対策しつつ、原則として運営メンバーに負荷をかけないこと&
    事前許可が⼤前提
    • Tokyo.Rの配信⽇に合わせて、有志各々がいくつかのリアル会場(会議
    室等)に集合して配信を⾒る
    (4〜8⼈程度で新型コロナにも配慮)
    • イベント中は発表聞きつつ議論するもよし、イベント後は希望者は交
    流会に繰り出すのもよし、リアルコミュニケーションを確保
    • 場合によっては地⽅のRコミュニティの企画を前後に挟むなど
    (yakitori.Rはコロナだと難しいので、やるならキャンプ場とか・・?)

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  24. とりあえず、⼤城の体は空けておきます
    • 10年.Rもパブリックビューイング企画も、企画仲間を募集中で
    す・・!
    • 毎⽉は難しいかもですが、東京と福岡では運営側がOKであれば1回
    ずつは試したいので、ご相談させてください
    • 昔のリアル懇親会では頻繁に発⽣していたセレンディピティのよう
    なものが、何か再現できないかなーと思ってます
    • あと今⽇は東京にもおりますので、
    直接⾊々と話したい⽅・久々にご飯でも⾏きたい⽅はお気軽に
    twitter @doradora09までご連絡ください・・!

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  25. 余談:東京の出張拠点を準備中
    • ⽤がなくてもふらっと東京に来たいですね。是⾮⾊々と情報交換しましょう・・!!

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  26. Enjoy!
    Rコミュニティ

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