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Haskellで並行プログラミングの練習
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Tomohiko Himura
May 08, 2016
Programming
0
310
Haskellで並行プログラミングの練習
LT駆動25
https://github.com/LTDD/Sessions/wiki/LT%E9%A7%86%E5%8B%95%E9%96%8B%E7%99%BA25
Tomohiko Himura
May 08, 2016
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Transcript
HaskellͰ ฒߦϓϩάϥϛϯάͷ࿅श 2016-05-07 LTۦಈ։ൃ25
ͻΉΒ ͱͻ͜ ฒߦ ฒྻ ࢄ ͲΕ͍͠
None
None
言葉にすれば 世界は変えられる
ฒߦϓϩάϥϛϯά Λ͡ΊͯΈΔ
なぜ並行プログラミング
CPUはもう速くならないらしい
速くならないけど 幅は広くなるらしい
コアの数は増える
複数のコアを有効に使わなければ プログラムは速くならない
複数のコアを使って 別々のタスクを実行する
ノンブロッキングI/Oの登場で 効果がでやすい(要出典)
コアの複数化で 効果がでやすい(要出典)
並列処理より入門しやすい
並行処理といえば Go言語らしい
真似をするところから はじめよう
IUUQRJJUBDPNTVJOJUFNTFDCG⒎EGE
None
1秒かかる処理 2秒かかる処理 3秒かかる処理
Go言語では Goルーチンとチャンネル で並行化
1秒かかる処理 2秒かかる処理 3秒かかる処理 終わるの待つ
Goルーチン • 軽量スレッド • 数kbしかつかわない • javaのスレッドは320kbとか使うらしい • 関数呼び出しに goってつけるだけ
たとえば javaで • 1クライアント 1スレッド割り当てる • サーバープロセスを考える • 320kb *
10,000 -> 約3GB
Goルーチンなら いっぱいつくれる
チャネル • Goルーチンがやり取りするのに利用 • メッセージパッシング • 共有メモリではなく • メッセージが入ってくるまで待つ
None
Αʔ͠ HaskellͰͬͯΈΑ͏
None
None
threadDelay マイクロ秒待てる
6秒かかる
(P )BTLFMM ฒߦԽ HP͚ͬͯͭΔ GPSL*0͚ͬͯͭΔ ௨৴ νϟωϧΛ͔ͭ͏ .7BSΛ͔ͭ͏
\
None
> だいたい同じ <
forkIO :: IO () -> IO ThreadId 第1引数を別のスレッドで実行
MVar 値が入ってくる前に 読み込みしようとすると 値が入ってくるまで待つ
予定どおり3秒で実行できた
ॻ͖ࠐΈΛ ผεϨουʹͯ͠ΈΔ
同時に実行すると出力が混ざる
軽量スレッドは プリエンプティブ 短い時間でスレッドが切り替わっている
出力は同一スレッドで やってみる
Control.Concurrent.Chan MVarみたいな無限キュー
Endがやってくるまで Chan を読み続けて 画面に表示 Endがやってきたら finished(MVar)に値を書き込み スレッドの終了を通知
ChanはMVarをつかって 実装されている
軽量スレッドとMVar が並行処理の基本単位
綺麗に表示された
めでたしめでたし
ファイルへの出力より ログの生成が早いと メモリがあふれるので注意
·ͱΊ
並行処理 • Communicating Sequential Processes • ってのが元になっている模様 • erlangやakka •
アクターモデル • そのまま分散できる • どちらもメッセージパッシング
CSP • いままでどおりかけて見通しがよい • 結構いろんな言語で使える模様
まとめ • HaskellでGoのコードは真似られそう • しかし、全く同じように動くわけではない • 正しく違いを理解しないといけない • HaskellはIOが型で分離される •
より良いコードがかけるはず