情報セキュリティワークショップin越後湯沢2023の発表資料です。
最近話題のSBOMは製造業のサプライチェーンリスク管理に効果を発揮しますが、「企業システムの脆弱性管理」において、SBOMは銀の弾丸ではありません。SBOMにより資産情報やライセンス、脆弱性の表現は可能ですが、それよりも日々の脆弱性管理の運用において重要な「検知した脆弱性の優先順位付け」は提供できません。また、ご存知のように従来のCVSS基本値ベースのトリアージでも運用が回らないという課題があります。この課題を解決するために、脆弱性管理クラウド「FutureVuls」 ( https://vuls.biz/ ) は米CISA推奨の最新リスク管理手法、SSVCを採用。脆弱性、脅威、環境、資産の重要性を総合的に考慮したリスク評価を自動で行い、運用者への指示までを効率的に自動化します。FutureVulsのSSVC機能を実際に全社展開されているユーザ事例も紹介予定です。