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「魔の川」「死の谷」をクラウド ネイティブなチーム作りで越境する / Crossing the...
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Genki Ogasawara
December 11, 2023
Business
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「魔の川」「死の谷」をクラウド ネイティブなチーム作りで越境する / Crossing the "Devil River" and "Death Valley" by building cloud-native teams
Genki Ogasawara
December 11, 2023
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Transcript
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 北海道ガス株式会社 エネルギーシステム部 小笠原 元気 千葉
優作 「魔の川」「死の谷」をクラウド ネイティブなチーム作りで越境する 1
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. エンジニア4年目 好きな分野: コンテナ
業務内容: 賃貸事業の防災システムの設計 マンションの設備維持管理 なんでもやるエンジニア 趣味:筋トレ、旅行 エンジニア2年目 好きな分野:IaC 業務内容: ガス発電機の導入技術営業 マンション管理組合様との折衝 クラウド・バックエンドエンジニア 趣味:うさぎ、SF6 Yusaku Chiba 千葉 優作 Genki Ogasawara 小笠原 元気 2
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. Agenda 会社概要・サービス概要 /
魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは? 1 研究ステージから PoC 検証へ - 魔の川を越境するプラクティス 2 PoC からサービス化への障壁 - 死の谷を越境するプラクティス 3 Future Works - ダーウィンの海へ立ち向かう 4 3
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 本講演の対象・対象外キーワード 話さないこと ・大規模プロジェクト・技術スタック別チーム
・明確な製品仕様・ウォーターフォール型開発 Keyword ・社内ベンチャー的な小規模プロジェクト ・フルスタックなチーム、アジャイル型開発 ・ゼロベースからのチームビルド⇒事業化までのプラクティス 4
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. Agenda 会社概要・サービス概要 /
魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは? 1 研究ステージから PoC 検証へ - 魔の川を越境するプラクティス 2 PoC からサービス化への障壁 - 死の谷を越境するプラクティス 3 Future Works - ダーウィンの海へ立ち向かう 4 5
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 北海道ガス株式会社 主要事業内容 本社所在地
従業員数 沿革 1911年 設立 ガス事業 電気供給業 ガス機器販売 907名 札幌市東区北7条東2丁目1-1 売上高 1,748億円(連結) 2023年10月7日時点 お客さま 件数 ガス:600,882件 電力:234,083件 会社概要 6
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 業務用省エネサービス「Mys3(ミース)」 • 多額の初期投資が必要
• 既設設備の停止期間や大掛かりな工事が必要 • 中小規模向けの選択肢(少機能・低価格)が少ない。 Make your smart solution service Mys(ミース): スウェーデン語で“楽しい・心地よい” の意 最新の技術を活用した多様なサービスで、お客さまの楽しい・心地よ いを創造する意図を込めている。 業務用のお客さまで省エネ設備を導入する際の課題 こうしたお客さまの課題を、デジタル技術を用いて解決 北ガスグループ 独自開発 7
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 「Mys3(ミース)」i-Ch / REM
常時計測・監視 データの見える化 モニタリング画面 冷温水 (往) 冷温水 (還) お客さまに提供 するサービス データの見える化 モニタリング画面 CO2・温度・湿度データ セントラル空調機器 計 測 器 計 測 器 計 測 器 今 後 も サ ー ビ ス 拡 充 予 定 8
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. アーキテクチャ 運用監視 可視化画面
運用管理画面 お客さま画面 データ連携 分析 保存 状態管理 収集・処理 ネットワーク 機器接続 AWS IoT Core Lambda function DyanmoDB IoT Shadow Amazon API Gateway AWS Amplify 認証・認可 Amazon Timestream クエリ 遠隔指令 お客さま 管理者 Amazon Kinesis Data Firehose S3 VPC AWS Fargate 外部連携 ゲートウェ イ 生データ センサー値 Cognito Aurora Serverless 4G/LTE 連携 SORACOM APIなど インターネット 設定値 AWS CDK 制御対象 デバイス QuickSight 短期データ 中長期データ AWS X-Ray 9
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは 研究 ステージ
開発 ステージ 事業化 ステージ 産業化 ステージ 死の谷 ダーウィン の海 魔の川 技術領域のレベルアップ 業務昇華へのハードル 開発成果と顧客への 価値提供の橋渡し 収益性の向上 セキュリティ 市場ニーズと技術シーズの一致 リソース不足や外的要因 市場競争・自然淘汰 システム運用 付加価値や新規機能開発 コア機能の開発 10
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 魔の川・死の谷を越境するためのチームとは 開発 PdO
企画 クラウドネイティブ 専門的な開発知識 専門的な業務知識 共通の開発知識 共通の業務知識 PdM 共通認識/レイヤー/ コンテキストをどう やってちょうどよく増 やせるか? Yusaku Genki クラウドの勉強会 ハンズオン カンファレンス参加 コミュニティ参加 横断的で素早い意志決定プロセス 11
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. Agenda 会社概要・サービス概要 /
魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは? 1 研究ステージから PoC 検証へ - 魔の川を越境するプラクティス 2 PoC からサービス化への障壁 - 死の谷を越境するプラクティス 3 Future Works - ダーウィンの海へ立ち向かう 4 12
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 魔の川 ❛❛研究ステージと製品化に向けた開発ステージの間に存在する 障壁。(省略)技術シーズを市場ニーズに結び付け、具体的なター
ゲット製品を構想する知恵が必要とされる❜❜ (JMACコンサルティング用語集より引用) 13
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 魔の川:市場ニーズと技術シーズ 顧客ニーズ 外部環境
社内ニーズ 価格ニーズ 通信技術 計装技術 IT 技術変革 製品化へ 市場 ニーズ 技術 シーズ 1 2 3 4 1 2 3 4 市場ニーズと技術シーズをつなげることが求められる 14
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 市場ニーズと技術シーズの状況 低価格 最小機能(MVP)
大規模工事不要 自動化 IoT クラウド 通信 プログラミング 市場 ニーズ 技術 シーズ ✔ ✔ ✔ ✔ ? ? ? ? 当初、ニーズはありそうだったが技術が足りなかった 15
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 従来 エネルギー会社 SIer/ベンダー
2次請 3次請・・・ IT部門/システム系 グループ会社 従来のシステム開発の課題 IoT クラウド 通信 プログラミング 技術 シーズ ? ? ? ? 技術シーズを満たすために 内製開発に舵を切る必要性があった 要件定義に数ヶ月〜 1年 少しの画面修正で数十万 オーダーの発注 16
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 内製開発する際に直面した課題 事業立ち上げ時から大きな投資ができない お客さま単価が安いプロジェクト
人はすぐには増えない 少ない人員で開発・運用をする必要がある サーバーもVMも触ったことがない 開発により集中したい コスト面 社内環境 スキル 17
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 内製開発の布石 2018年~ クラウド/IT分野は技術・ビジネス
の変化が激しい 2018/7月~ 社内有志メンバーで勉強会・ サークルを立ち上げ (プログラミングやIoT技術を中心に) 技術論者ではなく、技術的な思考と行動を 両立するスピーディな実践者の集まりが必要 クラウドは 良いですよ! それって、 おいしいですか? What is Cloud? はじめは「無知状態」 サーバーが何か知らなかった 18
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ▪技術習得 プログラミング言語 IoT技術
Raspberry Pi ESP32 モノ 通信 クラウド ▪知見獲得 機械学習 画像処理 コンテナ 組込 フロント 昼休みハンズオン 外部コミュニティ すべて独学 ・知的好奇心をベースとした「やってみた」の実践 ・部署・部門を超えて自由に報告しあうコミュニティの役割 ボトムアップの取り組み 学習→熱量→実践→共有→・・・の好循環 19
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 内製開発する際に直面した課題 事業立ち上げ時から大きな投資ができない お客さま単価が安いプロジェクト
人はすぐには増えない 少ない人員で開発・運用をする必要がある サーバーもVMも触ったことがない 開発により集中したい コスト面 社内環境 スキル 従量課金制 マネージド サーバレス + + クラウドで解決 コ ミュ ニ ティ 20
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 実践できるメンバーを集める 21
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 市場ニーズ・技術シーズ・内製開発チーム 低価格 最小機能(MVP)
大規模工事不要 自動化 IoT クラウド 通信 プログラミング 市場 ニーズ 技術 シーズ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 社内サークル 22
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. コンウェイの法則・逆コンウェイの法則 ガス事業 電力事業
クラウド IoT 安全第一が求められる組織(トップダウン) アジャイル的な組織(ボトムアップ) 23
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 現場課題をトップダウンで解決する難しさ ステークホルダー (経営層)
企画部門 事業部門 経営層・企画部 門主導 企画部門の認識 事業部門の認識 認識が合わない 事業部門や顧客はそこまで求めていない 24
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 事業部門 ボトムアップ・事業部門主導のコミュニケーション方法 開発
PdM ステークホルダー (部長) 最小限のステークホルダー とのすり合わせができれば良い 企画 企画の認識 技術の認識 コミュニケーション コストが低い 25
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 事業部門 ボトムアップ・事業部門主導のコンセンサスの取り方 開発
PdM ステークホルダー (部長) 企画 企画の認識 技術の認識 言語化と共通認識 想定プレスリリース Working Backwards 26
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 事業部門 ボトムアップ・事業部門主導のコミュニケーション方法 開発
PdM ステークホルダー (部長) 企画 企画の認識 技術の認識 27 裁量 調整 他部門 他部門
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 素早くコンセンサスを得る手段をとる 28
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 内製開発のターニングポイント 業務用 分野の
EMS推進 経営のミッション 新しい分野 への挑戦 熱源機器IoT化 内製開発による PoCスタート 若手の熱量 DX 知的好奇心 ビ ジ ネ ス サ イ ド ボ ト ム ア ッ プ 社内サークル 立ち上げ 経営課題への 取り組み 29
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 市場ニーズ・技術シーズ・内製開発チーム 低価格 最小機能(MVP)
大規模工事不要 自動化 IoT クラウド 通信 プログラミング 市場 ニーズ 技術 シーズ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 企画 開発 内製開発チーム 30
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 全員兼業チームからのスタート PdM 開発
全員ほかの業務と 兼業からのスタート エネルギーサービス業務 発電所業務 31
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. アンチパターン:企画チームと開発チームの分断 企画 開発
PdM 開発 過大 過小 費用のズレ ・開発チーム 過大/過小な機能の開発 費用感のズレ ・PdM 開発工数が不明確 32
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 業務知識と開発知識のオーバーラップ 企画 ・開発チーム
費用感やお客さまの求める機能をあ る程度理解している ・PdM どれぐらいの工数で実装できるかあ る程度理解している 開発 オーバーラップ 共通のコンテキスト 開発 PdM 開発知識 開発知識 業務知識 33
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 開発チーム内でも共通レイヤーを持つ 開発チーム内でも共通レイヤー+特化している形 デバイス
通信 クラウド 通信 デバイス クラウド 業務知識 Fika(朝会) で共有 34
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 共通認識・レイヤー・コンテキストを持つ 35
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 市場ニーズ・技術シーズ・内製開発チーム 低価格 最小機能(MVP)
大規模工事不要 自動化 IoT クラウド 通信 プログラミング 市場 ニーズ 技術 シーズ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 企画 内製開発チーム 開発 36
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. PoC のフィールドとイテレーション お客さまに近い立場
PoCをやりながら フィードバックをもらう お客さま フィールド試験パートナー PoC を高速に繰り返す + 潜在的なニーズの 掘り起こし = 37
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 顧客ニーズと想定していたニーズとの乖離 経営層・企画部門が求める機能 潜在的なニーズ
ニーズの見極めと本当に必要な機能を繰り返し考える 当初想定していたニーズ 38
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 顧客が求めるコア機能は何か? 顧客の80%が求める機能 顧客の50%が求める機能
顧客の20%が求める機能 顧客の5%が求める機能 ・クリティカルユーザージャーニーの分析 ・顧客の潜在的な要望 ・PoC で顧客ニーズを発掘する 39
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. PoC を高速に回し真の顧客ニーズを掴む 40
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. PoC時のアーキテクチャ PLC HTTP
Web画面 SORACOM Funnel SORACOM アナログ I/O 制御盤 Harvest Lagoon Napter modbus ゲートウェイ Datastore Pipeline IoT Rule IoT Core IoT Analytics Chanel IoT Events Dataset (S3) IoT Rule Lambda Simple Notification Service Email Notification QuickSight AWS Cloud 社員3人のみで開発・実装・評価 制御 信号 データ キャリア 通信 SaaS/PaaS SaaS/PaaS 41 DB・可視化 データレイク
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 魔の川を越境するプラクティス コア機能の開発 技術領域の
レベルアップ 業務昇華への ハードル PoC を高速に回し真の顧客ニーズを掴む 素早くコンセンサスを得る手段をとる 市場ニーズと技術 シーズをつなげる チーム内で共通認識・レイヤー・ コンテキストを持つ 実践できるメンバーを集める 42
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. Agenda 会社概要・サービス概要 /
魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは? 1 研究ステージから PoC 検証へ - 魔の川を越境するプラクティス 2 PoC からサービス化への障壁 - 死の谷を越境するプラクティス 3 Future Works - ダーウィンの海へ立ち向かう 4 43
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ❛❛もともとは、「技術開発が資金調達の問題から実用化に至らない 状態」のみを指す用語であったが、最近では、資金的なリソース以外 の様々なリソースの不足や法律、制度等の外的要因なども含めて、
(中略)研究開発の結果が事業化に活かせない状態あるいはその原 因全般を指すようになりつつある。❜❜ (Wikipedia デスバレー (研究開発)より) 死の谷:技術シーズと事業化 44
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 死の谷:技術シーズと事業化 モチベーション低下 長期間成果をアピール
できず強制クローズ 体力切れ (資金ショート) 社 内 調 整 (セ キ ュリテ ィ部 門 ・ 法 務 部 門 ) ニ ー ズ と不 釣 り合 い な コス ト設 定 情報事故・重大なセキュリ ティインシデント 45
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 死の谷:技術シーズと事業化 モチベーション低下 体力切れ
(資金ショート) 社 内 調 整 (セ キ ュリテ ィ部 門 ・ 法 務 部 門 ) ニ ー ズ と不 釣 り合 い な コス ト設 定 情報事故・重大なセキュリ ティインシデント 素早く・安定して 渡りきる 46
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. スピーディで安全な事業化を阻む要素 ・魔の川は技術的な実現可能性 ⇒ 死の谷は運用面での実現可能性 社内調整
技術開発 市場ニーズ調査 47
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. スピーディで安全な事業化を阻む要素 ・魔の川は技術的な実現可能性 ⇒ 死の谷は運用面での実現可能性 状態監視
デバイス管理 設定情報管理 遠隔アップデート ログイン機能 可視化画面 コストダウン セキュリティ 契約書 事業性 業務フロー 営業戦略 社内調整 技術開発 IaC CI/CD DevOps リスク管理 SRE 市場ニーズ調査 運用体制 既存事業との干渉 48
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. スピーディで安全な事業化を阻む要素 ・魔の川は技術的な実現可能性 ⇒ 死の谷は運用面での実現可能性 状態監視
デバイス管理 設定情報管理 遠隔アップデート ログイン機能 可視化画面 コストダウン セキュリティ 契約書 事業性 業務フロー 営業戦略 社内調整 技術開発 IaC CI/CD DevOps リスク管理 SRE 市場ニーズ調査 運用体制 既存事業との干渉 リリース仕様への変更 49
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. SSHで入って編集 ・PoC仕様での事業化に際しての課題 ⇒ PLCのコスト
⇒ 半導体不足リスク ⇒ 1台ずつSSHで入って人力で状態管理 リリース仕様への変更 社員3名 ・フロントエンド ・バックエンド ・通信 ・デバイス 開発体制 全て開発 PoC仕様 HTTP Napter 制御対象デバイス 制御信号 IoTゲートウェイ PLC 50
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. まずは自らで仕様変更に挑む PLC MCU
(マイコン) 各種 モジュール PoC仕様 リリース仕様 AWS IoT Core IoT Shadow SORACOMサービス ・より安価な構成 ・更なる拡張性 ・半導体リスクの解決 各種クラウド サービス・ バックエンド 51
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. まずは自らで仕様変更に挑む PLC MCU
(マイコン) 各種 モジュール PoC仕様 リリース仕様 AWS IoT Core IoT Shadow SORACOMサービス 多すぎ! 人的リソース足りない! 全然分からない! 理解に時間かかる! 52
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. デバイスメーカーさんに協力頂き、 商用デバイスの開発に取り組む 2021年9月~
社員3名 ・フロントエンド ・バックエンド ・通信 デバイスメーカーさん - デバイス - バックエンド PLC MCU(マイコン) 各種モジュール コスト低減 半導体不足リスク低減 新仕様に向けた体制変更 53
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. フロントエンド 開発 デバイス開発
クラウドバックエンド開発 デバイスメーカーへの”委託”体制(従来) 明確な分界点(API、Shadow etc...) 請負契約 ・成果物が約束された契約 ・仕様変更が生じた場合の修正に時間とコストがかかる ・どちらが開発責任を負うか押し付け合いになる場合も 特徴 デバイスメーカー SIer等 発注者 54
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. フロントエンド 開発
クラウド バックエンド 開発 デバイス 開発 デバイスメーカーとの”伴走”体制(今回) ・成果物を約束しない契約 ・どちらも互いの開発領域をファジーに理解している ・現場検証結果に応じた仕様変更が細かく実施されても柔軟に対応できる 特徴 発注者 デバイスメーカー 準委任契約 55
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. クラウド
バックエンド 開発 デバイス 開発 デバイスメーカーとの”伴走”体制 デバイスメーカー クラウド・バックエンドに触れてもらう ⇒ 何ができるか分かったうえでデバイス開発 ⇒ デバイスと密接な要素のバックエンド開発 ・成果物を約束しない契約 ・どちらも互いの開発領域をファジーに理解している ・現場検証結果に応じた仕様変更が細かく実施されても柔軟に対応できる 特徴 56
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. クラウド
バックエンド 開発 デバイス 開発 デバイスメーカーとの”伴走”体制 発注者 ”まずは挑戦”の恩恵 ⇒ 的確な開発、修正指示 ・成果物を約束しない契約 ・どちらも互いの開発領域をファジーに理解している ・現場検証結果に応じた仕様変更が細かく実施されても柔軟に対応できる 特徴 57
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. フロントエンド 開発
クラウド バックエンド 開発 デバイスメーカーとの”伴走”体制 発注者 バックエンドとフロントエンドの 押し付け合いや折衝がない ・成果物を約束しない契約 ・どちらも互いの開発領域をファジーに理解している ・現場検証結果に応じた仕様変更が細かく実施されても柔軟に対応できる 特徴 58
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. フロントエンド 開発
クラウド バックエンド 開発 デバイス 開発 デバイスメーカーとの”伴走”体制 デバイスメーカー フロントエンド⇔バックエンド⇔デバイス 各領域間でフレキシブルな変更に耐えうる組織体制 ・成果物を約束しない契約 ・どちらも互いの開発領域をファジーに理解している ・現場検証結果に応じた仕様変更が細かく実施されても柔軟に対応できる 特徴 59
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 新領域でもまず着手! 難しければパートナーとの”伴走”体制を作る 60
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. スピーディで安全な事業化を阻む要素 状態監視 デバイス管理
設定情報管理 遠隔アップデート ログイン機能 可視化画面 セキュリティ 契約書 業務フロー 営業戦略 社内調整 技術開発 IaC CI/CD DevOps SRE 市場ニーズ調査 運用体制 既存事業との干渉 セキュリティ コストダウン 事業性 リスク管理 61
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. セキュリティ問題で死の谷に落ちる 情シス部門 セキュリティ担当
開発 セキュリティチェック依頼 修正依頼 会社基準の情報管理ルール プロダクト なぜ作りこむ前に 相談しなかったのか!修正です。 ◦◦が~~で安全なのに なぜ理解してくれないのか。 62
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. セキュリティ問題で死の谷に落ちる 情シス部門 セキュリティ担当
開発 クリティカルな部分を 濁した仕様書 会社基準の情報管理ルール プロダクト OKです どうせ安全だし、 口出しされたくないから仕様を濁す 情報事故発生 63
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 新規事業におけるセキュリティの問題 情シス部門 セキュリティ担当
開発 ・チェックは情シスの仕事 ・納得感のない修正 ・IoTがわからない ・調査、策定に時間がかかる ・綿密に理解できていないモノは 必要以上に厳しくなる セキュリティチェック依頼 修正依頼 64
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 互いに歩み寄ったセキュリティ合意 開発担当 情シス部門
セキュリティ担当 社内では基準が決まってないので 悩ましいです 65 クラウド技術を用いた IoTサービスをリリースしたいです セキュリティチェックお願いします こちらでは、現段階での クラウドセキュリティポリシーと照らし合 わせてみます。 ではこの技術領域の標準的な セキュリティについて調べてみます
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 互いに歩み寄ったセキュリティ合意 開発担当 CCDS
IoTセキュリティ要件 AWS serverless Lens セキュリティ基準項目 チェックリスト 情シス部門 セキュリティ担当 納得感がある 具体的に策定・評価しやすい これを基に情シス部門と相談 66 現状の プロダクト 比較 別プロジェクトでの クラウドセキュリティポリシー これならOKです!
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 開発メンバーがセキュリティへ歩み寄る 67
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. スピーディで安全な事業化を阻む要素 状態監視 デバイス管理
設定情報管理 遠隔アップデート ログイン機能 可視化画面 セキュリティ 契約書 業務フロー 営業戦略 社内調整 技術開発 IaC CI/CD DevOps SRE 市場ニーズ調査 運用体制 既存事業との干渉 機能開発 運用体制の準備 コストダウン 事業性 リスク管理 68
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 旧アーキテクチャ PLC HTTP
Web画面 SORACOM Funnel SORACOM アナログ I/O 制御盤 Harvest Lagoon Napter modbus ゲートウェイ Datastore Pipeline IoT Rule IoT Core IoT Analytics Chanel IoT Events Dataset (S3) IoT Rule Lambda Simple Notification Service Email Notification QuickSight AWS Cloud 制御 信号 データ キャリア 通信 69
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. アーキテクチャ 運用監視 可視化画面
運用管理画面 お客さま画面 データ連携 分析 保存 状態管理 収集・処理 ネットワーク 機器接続 AWS IoT Core Lambda function DyanmoDB IoT Shadow Amazon API Gateway AWS Amplify 認証・認可 Amazon Timestream クエリ 遠隔指令 お客さま 管理者 Amazon Kinesis Data Firehose S3 VPC AWS Fargate 外部連携 ゲートウェ イ 生データ センサー値 Cognito Aurora Serverless 4G/LTE 連携 SORACOM APIなど インターネット 設定値 AWS CDK 制御対象 デバイス QuickSight 短期データ 中長期データ AWS X-Ray 70
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 保存 アーキテクチャ 運用監視
可視化画面 運用管理画面 お客さま画面 データ連携 分析 状態管理 収集・処理 ネットワーク 機器接続 AWS IoT Core Lambda function DyanmoDB IoT Shadow Amazon API Gateway AWS Amplify 認証・認可 Amazon Timestream クエリ 遠隔指令 お客さま 管理者 Amazon Kinesis Data Firehose S3 VPC AWS Fargate 外部連携 ゲートウェ イ 生データ センサー値 Cognito Aurora Serverless 4G/LTE 連携 SORACOM APIなど インターネット 設定値 AWS CDK 制御対象 デバイス QuickSight 短期データ 中長期データ AWS X-Ray 71
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 事業化フェーズでの開発の進め方 開発・運用すべきボリューム・領域の広さに対して人数が少ない! ⇒少ない人数で継続的に開発・運用できる体制の構築が求められる
⇒本格的なIT企業のチームが導入してる枠組みを小規模チームでも導入してみた ⇒どうなった? 72
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. IaC を導入するモチベーション dev
(開発環境) 開発者 stage (テスト環境) 一般的な要件以外でも、デバイスのテスト要件で マルチアカウントにする必要があった prod (本番環境) 73
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. マルチアカウント環境でのIaC の導入効果 dev
(開発環境) 開発者 stage (テスト環境) AWS CDK で IaC 化することによりリソースの複製を容易にした prod (本番環境) AWS CDK (IaC) 74
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. デプロイの問題点 dev (開発環境)
stage (テスト環境) 開発者 git push プルリク 作成・承認 cdk deploy(手動) prod (本番環境) CodeCommit Cloud9 Cloud9 cdk deploy Stage 環境のデプロイ用 ロールに Switch Role Cloud9 cdk deploy prod 環境のデプロイ用 ロールに Switch Role 承認とデプロイが同期されていないためデプロイ忘れが多発 オペレーションミスで本番環境にデプロイしてしまったことも・・・ 75
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. CI/CD パイプラインとIaC dev
(開発環境) stage (テスト環境) 開発者 Repo git push Workflow Repo/ Issue プルリク 作成 Workflow 承認 デプロイ デプロイ prod (本番環境) 手動テスト (デバイス) Workflow Repo デプロイ プルリク 作成 承認 Amazon CodeCatalyst 2023年4月 GA(一般利用)開始 テストの自動化、システム実装の自動パイプラインを構築 AWS CDK (IaC) 76
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 小規模・新規事業こそ IaCとCI/CDをちゃんとしましょう 77
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ・魔の川は技術的な実現可能性 ⇒ 死の谷は運用面での実現可能性 スピーディで安全な事業化を阻む要素 状態監視
デバイス管理 設定情報管理 遠隔アップデート ログイン機能 可視化画面 コストダウン セキュリティ 契約書 事業性 業務フロー 営業戦略 社内調整 技術開発 IaC CI/CD DevOps リスク管理 SRE 市場ニーズ調査 運用体制 既存事業との干渉 事業チーム 再構築 78
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 運営フェーズ 事業化フェーズ
研究開発フェーズ 事業化ステージごとのチーム構成 経営層 79 研究開発チーム 運用チーム 事業化チーム コミュニケーションコスト コミュニケーションコスト コミュニケーション コスト コミュニケーション コスト
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アジャイルなチームビルディング PdM 80 開発 PdO
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アジャイルなチームビルディング 81 開発 企画 PdM PdO ・ロールの再割り当て ・開発の進め方の変更
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アジャイルなチームビルディング 82 開発 企画 PdM PdO デザイン ・ロールの再割り当て ・開発の進め方の変更 管理職ではなく当事者がチーム作りをしていた クォーターごとの 振り返り(KPT) で チームの運用方法と役割をアジャイルに変えていった
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. アジャイルに、 アジャイルなチーム作りをする 83
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 死の谷を越境するプラクティス ①協力会社込みで折衝の少ない開発体制作り ②開発チームでもセキュリティへの責任を持つ
③IaCとCI/CDを整備する(早いほど良い) ④短周期でのチームビルディングの改善 84
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. Agenda 会社概要・サービス概要 /
魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは? 1 研究ステージから PoC 検証へ - 魔の川を越境するプラクティス 2 PoC からサービス化への障壁 - 死の谷を越境するプラクティス 3 Future Works - ダーウィンの海へ立ち向かう 4 85
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ダーウィンの海とは 事業化された製品を市場に定着させるためには、競合製品との 競争に勝ち、顧客から受け入れられる必要がある。(中略)こう
した製品や企業の生存競争を、ダーウィンの進化論になぞらえ て、ダーウィンの海と表現される。 (三菱リサーチコンサルティングより引用) 86
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ダーウィンの海に立ち向かう ダーウィンの海 競
合 製 品 と の 競 争 付加価値・新規価値の創出 サービスの継続的な改善 BizDevSecOps 87
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ダーウィンの海へ立ち向かうためには フロントエンド バックエンド
DevOps SRE セキュリティ デザイン主導 UI/UX Gen AI 運用の専任体制 Gen AIの取り組み デザインチーム結成 カスタム 新規サービス 新規サービス チューニング自動化 省エネ運転機能強化 UI刷新 88 高速なPoCを繰り返し ニーズに寄り添うカスタマイズや機能開発
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 終わりに 89
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. 魔の川・死の谷をクラウドネイティブなチーム作りで越境する 研究 ステージ
開発 ステージ 事業化 ステージ 産業化 ステージ 死の谷 ダーウィン の海 魔の川 市場ニーズと技術シーズの一致 リソース不足や外的要因 市場競争・自然淘汰 横断的で素早い意志決定プロセス Gen AI ? ①実践できるメンバーを集める ②素早く合意を得る手段を取る ③共通認識やレイヤーを持つ ④PoCを高速に回し顧客ニーズを掴む ①衝突の少ない開発体制 ②チーム全体でセキュリティに取り組む ③IaC と CI/CD を早めに整備する ④チームビルディングの継続的改善 90
Copyright Hokkaido Gas Co.,Ltd. All rights reserved. ご清聴ありがとうございました