hacomono Platform Engineering Showcase #2

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hacomono
Platform Engineering Showcase #2
~hacomonoのモジュラーモノリス~

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本イベントは、hacomono の
Platform Engineeringに対する取り組みを
Showcaseに並べて紹介するものです。

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4
中村　竜甫
職種：EM
経歴：広告系Sier→事業会社(JMDC)→hacomono（2023/05)
好き：電子書籍、海沿いへの旅行、見る将
ハマっていること：ソーダ味のスイカバーを食べる
聞き手

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5
志賀誠（まこたす）
Makoto Shiga / twitter: @macotasu
株式会社hacomono Engineer, プラットフォーム所属
古くから動いているシステムを事業の成長に合わせて見直
すことが好き
普段はバイク（GB350）に乗ってツーリング
本日のパネラー

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6
経歴紹介など
2013.4
株式会社カヤックに新卒で入社
ソシャゲのバックエンド開発 /運用
2015.12
株式会社アニメイトラボ
アニメ配信サービス
オウンドメディアのECS化
2017.8
freee株式会社
マイクロサービス共通モジュール作成
認証認可リプレース担当
2022.8
株式会社hacomono
開発 /基盤/プラットフォーム

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プラットフォームチームの紹介

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8
これまでの基盤チームの体制
開発組織および基盤の体制について
開発基盤
QA
SRE
IoT
機能開発チーム2
(エンプラ)
(スクール)
(POS)
PdM/PMM
UI/UX デザイナー
CTO 工藤 VPoE
VPoPE 矢嶋

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9
今期から基盤チームの体制
開発組織および基盤の体制について
プラットフォーム
QA SRE
IoT
(エンプラ)
(スクール)
(POS)
PdM/PMM
UI/UX デザイナー
CTO 工藤 VPoE
VPoPE 矢嶋
イネーブリング

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10
プラットフォームチームとは
チーム紹介
プロダクト開発チームが価値を提供する上で、必要なモノ
（共通機能、知識等）を整えるチーム

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モジュラーモノリス導入に至るまで
口座振替

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12
これまでのhacomono
hacomono app
予約入退館
レジ
メール
各マスタ
…
➔ 内部的にはCleanArchitectureで、一定のルール
がある
➔ 各機能同士が好きなメソッド自由に呼び出せる
➔ 機能間で結合度が高い状態
Engineers

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13
hacomono app
予約入退館
レジ
メール
各マスタ
…
2022/04 ~
Team2
Team1
Team3

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14
開発人数
20xx年
2018年
リリース
自由予約
スクール
SSO
xx制限
予約キャンセル待ち
年会費
ロールレベルカスタマイズ
口座振替
POS
OIDC
ライセンス編集
etc…

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15
hacomono appに起こりうる課題
hacomono app
予約入退館
レジ
メール
各マスタ
…
➔ チーム間のコンフリクト
◆ e.g. xx機能を修正した場合の影響は？正しい
仕様はなにか？
➔ 特定ドメインが成長
◆ 専用チーム誕生
◆ hacomono本体からの分離
➔ 新サービス誕生
◆ hacomonoから共通機能を分離
➔ etc…

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16
達成したいこと
● 人が増えてチームが分割されても生産性を維持したい
● 将来的に起こる（かもしれない）物理的な分離に備えた
い

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17
問題の解決方針
それぞれの領域について、知識と実装面で分離できる仕
組みをつくる

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18
モジュラーモノリス
hacomono サービス
論理イメージ
レジメール
各マスタ
予約入退館
…
team1 team2
team4
team3
※黒線は、各領域毎の API

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19
モジュラーモノリス or マイクロサービス
hacomono app
モジュラーモノリス物理イメージ
…
…
モジュールA
モジュールC
…
モジュールB
…
モジュールD
hacomono app
マイクロサービス物理イメージ
サービスA サービスB サービスC

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20
モジュラーモノリス or マイクロサービス
モジュラーモノリスマイクロサービス
コミュニケーション △ △
開発生産性 ◯ △
事業成長に対する柔軟性 ◯ x
価値提供速度 △ ※◯
安定性 △ ◯
導入コスト △ x
運用コスト ◯ x

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モジュラーモノリス x Rails
口座振替

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22
Railsでモジュラーモノリスに向けた境界をどうやってわけるか
● 各モジュール間でコード上の境界を持つ方法
○ Rubyなので越境が簡単
● 各モジュールが扱う永続仮想化層の境界分け
○ ActiveRecordが強力

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23
Railsでモジュラーモノリスに向けた境界をどうやってわけるか
https://github.com/Shopify/packwerk

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24
取り組み1: packwerkとは
hacomono app
packages
予約 …
メール配信
入退館
顧客管理 …
pkg pkg pkg
➔ 機能を論理的分離（pkg = package）
➔ pkgと外部で意図せぬ依存がないかを、
package内のnamespaceをもとに静的
解析できる
➔ pkg毎にcodeowner設定
概要

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25
取り組み1: package毎にルールをymlで定義できる
● pkgが外部APIとして許可するEntryPoint
● pkgが依存できるpkgの定義
● pkgが一時的に依存するnamespace
● pkgのステータス（開発中か公開済みか）
● etc…
bundle exec packwerk check

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26
取り組み2: 外部APIはprotoを活用
hacomono app
packages
予約 …
メール配信
入退館
顧客管理 …
proto proto proto
➔ pkgのEntryPointは、proto定義から生
成されたRubyコードを用いる
➔ 将来的にpkgがマイクロサービスとなっ
た際を考慮

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# .protoファイル
service Mailer {
rpc GetMail(GetMailRequest) return (GetMailResponse) {}
}
取り組み2: 外部APIはprotoを活用
● rpc_desc
○ RPCに紐づく、input, outputの型の情報が取れる
# packages/mailer/public/get_mail.rbへのリクエスト
rpc_desc[:GetMail] # GetMail rpcの説明が取れる
rpc_desc[:GetMail][:input] # GetMailが扱うRequest -> GetMailRequest

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取り組み3: 永続化層への制限
● ActiveRecord, Arelと自由な書き方ができるため、そ
の層で弾くのは厳しい
● ARProxyでクエリ実行手前で検知（prod以外）
○ https://github.com/cookpad/arproxy

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29
取り組み3: 永続化層への制限
hacomono app
packages
予約 …
メール配信
入退館
顧客管理 …
proto proto proto
pkgアクセスするタイミングで、
RequestContextに許可テーブルを設定
DB
ARProxyのpluginとしてQueryTracerを
実行
RequestContextの許可テーブルとSQL
を比較して、チェック

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30
取り組み4: 細かい開発体験向上
bundle exec rails g hacoway {module} --module=true

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31
共に戦う戦士たちを募集中
お客様に「WOW！」を届ける基盤づくり
hacomono カルチャーを支えるエンジニア組織
圧倒的な成長を私達と共に成し遂げましょう！

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hacomono Platform Engineering Showcase #2

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