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SRE study group 4th slide

SRE study group 4th slide

Korenaga Makoto

May 19, 2020
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Transcript

  1. 自動化の進化
 • 自動化以前
 データベースマスターのフェイルオーバーが手動で行われる状態
 • 外部でメンテナンスされるシステム固有の自動化
 SREでフェイルオーバーのスクリプトを持っている状態
 • 外部でメンテナンスされる汎用の自動化
 誰もが使用する汎用フェイルオーバーのスクリプトに追加されている状態


    • 内部でメンテナンスされるシステム固有の自動化
 データベース自身にフェイルオーバースクリプトが同梱されている状態
 • システムが自動化を必要としない
 データベースが問題を検出し、人間の介入なしで自動フェイルオーバーできる状態

  2. Rapidアーキテクチャ
 • リクエストされたリビジョン番号を使い、 リリースブランチ生成 
 • Blazeを使ってバイナリコンパイルし、ユ ニットテストを実行(並列実行) 
 •

    システムテスト、カナリアデプロイメント の実施
 • 各ステップの結果はロギングされ、リ リース後に変更に関するレポートが作成 される

  3. 単純さを保つ為に
 • 不要になったコードは削除する(無用な混乱をさせない為) ◦ BAD)コメントアウトして残す ◦ BAD)フラグで不要なコードを通らなくする • 最小限のAPI ◦

    利用者に提供するメソッドや引数は必要最低限にする • モジュラー性 ◦ バイナリとバイナリ、バイナリと設定を疎結合にし単純にすることにより開発のアジリティとシス テムの安全性を同時に高めてくれる • リリースの単純さ ◦ 複数の変更をまとめてリリースより単一の変更をリリースする方が影響調査しやすい