意訳Domain-Driven Design

2020/01/10
DDDCJ DDD Talk MeetUp #3
@hirodragon112

Transcript

1. 意訳 Domain-Driven Design
   A Happy New Year !!
   2020/01/10
   DDDCJ DDD Talk MeetUp #3
   @hirodragon112
   

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2. 今日は
   「DDDってなんだっけ？」
   を改めて考えるきっかけになればと思っています
   

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3. DDD ってご存じですか？
   

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4. 成瀬・允宣
   ヴァーン・ヴァーノン
   エリック・エバンス
   

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5. Domain-Driven Design
   Domain : 領域
   領域 = (システム化する) 対象領域
   

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6. Domain-Driven Design
   Driven : 駆動
   駆動 = 動力を与えて動かすこと。
   

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7. Domain-Driven Design
   Design : 設計
   設計 =ある目的を具体化するためのもくろみ
   

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8. Domain-Driven Design
   直訳を繋げると
   ドメインを動力として設計する
   となるでしょうか。
   

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9. いまいちよくわからない…
   

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10. 左下に船が
    海坊主いる？
    ×印にお宝が
    よくわからないままだと
    同じ地図を見ても視点によって見えるものが変わる
    

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11. よくわからないと人はこうなる
    DDDとは…
    -ユビキタス言語が大切！
    - 単なるOOP？
    - エバンスの日記？
    - 設計ではなくコミュニケーションの話し？
    - Repositoryって便利だね
    

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12. DDD ってご存じですか？
    

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13. 今日はこの辺に切り込んだ話しをしてみたいと思います。
    

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14. 自己紹介
    株式会社ミライトデザイン CEO/Founder
    株式会社 Jocy CTO
    上流から下流までプロダクト作成に必要な事はだいたいやりま
    す。
    インフラ苦手です。
    勉強会・カンファレンス
    ペチオブ (https://phper-oop.connpass.com/)
    OOC (https://ooc.dev/)
    を主催しております。
    Twitter : @hirodragon112
    

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15. 意訳Domain-Driven Design
    目次
    1. 意訳とは？
    2. DDDはどこまでいっても設計論
    3. 単一モデル
    4. HowとWhy
    5. その先の世界
    

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16. 意訳とは？
    原文の語句の一つ一つにこだわらず、
    全体の意味に重点をおいて訳すこと。
    

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17. 意訳とは？
    原文の語句の一つ一つにこだわらず、
    全体の意味に重点をおいて訳すこと。
    木を見ずに森を見よう
    

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18. 意訳とは？
    原文の語句の一つ一つにこだわらず、
    全体の意味に重点をおいて訳すこと。
    木を見ずに森を見よう
    つまり訳者が存在する。
    この資料で言えばhiroです
    

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19. 意訳とは？
    原文の語句の一つ一つにこだわらず、
    全体の意味に重点をおいて訳すこと。
    木を見ずに森を見よう
    つまり訳者が存在する。
    この資料で言えばhiroです
    これが地図を見る時の
    視点となる
    

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20. 船で上陸で
    きそう
    お宝は隣の島
    にありそう ×印にお宝が
    視点を加えると見えやすくなる
    お宝のありかを示す地図です
    

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21. 意訳とは？
    原文の語句の一つ一つにこだわらず、
    全体の意味に重点をおいて訳すこと。
    木を見ずに森を見よう
    つまり訳者が存在する。
    この資料で言えばhiroです
    Domainの表現に集中できるよう
    に考慮された設計手法
    

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22. 意訳Domain-Driven Design
    目次
    1. 意訳とは？
    2. DDDはどこまでいっても設計論
    3. 単一モデル
    4. HowとWhy
    5. その先の世界
    

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23. DDDはどこまでいっても設計論
    意訳の前にあえて一つ明言しておきます。
    

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24. DDDはどこまでいっても設計論
    DDDは
    パターン集でも
    コミュニケーションの道具でも
    日記でもありません
    もちろん設計者がドメインエキスパートになれというような事で
    もありません
    

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25. 設計論です
    

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26. DDDはどこまでいっても設計論
    システム開発におけるリソースを
    一番コアであり重要であるドメインの表現に極力割きたいのです。
    ドメインをより正確に表現し、その他の要素の影響を気にするこ
    となく集中して設計、実装をしたいのです。
    

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27. DDDはどこまでいっても設計論
    これが意訳の前提を揃える説明でも書いた
    「Domainの表現に集中できるように考慮された設計手法」
    という事です。
    

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28. DDDはどこまでいっても設計論
    ここからはこの視点を元に細かい語句にこだわらず、
    視点に重点を置いて意訳していきたいと思います。
    

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29. 意訳Domain-Driven Design
    目次
    1. 意訳とは？
    2. DDDはどこまでいっても設計論
    3. DDDの目的
    4. 単一モデルとレイヤー分割
    5. HowとWhy
    6. その先の世界
    

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30. DDDの目的
    具体的にドメインに集中した設計を行うとは？
    

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31. DDDの目的
    1. ドメインエキスパートとドメイン知識を分析する
    2. それをモデル化する
    3. 分析モデルをそのまま実装モデルにも使用する
    4. ドメインがアプリケーションの影響を受けない様にする
    5. 実装時に発見した考慮漏れを1に戻り反映する
    こ
    こ
    に
    時
    間
    を
    使
    い
    た
    い
    

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32. DDDの目的
    DDDとはたったこれだけの事を目指しているに過ぎません。
    簡単だね！明日からどんどんやりましょう！
    完
    

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33. DDDの目的
    ちゃんと解説します
    

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34. DDDの目的
    まず、そもそも我々の目的は何でしょうか？
    × DDDを導入する事
    〇 DDDを導入する事で解決できる課題の恩恵を得る
    

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35. DDDの目的
    DDDが解決してくれる課題
    - ドメインに対する分析
    - 実装から分析へのフィードバック
    - このループの実現
    言い換えると
    ドメイン分析の精度を高め、分析結果をそのままシステムとして
    表現する事で最も複雑かつ重要なドメインを正確に表す質の高い
    ソフトウェアを開発できるようになる
    

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36. DDDの目的
    目指す世界
    ドメインエキスパート
    開発者
    システム
    モデル
    表現
    実装
    フィードバック
    知識共有
    発見
    整理
    フィードバック
    使用
    整理
    発見
    フィードバック
    

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37. 意訳Domain-Driven Design
    目次
    1. 意訳とは？
    2. DDDはどこまでいっても設計論
    3. 単一モデル
    4. HowとWhy
    5. その先の世界
    

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38. ドメインエキスパート
    開発者
    システム
    分析モデル
    実装
    モデル フィードバック
    分析モデルまで
    フィードバックし辛い
    反映
    よくある開発
    実装
    

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39. ドメインエキスパート
    開発者
    システム
    分析モデル
    実装
    モデル
    ここの問題を解決する
    必要がある
    よくある開発
    

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40. ドメインエキスパート
    開発者
    システム
    単一
    モデル
    フィードバック
    フィードバック
    フィードバック
    単一モデル
    

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41. 単一モデル
    分析に使うモデルをそのまま実装に落とし込む
    

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42. 意訳Domain-Driven Design
    目次
    1. 意訳とは？
    2. DDDはどこまでいっても設計論
    3. 単一モデルとレイヤー分割
    4. HowとWhy
    5. その先の世界
    

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43. HowとWhy
    DDD目的
    分析と実装を同じモデルを使用する
    方法論
    - ユビキタス言語で作成されたモデルを使用する
    - 境界コンテキストを分析する
    - Entity, ValueObject, Repository 等の戦術的パターンを使用す
    る
    - レイヤードアーキテクチャにてドメインを隔離する
    

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44. HowとWhy
    方法論は目的ではない
    

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45. ドメインエキスパート 開発者
    システム
    システムの中身がユビキタス言語でできた
    モデルのまま実装されているので理解できる
    ユビキタス言語で作成した分析モデルを
    そのまま実装モデルとしてシステムに実装する
    ユビキタス言語で作成した分析モデルを
    そのまま実装モデルとしてシステムに実装する
    重要
    単一
    モデル
    

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46. HowとWhy
    だから我々は方法論を知る必要があるのです
    

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47. 意訳Domain-Driven Design
    目次
    1. 意訳とは？
    2. DDDはどこまでいっても設計論
    3. 単一モデルとレイヤー分割
    4. HowとWhy
    5. その先の世界
    

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48. その先の世界
    単一モデルを実現するには方法論を知る以外にも重要な事がある
    - 単一モデルの適応範囲は？
    - ドメインとアプリケーションの境界を知る
    - UIとドメインの境界を知る
    その辺はまた別の機会にお話しできればと思います。
    

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49. その先の世界
    ご清聴ありがとうございました
    

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