Copyright ⓒ2018 CREATIONLINE, INC. All Rights Reserved コンテナ時代のセキュリティとは ~Aqua Security を活用したDevSecOpsの取り組み~ 2018年11月15日 クリエーションライン株式会社 DevOps Team Manager 荒井 裕貴
Copyright ⓒ2018 CREATIONLINE, INC. All Rights Reserved コンテナのライフサイクル 8 脆弱性のあるイメージをそのままコンテナにすると、運用時のリカバリーコス トが莫大にかかってしまうと共に、多数の手戻りが発生する コンテナ運用する前に、開発者がセキュリティに関してケアする必要あり (この考えを“シフトレフト”と呼ぶ) 脆弱性や、マルウェアが含まれているイメージ Hard-Coded Secrets Malware Known CVEs OSS Licenses Unapproved Base Images Build Ship Run コンテナのライフサイクル
Copyright ⓒ2018 CREATIONLINE, INC. All Rights Reserved 13 Center Aqua Command Center Container Aqua Cyber Intelligence Public Registry Private Registry CI/CD SIEM / Analytics Aqua Gateway Container Aqua Gateway Container Linux/Windows OS Aqua Enforcer Container Container Container Container Engine Group of Hosts (例: Development) KaaS / CaaS / Serverless Micro Enforcer Container Micro Enforcer Container Micro Enforcer Container Aqua Security コンポーネント構成
Copyright ⓒ2018 CREATIONLINE, INC. All Rights Reserved 15 課題: DevOpsの速度を損なうことなく、安全なソフトウェア供給チェーンを実現 脆弱性や、マルウェアが含まれているイメージ 権限の悪用 Hard-Coded Secrets Malware Known CVEs OSS Licenses Unapproved Base Images Build Ship Run 開発→本番の整合性 (イメージの保全) DevSecOpsの自動化: パイプラインのセキュリティ (課題)
Copyright ⓒ2018 CREATIONLINE, INC. All Rights Reserved 37 No. 機能 説明 A User Access Control (ユーザアクセス制御) ユーザー権限をグループ単位で管理し、役割の分離/制限ができます。(開 発チームはイメージスキャンやデプロイのみ可能にするなど) B Aqua Enforcer ホスト上のコンテナとして実行され、Aquaサーバと連携して他のコンテナ動作 の監視やイメージの保証やイベント情報の送信などを行います。 C Aqua MicroEnforcer Azure Container InstancesやAWS Fargateなど、ホストが無い CaaS環境では、Enforcerに代わってMicro Enforcerが利用できます。 D REST API 提供されるREST APIを利用して、Aquaサーバに対して、コマンドラインや 別のアプリケーションから処理を実行することができます。 E Registry Integration (レジストリ統合) 全ての公開レジストリと統合し、継続的にスキャンを行います。新たに発見さ れた脆弱性がリスクとならないよう、既に承認されているイメージもスキャンし ます。 F Aqua Cyber Intelligence NVDやベンダー・アドバイザリーなど複数のソースが集約されており、イメー ジスキャンなどのAquaの機能に対して、常に最新の情報を提供します。 G LDAP/AD Active DirectoryやLDAPと統合が可能で、簡潔な権限設定や、シング ルサインオン用のSAMLをサポートします。 H Secrets Vaults (シークレット保管) シークレット管理で管理されるシークレットは、Azure Vault、AWS KMS などのシークレット管理サービスとの統合が可能です。 I Collaboration (コラボレーション) SlackやJiraなどのツールと統合が可能で、開発/セキュリティチーム間のコ ラボレーション(脆弱性データの受け渡しやアラート発行など)が容易にできま す。 J SIEM 数多くのコネクターを提供されているため、SplunkやArcSightなどの SIEMまたは解析ツールに監査イベントを送信することができます。 【参考】Aqua Security その他の機能