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チャリチャリのIoTプロダクトを支えるGoogle Cloudのインフラ構成 / Public...

チャリチャリのIoTプロダクトを支えるGoogle Cloudのインフラ構成 / Public Cloud LT #1

2023/10/06 【福岡現地開催】パブリッククラウドLT会 #01 発表資料
https://dentalight.connpass.com/event/296307/

Shinya Hiruta

October 06, 2023
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Transcript

  1. Google Cloudの採用 14 背景 • 2017年末、メルカリ(ソウゾウ)社内でGCP ※ の利用実績があった ◦ メルペイの新規立ち上げ等で、

    全社的にGCP+Goの知見を高めていくフェーズだった 主な構成 • お客さまアプリ側バックエンド ◦ AppEngine、Datastore(※ Firestore Datastore mode) • 運営側バックエンド ◦ Cloud Run、Firestore (※ Native mode) ※Google Cloud Platform(GCP) は Google Cloud という名称に変更された
  2. IoTシステムとの連携 • SORACOM Platform ◦ LTE通信 ▪ SORACOM Air for

    セルラー (Global) ◦ プロトコル変換、暗号化 ▪ SORACOM Beam 16
  3. IoTシステムとの連携 • ClearBlade IoT Core ◦ Google IoT Core が

    2023/8/16 にサービス終了し、乗り換え ◦ 機能 ▪ IoTデバイスの管理 ▪ MQTTブローカー 17
  4. アプリケーションの構築に注力できた 21 • インフラ専任担当が不在の状態でも、 アプリケーションの構築・実装に注力できた ◦ バックエンドエンジニア(正社員)は過去最大でも2名体制 • 月間利用数は230倍以上に増えたが、インフラは ほぼメンテナンスフリーでスケール

    ※ した ◦ 月間ライド数 約3,000回(2018/3) → 約740,000回(2023/9) ※当初のインフラ構成を変更することなく、設定パラメータ等の調整のみを実施し、適切にスケールアウトできている状態
  5. 課題 • サービス拡大に応じてインフラ費用もスケール中 ◦ 一般的に、パブリッククラウドは従量課金のコンポーネントが多い ◦ 初期はコストメリットが大きいが、 一定以上のトラフィックに増えてきた場合は工夫の余地がある • インターネット上だけではない、

    実世界ならではの制約に悩まされることも多い ◦ LTEへの同時接続が難しい問題 ▪ 通信事業者の基地局キャパシティがボトルネック ◦ 新デバイス開発・製造の難しさ ▪ 体制、コスト、発注ロット数、など ◦ ハードウェアの物理的な故障、修理等のオペレーション問題 22