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チャリチャリのサービスを支えるプロダクトの仕組みと開発組織の全体像について / neuet ×...
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Shinya Hiruta
July 12, 2023
Technology
0
660
チャリチャリのサービスを支えるプロダクトの仕組みと開発組織の全体像について / neuet × LINE Fukuoka Engineer Meetup
2023/07/12 neuet × LINE Fukuoka Engineer Meetup 発表資料
https://charichari.connpass.com/event/287604/
Shinya Hiruta
July 12, 2023
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Transcript
チャリチャリのサービスを支える プロダクトの仕組みと 開発組織の全体像について neuet × LINE Fukuoka Engineer Meetup 2023/07/12
Shinya Hiruta (hirutas)
自己紹介 蛭田 慎也(hirutas) neuet株式会社 VP of Engineering チャリチャリの開発チームを統括 • 略歴
◦ DeNA(2013) → ソウゾウ(2017) ー転籍→ neuet(2020) 2 @hiru_ecn
質問 3
質問 1. 見たことある 2. 普段の担当業務 4
1. チャリチャリのサービス概要 2. 運営会社について 3. プロダクト開発について 4. 今後の展開 → プロダクト、組織の全体像が分かる総集編
今日話すこと 5
チャリチャリのサービス概要
国内最速で成長している シェアサイクル 福岡・名古屋・東京・熊本 でサービスを展開 チャリチャリ (Charichari) 7
スマートフォンアプリで完結し、ポート間を自由に移動が可能 1分単位の料金設定で身近な移動に特化 • ベーシック 1分6円、電動アシスト 1分15円 サービスの特徴 8
サービスの沿革 9
日常のご利用を中心に、急速に拡大中 対前年比で 65% 以上の成長 ※1 累計ライド数 1,600 万回 ※2 ライド数の推移
10 ※1) 2021年と2022年の比較。全エリア合計 ※2) 2023年7月時点
月次で初の営業黒字を達成 2023年5月度、事業開始史上初の営業黒字 ※ 経常利益ベースでも黒字着地 ここからがスタートライン。継続成長へ
運営会社について
会社概要 会社名 neuet株式会社 (ニュート) 設立日 2019年7月26日 (株式会社メルカリ100%子会社の株式会社ソウ ゾウからの新設分割による) 資本金 75,200,000円
(2023年5月時点) 役員 代表取締役 家本賢太郎 取締役 松本龍祐 (元 株式会社メルペイ取締役CPO) 取締役 長谷川大輔 (株式会社クララオンライン取締役CFO) 事業内容 シェアサイクルサービス 「チャリチャリ」の提供 代表取締役 家本賢太郎 1981(昭和56)年12月2日生まれ 1997年5月 クララオンラインを創業 2001年9月 慶應義塾大学環境情報学部 入学 2007年3月 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了 2019年8月 当社代表取締役社長就任 クララオンライン グループ 13
以下すべてを自社グループ内で行い、 より持続可能性の高い交通インフラを実現 チャリチャリの強み ◀ シェアサイクル専用車体の設計・製造 ◀ 鍵(スマートロック)の設計・製造 ◀ ソフトウェアの設計・開発 ◀
ハードウェアの整備・管理 ◀ 運営オペレーション 14
プロダクト開発について
プロダクト開発について プロダクトの構成要素 開発体制、ツール 開発メンバーに求めるもの 16
お客さま向けシステムの構成要素 サーバ お客さまアプリ スマートロック 17
iOS / Android共にネイティブアプリで実装 • iOS ◦ Swift / RxSwift, Combine,
SwiftPM • Android ◦ Kotlin / RxJava 2, Coroutine 特徴 • 位置情報、カメラ、Bluetooth(BLE)など デバイス固有の機能を多く使用している お客さまアプリ 18
スマートロックの主な構成要素 • カンヌキ • モータモジュール ◦ モータ ◦ ロックピン •
制御基板 ◦ BLE (Bluetooth) ◦ LTE ◦ GNSS (GPS等) バッテリー 制御 基板 モータ モジュール カンヌキ 19
アプリ、スマートロック、サーバ間の通信 BLE (Bluetooth Low Energy) LTE LTE 位置情報 位置情報 20
バックエンドの概要 21
運営体制 22 自転車の回収、再配置 メンテナンス
街なかの巡回 23 運営クルーが巡回 365日、7:30〜翌2:00 (最大)
運営用アプリケーション Fleet Manager Portal (Web) 24 運営アプリ (Android + Webview)
運営用アプリケーションの概要 • Fleet Manager Portal ◦ TypeScript / React.js, Next.js,
NestJS, GraphQL • 運営アプリ ◦ TypeScript / React Native, Next.js, NestJS, GraphQL 特徴 • お客さまのアプリ内報告を受けて車体不良などを検知 し、運営側と連携しながらメンテナンスを実施 • 運営アプリではBLE通信でスマートロックを解錠 25
プロダクト開発について プロダクトの構成要素 開発体制、ツール 開発メンバーに求めるもの 26
組織体制 社長 公共政策室 Charichari System Development Operation Customer Support Mechanic
Business Development 27 ※社員数:2023年5月末時点、組織図:2023年7月時点 正社員:34名 全社員:52名(契約社員・業務委託を含む)
開発体制 (System Development) 正社員 業務委託 エンジニア 👤 (Backend/VPoE) 👤 (Frontend/育休中)
👤👤👤 (Backend) 👤👤 (iOS) 👤 (Android) 👤 (Frontend) デザイナー 👤 Planner 👤 👤 Hardware(PjM) 👤 QA 👤 ※2023年7月時点 28
開発サイクル スクラム開発 • 1週間Sprint 特徴 • 副業、フリーランスのメンバーも垣根なく、 Devチームの一員として開発サイクルに携わっている 参考:Wantedly記事「【続・エンジニアインタビュー】neuetのエンジニアが発揮する「バリュー」 とは?
少人数でも活躍できるわけを聞いた」 29
主な開発ツール • 環境 ◦ 全社員Mac支給 • コミュニケーション ◦ Slack •
ドキュメント ◦ Notion ◦ Google Workspace • 開発 ◦ GitHub ◦ ClickUp(タスク管理ツール) 30
プロダクト開発について プロダクトの構成要素 開発体制、ツール 開発メンバーに求めるもの 31
一言でいうと 一次情報を自らキャッチアップして、 様々なステークホルダーと協調し、 自律的に仕事を進めることができる。 32
Think Reality 一次情報を自らキャッチアップ • インターネット上だけではなく、位置情報、物理デバ イスなどリアルな世界での課題を解決する必要がある • 誰かからの伝聞のみに頼るのではなく、 自分の 目・耳・足
で情報を取りに行く姿勢が大切 33
Scale Up 様々なステークホルダーと協調 • ビジネスや現場運営の事情を理解し、フロントに立つ メンバーと敬意を持って接することが重要 • 特定の技術領域だけにこだわるのではなく、 設計・開発・テスト・デプロイ・運用・サポート の
すべての責務に対してカバーしていく姿勢が必要 34
Karakuri 自律的に仕事を進める • 誰かに指示を仰ぐのではなく、主体的に課題を発見 し、判断を任される領域を広げていく姿勢が重要 • 課題を技術と仕組みで解決し、少人数の運営体制でも 効率的に業務が回ることを目指す 35
今後の展開
ハードウェア・ソフトウェア・リアルの3つを継続的に強化 サービス充実 新たな都市への展開拡大 お客さま体験のさらなる向上 アプリやシステムの改善を継続的に進め、日常の 移動の利便性を向上することに努めていきます。 車体の安全性や乗り心地も重視しています。 ご利用実態に応じてエリア拡大・台数増車・ポー ト数の拡大を進めてまいります。また、継続的に 運営体制を充実していきます。
マザーシティである福岡を中心に、高頻度での ご利用が想定される都市に横展開していきます。 特に、経済圏が近接する地域を想定しています。 新たに投入した電動アシスト自転車を含め、移動がより楽しくなる・便 利になるための車体開発も引き続き行っていきます。 福岡に続き、名古屋・東京・熊本で展開しています。福岡での展開実績 をもとに、持続可能な事業モデルの確立に向けて取り組みます。 自転車の移動データを分析してエリアを拡大し、利便性をさらに高めます。 福岡市ではエリアを継続的に拡張し、東区・アイランドシティへの展開を 2021年8月に開始しています。 利便性の高い場所でのポート設置・車体数の拡大 都市型シェアサイクルとしての事業基盤強化 アプリ体験・システム・自転車の継続的な改善 3 2 1 37
目標 福岡で一番優秀なエンジニアたちが集まる チームを作る!
まとめ
今日話したこと ハードウェアからソフトウェアまで、 自社グループ内で開発・運営している点 プロダクト開発の全体像と、 開発メンバーに求めるもの、今後の展開 40
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