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はじめてのアジァイル開発ならJIRAよりもBacklog.pdf

horiuchie
August 06, 2020

 はじめてのアジァイル開発ならJIRAよりもBacklog.pdf

horiuchie

August 06, 2020
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Transcript

  1. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 2 自己紹介
 •

    堀内 栄一
 • 株式会社カラダノート(2020/07/01 ~ )
 • エンジニアリングマネージャー
 
 • twitter
 ◦ https://twitter.com/horiuchie1 • wantedly
 ◦ https://www.wantedly.com/users/125262687 

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 3 今日お話しすること
 


    
 
 
 • 入社1ヶ月でビジネス側とエンジニア側を巻き込んで開発 プロセスをアジャイルに持っていったときの話
 
 • その過程の・・・
 ◦ 工夫 ◦ JiraじゃなくてBacklogを選んだ理由
  3. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 4 私が思うアジャイルを始めるときの課題
 •

    用語や横文字が多い(アジャイルの”型”の部分)
 ◦ スプリント、スクラム、イテレーション、... 
 • なぜそれをやるといいのか(現場の”課題”の部分)
 ◦ これまでとの違い 
 
 アジャイルの“型”と現場の”課題”の
 ギャップが大きいまま進めると
 
 「やらされてる感」につながる
 

  4. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 5 私が信じるアジャイルの定着方法
 出典 結果的にスクラムになってる!なのがいいと思う!

    https://speakerdeck.com/bufferings/jie-guo-de-nisukuramuninatuteru-nafalsega iitosi-u-number-rsgt2017 Mitsuyuki Shiiba ↓ 課題にフォーカスして1つずつ解決していった結果 スクラムになっている という話 ↓ これを目指した
  5. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 6 まずは現状を把握する
 とにかく1

    on 1 • 入社前 ◦ エンジニア 3人 × 2回 ◦ 経営企画 1人 × 1回 • 入社後2日以内 ◦ 事業責任者 1人 × 1回 ◦ 事業側メンバー 7人 × 1回
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 8 工夫① 横文字や用語を使わない


    用語 言い換え プロダクトバックログ やること蓄積リスト スプリントプランニングMTG 週次計画MTG レトロスペクティブ 振り返り スプリント タイムボックス (これは横文字...) ...etc
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 11 工夫② 「なぜ」を自分の言葉で説明する


    
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 出典 待ち行列 同じ込み具合でも待ち時間が半分以下になる不思議 より
 https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20060920/248523/
 アジャイルの書籍の
 言葉に頼りすぎない

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 12 工夫② 「なぜ」を自分の言葉で説明する


    
 
                  ← Apache
 
 
 
 
                  ← Nginx
 
 
 
 出典 待ち行列 同じ込み具合でも待ち時間が半分以下になる不思議 より
 https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20060920/248523/

  9. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 17 工夫④ JiraじゃなくてBacklogを使う


    マイルストーンをスプリントにすれば
 綺麗なバーンダウンチャートがとれる
 もちろんBacklogでも
 アジャイルできる

  10. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 18 工夫④ JiraじゃなくてBacklogを使う


    課題の登録ルールは妥協せずに詳細に書く
 口頭でも
 繰り返し説明する
 
 これはJBUGのイベ ントでよく聞いたプ ラクティス

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 20 結果① アジャイルの効果が出る
 •

    開発状況が見える化 • 振り返りが自発的に • 自分の担当領域以外も拾いはじめてくれた • デザイナーチームから「同じ取り組みをはじめたい」との 声がかかった

  12. ©2020 Karadanote Inc. All rights reserved 
 21 結果② ちょっとした後ろめたさが・・・
 「結果アジャイルになっている」を実現できた。


    
 が・・・
 
 逆に「実はアジャイルです」って
 言いづらくなった
 
 ので、
 
 タイミングを見てアジャイルの話をしました。