Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

DevOpsって何だろう? / What is DevOps? by JFrog

ihcomega56
March 23, 2020

DevOpsって何だろう? / What is DevOps? by JFrog

ブログエントリはこちら!:
https://blog.jfrog.co.jp/entry/what-is-devops-for-jfrog

ihcomega56

March 23, 2020
Tweet

More Decks by ihcomega56

Other Decks in Technology

Transcript

  1. DevOps導入前: デメリット 4 開発 本当に必要なツールを 使うことができない 運用 本番運用やセキュリティの 考慮が足りない ソフトウェアの面倒を

    見なくてはならない 情シス (社内IT) § 組織間の意思疎通がないため、全体で見ると大きな課題がある
  2. DevSecOps § ソフトウェアを構成するバイナリ群に対し、CI/CDによるセキュリティチェックを常に行う § セキュリティ (Security) 面での協業も加味した「DevSecOps」ということばも存在する 9 開発 書いたコードがインフラに

    どんな影響を与えるか理解する トラブルシューティングや モニタリングのため 本番環境にアクセスする 運用 自動化・セルフサービス化された 信頼性の高いインフラおよび ツールを用意する
  3. 3つの柱: ベストプラクティス 14 ベストプラクティス 理由や補足説明 開発と運用を互いに巻き込もう (これまでのスライド参照) 何でもバージョン管理しよう コードだけでなく、設定ファイル、パラメーターの類など システムに関連するものはすべて管理する

    インフラの変更もアジャイルに行おう ソフトウェアだけでなくインフラも同じように管理し、 いつでもテストで品質を担保できる状態にする 何でも自動化しよう マニュアルオペレーションはミスの温床となる上スケールしない ため、デプロイやテストなどは自動化してCI/CDに組み込む 継続的インテグレーション・ デプロイ・デリバリーを実現しよう 開発環境から本番環境までソフトウェアの提供はCI/CDを 用いる。途中で落ちても、素早くリカバリできるようにする 統一されたツール・プラットフォームを 採用しよう 開発、ステージング、本番どの環境でもできるだけ同じツール、 設定、ハードウェアリソースを使う。それにより、開発時に 動いたものが他の環境でも正常に動作することを保証する。
  4. 3つの柱: ツール § DevOpsを支えるツールには次のようなものがある § ソースコード管理ツール § CI/CDパイプライン § テストツール

    § 設定の管理やデプロイを支えるツール § バイナリ管理ツール § モニタリングツール § セキュリティ対策ツール § コラボレーション ツール(チャットやバグトラッキングなど) 15 ツールの詳細について ここでは割愛しますが、 今後JFrog Japan Blogでは ⾊々紹介していきます!
  5. DevOpsの利点 16 加える変更が小さく 独立している 加えた変更による ミスやバグが減る 素早く頻繁に リリースできる プロダクトの品質が 上がる

    プロセスが 自動化されている リリースコストが 減少する 差し込みや予定外の 作業が減る 新しいことに時間を 割ける 市場に素早く 価値が届けられる 顧客が満足する 収益が上がる セルフサービス化 されている 堅牢なインフラを 持てる 設定がバージョン 管理されている 働き甲斐があり 従業員が満足する 無駄が減る フィードバックが 素早くできる 問題発生時に素早く リカバリできる § DevOpsがもたらす利点は様々である 線の種類が異なるのは 交差しても分かりやすく するためです
  6. DevOpsのKPI § DevOpsの成果や成熟度は、次のような指標ではかることができる § ただし、3つの柱すべてを満たしていない状態でこれらの数字だけに着目しても意味がない 17 リードタイム コーディングから 本番環境への リリースまで

    どのくらい かかるか リカバリタイム 本番環境で問題が おきたとき サービスの復旧に どのくらい かかるか デプロイの頻度 本番環境に 何回リリース したか 変更の失敗率 リリースを行い 加えた変更を 反映しようと した際に 何回失敗したか