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20240624 - なんでもCopilot 登壇資料

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20240624 - なんでもCopilot 登壇資料

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IQBocchi

June 24, 2026

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Transcript

  1. AIブームの歴史 1960’s 1970’s 1980’s 1990’s 2000’s 2010’s 2020’s 第一次 AIブーム

    (推論・探索の時代) 第四次 AIブーム (生成AI) 第二次 AIブーム (知識の時代) 第三次 AIブーム (ディープラーニング) 冬の時代 冬の時代 参考: https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/nd131100.html ▲今ここ
  2. AIブームの歴史 1960’s 1970’s 1980’s 1990’s 2000’s 2010’s 2020’s 第一次 AIブーム

    (推論・探索の時代) 第四次 AIブーム (生成AI) 第二次 AIブーム (知識の時代) 第三次 AIブーム (ディープラーニング) 冬の時代 冬の時代 「エキスパートシステム」への期待 人間の知識をコンピューターに すべて教えれば、 AIが実現するのでは?! 「エキスパートシステム」への失望 「人間の知識をコンピューターに すべて教える」なんて無理じゃん 「ルールからデータへ」の転換 「知識を全部教える」のは無理でも、 データを与えてパターンを学習させる ことはできるのでは?! ◎ インターネットで大量のデータが 生まれ、入手可能に ◎ コンピューターの性能向上 参考: https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/nd131100.html ▲今ここ
  3. 人間にできて AIにできないこと データを学んだ AIの場合 今までこうだった (過去のパターン) 今後もこうしよう (過去のパターンの継承) だから だけど

    今後は変えていこう (過去のパターンからの 意図的な脱却) ▲AIは、過去のパターンを 意図して変えることが できない
  4. 顔認識の精度は、なぜ人種で違うのか? 白人 30人 有色人種 70人 世界がもし100人の村だったら ▲の世界に対して、顔認識の学習・検証用データセットを作るとしたら? 白人 30% 有色人種

    70% 白人50% 有色人種 50% ※ 多種多様な「有色人種」をひとくくりにしていいのかという問題は残る 実際の学習・検証用データセットの内訳 白人 83.5% 有色人種 16.5%
  5. なぜ、こうなったのか? 白人 83.5% 有色人種 16.5% 女性 22.5% 男性 77.5% このエリア(白人男性)の精度さえよければ・・・

    性能を検証するための “標準” となるテストデータに、白人男性が多く含まれていた。 そのため・・・ このエリア(有色人種女性)の 精度が低くても・・・ ▲全体をおしなべると、精度が高く見えてしまう
  6. そもそもなぜ、”標準” のテストデータに このような偏りが生じたのか? 白人 83.5% 有色人種 16.5% 女性 22.5% 男性

    77.5% ・学習やテストに使うデータはインターネットから収集した(利便性) ・インターネットには、有名人の写真が多く集まる ・有名人は、白人男性の比率が高い 教訓:便利で手軽な方法が、中立的とは限らない
  7. なぜ、気づけなかったのか? 白人 83.5% 有色人種 16.5% 女性 22.5% 男性 77.5% 圧倒的に、白人男性が多かった

    教訓:技術や制度は、「作る人の視点」から逃れられない → 制度設計・技術設計に多様な人を巻き込む意義 注目:このシステムを作っていたのは誰か?
  8. オーロラの話の続き オーロラ出ない 99.999999…..% オ ー ロ ラ 出 る 普通に集めたデータで、オーロラを予測するシステムを作れるか?

    普通にテストデータを集めると オーロラが出るケースが稀すぎて学習がうまくいかない なので、こうする オーロラ出る オーロラ出る 稀な方のデータを「水増し」して、だいたい半々くらいの学習・検証データを作る
  9. 倫理学とは? 哲学(広義) 倫理学 哲学 (狭義) 美学 真 善 美 “善い”

    生き方・ “善い” 社会のありかたを 徹底的に考える学問 “徹底的に考える” ことを学ぶ学問
  10. 「いい・悪い」の中身は変遷してきた 時代 あたりまえだった「いい・悪い」の基準 中世ヨーロッパ 天動説が正しい! 地動説信者は悪い奴だから、つかまえて殺すのが正義! 19世紀までのアメリカ 古代ギリシャ 奴隷が自由に生きるなんてダメだ! 奴隷は人間ではないのだから、奴隷らしく主人に仕えるべし!

    戦時中の日本 天皇は神! お国のために潔く死ぬべし! それができないのは非国民! 昭和の日本 社会人たる者、24時間働くべし! 女性は家庭を守るべし! 今考えるとけっこうヤバいことが「よい」とされていた時代があった → 10年後、30年後の未来から今を見たときに、 今の私たちが普通に信じていることがヤバくない保証はあるか?
  11. 倫理学がめざすもの よい生き方 よい社会のありかた HOW よい生き方、よい社会を どう実現する? → 技術 What Why

    「よい生き方」「よい社会」って何? なぜ、それがいいの? → 倫理学 「なぜ」「何」を問う力が めっちゃ重要!!!
  12. 人間にできて AIにできないこと データを学んだ AIの場合 今までこうだった (過去のパターン) 今後もこうしよう (過去のパターンの継承) だから だけど

    今後は変えていこう (過去のパターンからの 意図的な脱却) ▲AIは、過去のパターンを 意図して変えることが できない
  13. 過去のパターンの固定化とは 時代 あたりまえだった「いい・悪い」の基準 中世ヨーロッパ 天動説が正しい! 地動説信者は悪い奴だから、つかまえて殺すのが正義! 19世紀までのアメリカ 古代ギリシャ 奴隷が自由に生きるなんてダメだ! 奴隷は人間ではないのだから、奴隷らしく主人に仕えるべし!

    戦時中の日本 天皇は神! お国のために潔く死ぬべし! それができないのは非国民! 昭和の日本 社会人たる者、24時間働くべし! 女性は家庭を守るべし! 今の日本・世界 ??? 今考えるとけっこうヤバいことが「よい」とされていた時代があった ▲これを「強化・効率化・自動化」していれば大丈夫な保証はどこに? → 様々な角度で評価・検討することが大切! このパターンを 強化・効率化・自動化 すること
  14. 過去のパターンの固定化 – 最近の話 過去のパターン 過去のパターンを継承 過去のパターンから脱却 白人が優遇されてきた これからも白人を優遇する 人種に関係なく平等な制度を築 く

    男性の給料が高かった これからも男性の給料を高くす る 性別に関係なく給料の査定をす る 東京出身の人が多く採用され ていた これからも東京出身の人を多く 採用する 出身地に関係なく採用を行う 選抜チームには4月生まれが 多い これからも4月生まれを選抜す る 月齢に関係なく選抜を行う ◦◦大学出身者だけが昇進し てきた これからも◦◦大学出身者だけ を昇進させる 出身大学に関係なく昇進させる ▲ こうした「過去のパターン」を、これからも続けていきたいのか?