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第155回 雲勉 サーバレスアーキテクチャを 用いたコスト重視 AI サービス

第155回 雲勉 サーバレスアーキテクチャを 用いたコスト重視 AI サービス

下記、勉強会での資料です。
https://www.youtube.com/watch?v=m9xbpaJU6Dg

iret.kumoben

February 27, 2025
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Transcript

  1. 講師自己紹介 2 ▪ 名前 玉衛 淳輝
 • (所属)アイレット株式会社 アジャイル事業部 • (経歴、アイレット歴)


    ◦ Webアプリケーション開発、
 ◦ スクラムマスター、機械学習エンジニア • ご質問は YouTubeのコメント欄で受け付けております。
 後日回答させていただきます!
 

  2. アジェンダ 3 1. 概要
 2. お悩み
 3. AIを含んだサーバーレスアーキテクチャ 🏗
 4.

    低コストで画像分析のサービス構築 💰
 5. コストとパフォーマンスの綱引き 🍣
 6. デプロイサイクル 🚀
 7. ユーザーFBに対するサイクル 🔍

  3. 18 低コストで画像分析のサービス構築 • コスト削減箇所:振り返り ◦ 画像データなど⼤きなデータはS3に ◦ ⼀部の検索⽤データなど、サイズの⼩さなデータは DynamoDBへ ▪

    DynamoDBを採⽤し、DBのメンテナンスコストを低減 ◦ ユーザー体験を損なわない部分ではLambdaを採⽤ ◦ SPA(single page application)をS3配置し、 フロントのサーバーとメンテナンスを最低限に
  4. 22 コストとパフォーマンスの綱引きを忘れない🍣 綱引き⼀覧 • コストだけ⾒てしまうとユーザー体験を損なうので綱引きが⼤事 • Lambdaは最低限の使⽤とし慎重に採⽤ ◦ フロントでできる処理はフロントに ▪

    その分フロントのコードは設計思想をもつ • AI のendpointは2種類のどちらかを検討しよう。 ◦ サーバーレスエンドポイント ◦ プロビジョンドエンドポイント それぞれ⼀⻑⼀短
  5. コストとパフォーマンスの綱引きを忘れない🍣 • Lambdaは不必要に使わないように採⽤ ◦ フロントでできる処理はフロントに ▪ その分フロントのコードは何らかの設計思想を持つ • ”無秩序”にしない 良いところ

    ・サーバーレスだから、運用、メンテナンスがほぼ不要 ・サービス単位でプログラムを整理できる高いメンテナンス性 ・必要十分な時にリソースを起動できる高い経済性とコスパ 悪いところ ・サーバーレスだからこそ、都度立ち上げの時間(数秒)がかかる (常時起動の案もなしではないが、サーバーレスの意味が薄れる) 23
  6. 24 コストとパフォーマンスの綱引きを忘れない🍣 /src | +-- app # ページ(現 `features/misc/routes`に相当) |

    | | +-- routes # ページに関連するコンポーネント | | | | | | +-- router.tsx # ルーティングの設定 | +-- config # 設定ファイル | +-- features # 機能ごとの構成物 | | | +-- sample | | | | | +-- assets # 機能1用のアセット | | | | | +-- components # 機能1用コンポーネント | | | | | +-- hooks # 機能1用フック | | | | | +-- types # 機能1用型定義 | | | | | +-- utils # 機能1用ユーティリティ | +-- assets # 共通のアセット | +-- components # 共通コンポーネント | +-- hooks # 共通フック | +-- stores # 共通の状態管理 | +-- types # 共通の型定義 | +-- utils # 共通ユーティリティ | +-- api # 共通のAPI • Lambdaをあまりつかわなくても崩壊しないためのフロントエン ドディレクトリ構造⼀例 (react)
  7. 27 コストとパフォーマンスの綱引きを忘れない🍣 綱引き:振り返り • コストだけ⾒てしまうとユーザー体験を損なうので綱引きが⼤事 • Lambdaは最低限の使⽤とし慎重に採⽤ ◦ フロントでできる処理はフロントに ▪

    その分フロントのコードは設計思想をもつ • AI のendpointは2種類のどちらかを検討しよう。 ◦ サーバーレスエンドポイント ◦ プロビジョンドエンドポイント それぞれ⼀⻑⼀短
  8. 29 デプロイサイクル🚀 • AWS CloudFormation • AWS SAM • 複数環境(dev、stg、prd)

    • React(SPA) を使⽤。 週次、⽇次のデプロイ(環境への反映や機能追加)を可能に。
  9. 30 デプロイサイクル🚀 デプロイ作業が最低のコストで実行できるので デプロイの対応工数も最低限 💰 実質的にデプロイが多ければ多い プロジェクトほどお得 • AWS CloudFormation

    • AWS SAM • 複数環境(dev、stg、prd) • React(SPA) を使⽤。 週次、⽇次のデプロイ(環境への反映や機能追加)を可能に。
  10. アイレットは画像解析や生成 AIなど様々なAI分野にも挑戦しております。 Google社と連携し生成AIのソリューションのパートナーの認定も受けております。 日進月歩の業界にて , “技術と探究心で 今日の「できない」を 明日の「できる」に ” に変えています。

    アイレットについて 
 アイレットAI画像解析構築サービス https://cloudpack.jp/lp/ai-image-analysis/ 45 アイレット、AWS コンピテンシープログラムにおいて国内 2社目となる 「AWS 生成 AI コンピテンシー」の認定を取得 https://www.iret.co.jp/news/20250131.html